桜の木が見守るキャフェ の商品レビュー
確かブクログスタッフおすすめの記事を見て本棚登録したと記憶しています。 庭に桜の大木があるカフェを祖母、母、と受け継いだ娘を桜の木目線で見守る物語です。 はっきりとしたストーリーはなく季節の移ろいや、和菓子や花木にまつわるカフェの日常を、訪れる人々とのふれあいを交えながら優...
確かブクログスタッフおすすめの記事を見て本棚登録したと記憶しています。 庭に桜の大木があるカフェを祖母、母、と受け継いだ娘を桜の木目線で見守る物語です。 はっきりとしたストーリーはなく季節の移ろいや、和菓子や花木にまつわるカフェの日常を、訪れる人々とのふれあいを交えながら優しく描いています。 読む側の心も穏やかになりますが、もの足りないと感じる読者と分れる作品かもしれませんね。
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☆4 祖母(八重)、母(櫻子)、娘(緋桜)の3代続く洋館を舞台にした物語。 今は娘の緋桜が支配人として受け継ぎ、「キャフェ チェリー・ブラッサム」という店名で季節の和菓子とお茶を提供している。 その洋館の庭には、桜の大木(ヤマザクラ)があり、桜の木の目線で物語が進んでいくのも面...
☆4 祖母(八重)、母(櫻子)、娘(緋桜)の3代続く洋館を舞台にした物語。 今は娘の緋桜が支配人として受け継ぎ、「キャフェ チェリー・ブラッサム」という店名で季節の和菓子とお茶を提供している。 その洋館の庭には、桜の大木(ヤマザクラ)があり、桜の木の目線で物語が進んでいくのも面白かったです❁⃘*.゚ 特に事件が起きたりする事もなく、ゆったりとした時間が流れていくようなお話ですが、読んでいてとても心地良かったです。 疲れている時にオススメしたい1冊です!
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こんなふうにゆったりと、自分だけの大好きな空間を持てたら良いなあ、と思った。そこに大切な人だけを招き入れられたら最高! 桜が春の短い期間に盛大に花を咲かせるためには、ずっと夏も秋も冬もずっと準備して努力してるんだね。
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標野さんお得意の擬人化がついに植物に。桜と家族を取り巻く物語にほっこり、というより桜の気持ちにどうも憑依できず、やや消化不良。
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標野凪『桜の木が見守るキャフェ』 2024年 文春文庫(文藝春秋) おもしろかった『喫茶ドードー』シリーズ著者の新刊。 本作はドードーではなく、庭の山桜の木が私となり物語を見守っています。 一年を通しての登場人物たちの葛藤や成長という再生の物語。 幸せとは何かを穏やかに考える...
標野凪『桜の木が見守るキャフェ』 2024年 文春文庫(文藝春秋) おもしろかった『喫茶ドードー』シリーズ著者の新刊。 本作はドードーではなく、庭の山桜の木が私となり物語を見守っています。 一年を通しての登場人物たちの葛藤や成長という再生の物語。 幸せとは何かを穏やかに考える作品でした。 本当に自分の好きなことだけをして生きていける人はほとんどいないと思います。だからこそどう事柄に向き合うのか、どういう心持ちで向き合わないといけないのかを問いかけられているようでした。 そして登場する素敵な和菓子や草花も魅力的で、文字通り物語に色と味を添えてくれて、より一層深みをもたらしてくれました。 そして、僕もこれからは山桜を見る目も変わるだろうなとほっこりしました。 #標野凪 #桜の木が見守るキャフェ #文春文庫 #文藝春秋 #読了
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寒川神社の大祓の神事に行く時にお供してもらいました。 山桜を語り部にした四季折り折りのカフェを訪れる人々の物語。 癒されました。そして、おいしいお茶と和菓子が恋しくなった私です(笑)
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自分がすっかり興味がなく過ぎ去っていく、季節の移ろいや花々のこと、その時期の旬を改めて感じた。こんな美しい四季の中に生きていること気づかなかったなぁ、と。きれいな、ゆったりとした時間を感じる本。その中に出てくる登場人物のそれぞれの想いや考え、悩みながら自分なりの答えと支え合いなが...
自分がすっかり興味がなく過ぎ去っていく、季節の移ろいや花々のこと、その時期の旬を改めて感じた。こんな美しい四季の中に生きていること気づかなかったなぁ、と。きれいな、ゆったりとした時間を感じる本。その中に出てくる登場人物のそれぞれの想いや考え、悩みながら自分なりの答えと支え合いながら進む姿が、読み終わったにすっきりと残り、日々の自然の変化や自分自身の成長を、愛でたり感謝したりしたくなる。
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庭のヤマザクラが主体になって進められていく 四季の移り変わりとヤマザクラに見守られた キャフェの話。。そのキャフェに係わる 人たちの交流が淡々と描かれているんですが、 色々と悩みなんかもあるだろうけど、 何だかんだとこんなにゆったりとした 時間を過ごせる人たちが羨ましく思える お話でした。ただ当たり前だけど自分で お店を持つってのは大変な事なんだなと 改めて思ったのと、こういった世間の柵から 一時でも忘れさせてくれる空間っていいなと 思いました。優しくてゆったりとした お話だったのでちょっとだけ自分にも ゆったりとした時間が流れたかな・・・ あぁ~私もこういう感じのお店で 時間を忘れてゆっくりまったりしたいです。
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ヤマザクラの " わたくし " 視点で描かれるキャフェに訪れる人々との交流や四季の移ろい。 桜は花が咲いてる時期に目が向きがちだけれど、その時期以外にも成長したり、変化があったり。 それって人間も同じなんじゃないかなって。 たまに儚さに目を向けて、毎日をゆ...
ヤマザクラの " わたくし " 視点で描かれるキャフェに訪れる人々との交流や四季の移ろい。 桜は花が咲いてる時期に目が向きがちだけれど、その時期以外にも成長したり、変化があったり。 それって人間も同じなんじゃないかなって。 たまに儚さに目を向けて、毎日をゆっくり歩いていけばいい。 生きていくことのシンプルさ。けれどもそれがどんなにも豊かなことか。 優しくてあたたかい再生の物語で、いまの自分でも " きっと大丈夫 " って思わせてくれるような作品だった。
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同作者の本を数冊読んだことがあったので、書店で見て新刊が出ている!となり、衝動買い。買ってよかったです。ファンタジーすぎない設定がしっくりときました。仕事で試行錯誤をする人達の姿に、やりたいことをやっていいんだ、と背中を押されたようでした。あらゆることは繋がり、巡っていくので、日々を丁寧に生きていきたいと思わされました。今日生きているのは当たり前ではないのですね。しみじみ。
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