桜の木が見守るキャフェ の商品レビュー
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庭のヤマザクラが主体になって進められていく 四季の移り変わりとヤマザクラに見守られた キャフェの話。。そのキャフェに係わる 人たちの交流が淡々と描かれているんですが、 色々と悩みなんかもあるだろうけど、 何だかんだとこんなにゆったりとした 時間を過ごせる人たちが羨ましく思える お話でした。ただ当たり前だけど自分で お店を持つってのは大変な事なんだなと 改めて思ったのと、こういった世間の柵から 一時でも忘れさせてくれる空間っていいなと 思いました。優しくてゆったりとした お話だったのでちょっとだけ自分にも ゆったりとした時間が流れたかな・・・ あぁ~私もこういう感じのお店で 時間を忘れてゆっくりまったりしたいです。
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ヤマザクラの " わたくし " 視点で描かれるキャフェに訪れる人々との交流や四季の移ろい。 桜は花が咲いてる時期に目が向きがちだけれど、その時期以外にも成長したり、変化があったり。 それって人間も同じなんじゃないかなって。 たまに儚さに目を向けて、毎日をゆ...
ヤマザクラの " わたくし " 視点で描かれるキャフェに訪れる人々との交流や四季の移ろい。 桜は花が咲いてる時期に目が向きがちだけれど、その時期以外にも成長したり、変化があったり。 それって人間も同じなんじゃないかなって。 たまに儚さに目を向けて、毎日をゆっくり歩いていけばいい。 生きていくことのシンプルさ。けれどもそれがどんなにも豊かなことか。 優しくてあたたかい再生の物語で、いまの自分でも " きっと大丈夫 " って思わせてくれるような作品だった。
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同作者の本を数冊読んだことがあったので、書店で見て新刊が出ている!となり、衝動買い。買ってよかったです。ファンタジーすぎない設定がしっくりときました。仕事で試行錯誤をする人達の姿に、やりたいことをやっていいんだ、と背中を押されたようでした。あらゆることは繋がり、巡っていくので、日々を丁寧に生きていきたいと思わされました。今日生きているのは当たり前ではないのですね。しみじみ。
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最近、続けて標野凪さんの本を読みました。 その中で…いや、標野さんの今まで読んだ中で一番好きでした。しっくりと自分の中に溶け込む感じがしました。 自分の生き方を信じて大切にしていこう…と素直に思えるお話しでした。
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今作も素敵でした! 正直、自身の耳が痛くなるような文章もありましたが(文章だから目が痛いなのか?)春のような温かさがある作品で、とても大好きです
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美味しそうな和菓子にお茶、ゆったりした雰囲気と、舞台になったカフェがとても素敵だった。 章ごとに誰かをフィーチャーするのではなく、1冊を通してそれぞれの機微を描くという筋立てで、ストーリーの本筋を掴みにくく、展開も冗長に感じてしまった。
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喫茶ドードーの作者さんでホッコリした気持ちになりたかったので期待して購入したけど、あまりホッコリもできず、じんわりすることもなかった(*_*) 残念。
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シンボルツリーのヤマザクラがあるお店「キャフェ チェリー ブラッサム」 落ち着いた空間で頂くお茶と季節に合わせた和菓子が美味しそうで、お客さんが癒やされていくのも納得。 一つ気になったところは、語り手が短い間隔でどんどん変わっていく点。 あまりに細切れで変わっていくので、気を抜く...
シンボルツリーのヤマザクラがあるお店「キャフェ チェリー ブラッサム」 落ち着いた空間で頂くお茶と季節に合わせた和菓子が美味しそうで、お客さんが癒やされていくのも納得。 一つ気になったところは、語り手が短い間隔でどんどん変わっていく点。 あまりに細切れで変わっていくので、気を抜くと「???」となってしまった。
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一本の大木、ヤマザクラが目印のカフェが物語の舞台。 季節のお茶やお菓子、店内に生けられる季節のお花。移ろう季節の中で人々の優しく穏やかな交流が描かれていた。 舞台設定やお茶、お菓子、お花と好きなものばかりだったけれど、何だか読みにくかった。 ヤマザクラが語ったりするところがあっ...
一本の大木、ヤマザクラが目印のカフェが物語の舞台。 季節のお茶やお菓子、店内に生けられる季節のお花。移ろう季節の中で人々の優しく穏やかな交流が描かれていた。 舞台設定やお茶、お菓子、お花と好きなものばかりだったけれど、何だか読みにくかった。 ヤマザクラが語ったりするところがあったり、何かを伝えようとするのに言葉が多いように感じでしまいました。 結局、最後まで作風に慣れることが出来ないまま読み終えてしまいました。 残念です。
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「桜の木が見守るキャフェ」標野凪 著(文春文庫) うつろう季節と訪れてくれるお客様との交流にそっと寄り添うヤマザクラ。 親子3代にわたって受け継がれてきた洋館で営むお店、というのも素敵。 店主の緋桜の家族、料理上手なお父さんと、好きなようにすればいいという距離をもちつつも見守っ...
「桜の木が見守るキャフェ」標野凪 著(文春文庫) うつろう季節と訪れてくれるお客様との交流にそっと寄り添うヤマザクラ。 親子3代にわたって受け継がれてきた洋館で営むお店、というのも素敵。 店主の緋桜の家族、料理上手なお父さんと、好きなようにすればいいという距離をもちつつも見守っててくれるお母さんとの関係もとても良い。 大方の人にとってそうであるように、派手な事件はないけれども、流れる時間がとても穏やかで心地よい作品です。
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