3つの世界 の商品レビュー
考え方としてはよくわかりかなと思いました。 ただ、結局は3つの世界とも極めれる高スペックな人が強いという結果でもあるかなと思うところがあります。 それが無理ならばバランスを取るか、一つを突き抜けるかということになるのでしょう。
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アフターコロナ、従前とは価値観の違う環境で未来をどう生きるか、冒頭で問いを投げかけられる。そして「キャピタリズム」「ヴァーチャリズム」「シェアリズム」の3つの概念を丁寧に解説。序盤で少しだけ「これからは共産主義VS資本主義ではなく、身体主義VS意識主義の時代だ。詳細は終盤で解説する」と述べられており、「なんじゃそりゃ???どう考えても自分は身体主義一択だろう。アフターコロナにおいて、やっぱりリアルの世界が一番でしょう!」と一瞬の違和感を感じさせられる。 そして、現代社会の大多数を占めるであろう都市部で日々忙しく働く労働者にとって最も身近な「キャピタリズム」から解説が始まる。各章にて3つの概念の解説がなされ、読み終わる頃には「こんな生き方をしている人もいるのか・・・」と、平凡かつ社畜サラリーマンである自分にとっては刺激を得ていた。単なる転職レベルではなく、脱サラしたり起業したりする人ってどんなことを考えているのかなぁ、という感じで、ちょっぴり視野が広くなった気になる。 そこで本書は終わらず、意識の次元に関する話が終盤に待ち構えていて、なんだか脳みそをグニャっと掻き混ぜられ、異世界に連れていかれた気分になった。この段階になって、序盤に小出しにされていた「意識主義」と向き合うことになる。意識の深さと視野の広さによって人生の価値が決まるような書きっぷり。ただし、我々の人生が、同調圧力というか、ヒトが生み出した「虚構」の中で動き回っていることにすぎないことを感じ取った。学校や会社のルールも、社会規範も、都市や国家も「虚構」ということだ。個性・天才・創造といった言葉について、壁打ちのような思考訓練にいざなってくれる一冊であった。
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p19,99の図がいい。東京は独立した都市国家、インフラを支える労働者は住める。古典を読め、はちょっとびっくり。信頼と信用の重要さは肌感覚としてわかる気がする。子どもと一緒に今はやっていることを真剣にやってみる。降伏にとって重要なことは差を縮める。前払いオークション形式で時間を売る。貢献>搾取。集約される産業でコミットできるところ。医療改革。健康とつながりの回復。海があるのは有利。時間のブロックチェーン記帳によるシェアリズム。地価を担保にした地域通貨。7次元はついてかれなかった。人間存在以前からあった自然に触れて過ごすのを増やす。
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この著者の著作はいつも楽しく読んでいる。 この本もこれからの世界を俯瞰する意欲作で、興味深く読んだ。 資本主義と民主主義の行き詰まり、ヴァーチャリズムとシェアリズムの進展など、日頃ぼんやり感じていたことをスパッと分析され言語化されている。
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自分がなんとなくそうだよなと思っていたことを言語化した本だった 数時化、均一化されることでそれを機械的に判断してそれでしか判断できなくなってしまっているのがすごく嫌だなと考えて。 知識や経験よりも好奇心と主体性 個性や創造性が大事っていう話が出てくるが個人的にはどっちも大事だと思...
自分がなんとなくそうだよなと思っていたことを言語化した本だった 数時化、均一化されることでそれを機械的に判断してそれでしか判断できなくなってしまっているのがすごく嫌だなと考えて。 知識や経験よりも好奇心と主体性 個性や創造性が大事っていう話が出てくるが個人的にはどっちも大事だと思う。 興味なかったことの知識をつけることで新しい興味や創造性が生まれることがあるから。 ただシェアリズムのところは一部あんまりピンと来なかった。
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最近読んだどの本より新しい視点をくれた気がする。七次元との対応からすると、創造性やヴァーチャリズムがほかにくらべ優位性、重要性を持つような印象を与えるが、そうではないと思う。何事もバランス。キャピタリズムから適切に離れていくべしとの見方をすればいいと捉えた。何度か読み返したい気が...
最近読んだどの本より新しい視点をくれた気がする。七次元との対応からすると、創造性やヴァーチャリズムがほかにくらべ優位性、重要性を持つような印象を与えるが、そうではないと思う。何事もバランス。キャピタリズムから適切に離れていくべしとの見方をすればいいと捉えた。何度か読み返したい気がする。
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世界は3つに分かれる、という主張は興味深いと思って読み始めたのだが、途中で断念した。 この方の著書は以前にも読んだことがあり、その本のときは特に気にならなかったのだが、この本は非常に上から目線な物言いに感じ、読んでいて全然引き込まれることがなく残念ながらイライラが募ってしまった...
世界は3つに分かれる、という主張は興味深いと思って読み始めたのだが、途中で断念した。 この方の著書は以前にも読んだことがあり、その本のときは特に気にならなかったのだが、この本は非常に上から目線な物言いに感じ、読んでいて全然引き込まれることがなく残念ながらイライラが募ってしまった。
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考え方として面白い部分もあったが、すでに知られている話だなと思う部分もあったり、逆にどのような根拠に基づいているのだろうと疑問に思う部分もあったりで、個人的にはいまいちだった。出典が欲しかった。
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