戦後フランス思想 の商品レビュー

伊藤直(著者)

2024/07/20

戦後フランス思想といってもその副題にある通り、バタイユまで。つまり構造主義に入らない（ちょっとだけ入る）。その副題をよく見ずに買ってしまったが、結果的にはよかった。
ヌーヴォー・ロマンとかまったく知らなかったので、勉強になった。読みやすくてわかりやすかったです。

2024/06/22

戦後フランスの風を感じられたように思うし、知の探求の面白さを知ることができた。特に60年台のフランスに興味があるため、その時代を生きていた彼らの著作を読んで理解を深めたい。
サルトルの民主主義とは生きることでもあると言うフレーズが興味深かったので、彼の小説も読みたいと思った。

2024/06/17

タイトルには思想とあるが、戦後フランスとあるので戦争よ陰りのようなものと勘違いした。
サルトル、カミュ、バタイユといった哲学者思想である。
100分で名著でも登場しその思想は心に留まっておりましたが、改めてフランスということにも視点を置き拝読。
サルトルの嘔吐、ボーヴォワールの第二の性、これらは今の気持ちが乾かぬ前に読みたいと思いました。

2024/06/05

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01427798

2024/05/22

ナチ・ドイツからの解放
時代を席巻する実在主義ーサルトル：知の巨人　存在の不条理性　自由　アンガジュマン
不条理と反抗ーカミュ：北アフリカからの新星　死や世界に抗して　世界との和合と対決　個人的反抗→集団的反抗
女性とは何かーポーヴォワール：実存主義の恋人　自由と軋轢　自由と他者、自由の両立　女性解放論の記念碑
世界と歴史へのまなざしーメルロ＝ポンティ：現象学の承継と展開　身体の哲学　歴史の展望　果てしなき探求
知られざる領域ーバタイユ：非・人という謎　非生産的消費と至高性　豊穣な文学世界
せめぎ合う思想と思想
歴史の狂騒との対峙：歴史と人間　世界への参加　構造主義の登場
自由で新たな解釈へ