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正解のない雑談 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/11/13

きっと読んだタイミングが悪かった。 これが対談集だと思っていなかった自分も悪い。 それぞれの方の気づきや紡がれる言葉は素敵なのだが、その雰囲気に入ろうとする手前で聞き手がちょいちょい邪魔をする。私もそうだったんです!とか言う共感ならば要らない。あと、相槌に添える自分語りが若干長...

きっと読んだタイミングが悪かった。 これが対談集だと思っていなかった自分も悪い。 それぞれの方の気づきや紡がれる言葉は素敵なのだが、その雰囲気に入ろうとする手前で聞き手がちょいちょい邪魔をする。私もそうだったんです!とか言う共感ならば要らない。あと、相槌に添える自分語りが若干長い。 前置きやまとめのコメントが合間に挟まるのだが、それが何だかカッコつけの文章に読めてしまう。 相手の方々を自分の言葉でラッピングした結果、個性強めの包装でものの良さが見えなくなっているというか。 ヨシタケさんはもっと陰気で面白いはずなのになあ…。 文章自体も読点が多くて単語を並べ立てているように見えるからか、いちいちクサい。それとも文の倒置が多いからか、文末が言い切られず、「そう、〇〇のように。」「〇〇したくて。」のように終わるからか。キャッチフレーズか何かですか。ちょいちょいポエミィですね。 様々な人生があることを知れるのはいい。 たとえ積ん読でも、数多ある本の中からそれを手に取ったということは何かの縁がある。 スマホがあると、例えばポイントに引っ張られる。読書は主体的行為だから良い。 など、印象的な言葉もあった。 でも結局大切な「言葉にできない言葉」について思いを馳せられないまま終わらせてしまった。残念。

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2024/10/19
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13人との対談集。 「言葉にできないモヤモヤ」との付き合い方が書かれている。読みやすく、おすすめの本が紹介されていて読みたくなった。 孤独や寂しいという感情はそんなに悪いものなのか。けっこう愛おしいものではないか。 自己肯定感の低さは、誰かと比べることや、人目を気にしすぎることから始まる。 おそらく誰もが、日々は言葉にできないことの連続なんだろうけれども、なにかに書き留めてアウトプットするという作業をすると、毎日の濃さはきっとかわる。

Posted byブクログ

2024/09/05

孤独や寂しさ、いずれくる死、言葉にできない感情やあえて名前をつけない感情についての対談。そういうものを自分の言葉で話してみるということの大切さを感じる。この本からさらに良い本にも出会えそうで良かった。

Posted byブクログ

2024/05/29

【目次】 はじめに 努力してもままならないことがあると悟るところから本当の人生が始まる(飛田和緒:料理家) 自己肯定感が低い自分と機嫌よく付き合っていく(山本浩未:ヘア・メイクアップアーティスト) つねに自信がない不安思考と折り合っていく。自分のトリセツの作り方(ヨシタケ...

【目次】 はじめに 努力してもままならないことがあると悟るところから本当の人生が始まる(飛田和緒:料理家) 自己肯定感が低い自分と機嫌よく付き合っていく(山本浩未:ヘア・メイクアップアーティスト) つねに自信がない不安思考と折り合っていく。自分のトリセツの作り方(ヨシタケシンスケ:絵本作家) 孤独や言葉にできないというのは,心当たりのある感情(写真家:川内倫子) 自称「生き方ベタ」な自分を俯瞰する(岡本雄矢) 悩みはなくならない。だから弱音を呑気に言える人間でありたい(三浦直之:劇作家・演出家) 自分がいつも,いちばんの親友(高橋百合子:イーオクト株式会社 代表取締役) ここからの人生は,ひとりよがりでいこうと決めた(谷匡子:挿花家) 愛すべき孤独。寄り添うべき孤独(ちがや:ChigayaBakesshop オーナー) さまよう時間が自分を下支えする。 「積ん読」だけの本でもいつか自分を耕すことがある(辻山良雄:書店「Title」店主) 世界はなんて広いんだ。ひとりぼっちがたくさんいる!(三國万里子:ニットデザイナー) 名もなき感情にラベルを貼ってしまうのは,もったいない(星野概念:精神科医) 感情が自分の真ん中にちゃんとあるか(石井ゆかり:ライター)

Posted byブクログ

2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024/04/13リクエスト 4 ヘアメイクアーティストの山本浩未さん ダメ思考の自分をしっかり受け入れることができるまで、しっかり落ち込む。しょうがないと受け入れられるタイミングを待つ。 絵本作家のヨシタケシンスケさん の対談が心に残った。 「頑張らなくていいと言われても、それができずに困っている。それができれば楽なのはわかっている。それでも頑張らざるを得ないが本音。それなら、だましだまし、頑張っていく自分を受け入れていくことが自然。」 「人生を楽しむのが下手チーム」 私はまさに、この下手チームだ!! 著者が13人と対談している。 誰か一人くらいは自分みたいな人がきっといる。 この本に出てくる対談相手の誰々さんが好きで、読んだ… というレビューが多い気がした。 私はこの著者のファンでこの本を読みたいと思った。なので対談の合間に出てくる大平さんの話を読み、人となりを少し知ることができた感じで、嬉しかった。彼女だからこそ引き出せた話があると思った。

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2024/05/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

好きな写真家さんが対談相手として出ていたので手に取った。その時々で反応した撮りたいものを撮っているから、彼女の写真はその一瞬しか見られないきらめきみたいなものがあるんだなあと腑に落ちた。 わたしも本に触れる生活を送っている人に、人生で1番影響を受けた本が何か、聞いてみたいなと思った。

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2024/07/05

#正解のない雑談 #大平一枝 24/4/4出版 https://amzn.to/4cLJk8U ●なぜ気になったか 時間が経てば薄れるけど、モヤモヤは感じだし当初はしばらく抱えてしまい影響を受けてしまう。そんな影響を受け続けることから少しでも早く逃れられる方法があるなら知りたい...

#正解のない雑談 #大平一枝 24/4/4出版 https://amzn.to/4cLJk8U ●なぜ気になったか 時間が経てば薄れるけど、モヤモヤは感じだし当初はしばらく抱えてしまい影響を受けてしまう。そんな影響を受け続けることから少しでも早く逃れられる方法があるなら知りたい ●読了感想 「孤独」が好き!、といったら、どれくらいの人が真意を汲み取ってくれるだろう。大平さんと対談者はほぼ全員汲み取ってくれる側の人たちと思えた。副題の「モヤモヤ」は「感情」のほうがしっくり #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き

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