1,800円以上の注文で送料無料

アドロイド 11010231224214427 の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/06/22

ギラギラやザムザ、ヴィランの"てにをは"と、残念ながら連載中止となったアクタージュの"宇佐崎しろ"(画)によるAdoの物語。といっても、原初の歯車(オーパーツ)をオートロイドに使い、心が宿ったロイドたちがいる世界のお話。 アドというロイドは...

ギラギラやザムザ、ヴィランの"てにをは"と、残念ながら連載中止となったアクタージュの"宇佐崎しろ"(画)によるAdoの物語。といっても、原初の歯車(オーパーツ)をオートロイドに使い、心が宿ったロイドたちがいる世界のお話。 アドというロイドは記憶喪失で島の浜に流れ着いていた。アドは、ウルというロイドを修理できるロイドに拾われ、ロイドの島で暮らし始める。登場人物が全て本物のアドが歌った楽曲でかかれたアドの姿からイメージされるような性格や仕事や見た目(中扉に挿絵あり、本文中にはなし)をしていて、記憶喪失のアドと優しく関わる。 私は一体何者なのか、というアド視線で話は進んでいくが、この本の世界の方も語られながら輪郭が浮かび、そこも楽しめた。最後に高校生くらいの頃の現実アドが登場し、現世とリンクする。 表紙はかなり子どもにうけると思うが、字は小さく、ルビは中学生レベル。読めない子には結構厳しいかも。でも、しっかりした内容・語彙なので、活字から離れていく時期、この本に惹かれる読めるのに読まなくなった小中学生に特に読んでみて欲しい。

Posted byブクログ

2024/06/15

特殊な世界観の中でも説明的になりすぎず、それぞれのキャラを絡み合わせて情報を小出しにしながらどのような結末になるか気になる展開となっていて面白かった。

Posted byブクログ