チョウセンアサガオの咲く夏 の商品レビュー
題名の"チョウセンアサガオ"の毒性をどう物語にするか興味があり手に取ったけど、気を引いた割に短い話でもう少し掘り下げて欲しかったな。 薄めの文庫本で短編11話。 移動時間や待ち時間などにもさらッと読める。 私が好きだったのは、 ・泣き虫の鈴 ・サクラサク...
題名の"チョウセンアサガオ"の毒性をどう物語にするか興味があり手に取ったけど、気を引いた割に短い話でもう少し掘り下げて欲しかったな。 薄めの文庫本で短編11話。 移動時間や待ち時間などにもさらッと読める。 私が好きだったのは、 ・泣き虫の鈴 ・サクラサクラ ・泣く猫 瞽女(ごぜ)という生業をはじめ知りました。
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超短編&短編集で、サクッと一気に読めました。 個人的には「チョウセンアサガオの咲く夏」と最後の「ヒーロー」が好きでした。 佐方さんシリーズはまだ読んでないので、今後読もうと思います。
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オムニバス短編集。 瞽女さんの話が二つ出てくるけど、瞽女という生業を知らなかったので、知れてよかった。 泣き虫の鈴 サクラ・サクラ 泣く猫 が好きでした。
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チョウセンアサガオの咲く夏/泣き虫の鈴/ サクラ・サクラ/お薬増やしておきますね/初孫/ 原稿取り/愛しのルナ/泣く猫/影にそう/黙れおそ松/ ヒーロー 様々な感情を呼び起こしてくる お話 たち また 会おうね
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今 とてもはまっている 柚月さんの 短編集 ヒヤリとしたり、せつなかったり ほかほかしたり 面白く読めた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
202404/オムニバス短編集。作風も文体も色々楽しめるという良さもあるけど、寄せ集め感というか柚月裕子好きだけど私にはあわない作品が多かった。
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人の心の密やかな内面を表現した短編が並んでいる。テラーや主人公の本音を知るとゾクゾクしたり感心したり様々な事情を垣間見れる。個人の飽くなき欲望が作る事実は誰かの要望の産物であることを誰も気づけない。気づいた時には嫌悪と許容の狭間で悩むかもしれない。 佐方検事が登場すると、不思...
人の心の密やかな内面を表現した短編が並んでいる。テラーや主人公の本音を知るとゾクゾクしたり感心したり様々な事情を垣間見れる。個人の飽くなき欲望が作る事実は誰かの要望の産物であることを誰も気づけない。気づいた時には嫌悪と許容の狭間で悩むかもしれない。 佐方検事が登場すると、不思議とその一冊がピシッと締まる感じがする。 タイトルは短編の一つですが、いずれも偏った欲望が生み出す物語かと感じました。
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佐方貞夫シリーズの短編集かと思っていたら、それは最後の1編「ヒーロー」だけで、思惑はちょっと外れた。 他の10編は、イヤミスあり、繊細な人間ドラマありで、著者のフィールドの広さを感じる。 ほとんどが「5分で読める!」掌小説で、なかに赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』を題材にした...
佐方貞夫シリーズの短編集かと思っていたら、それは最後の1編「ヒーロー」だけで、思惑はちょっと外れた。 他の10編は、イヤミスあり、繊細な人間ドラマありで、著者のフィールドの広さを感じる。 ほとんどが「5分で読める!」掌小説で、なかに赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』を題材にしたスピンオフ小説もあり、楽しませてくれる。
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佐方貞人シリーズのスピンオフ「ヒーロー」を含め、献身的に母の介護をする娘の本当の気持ちに愕然とする「チョウセンアサガオの咲く夏」、奉公人の八彦と瞽女との交流を描いた「泣き虫の鈴」など11編の柚月裕子のオムニバス短編集です。9編は10ページ足らずの作品ですがしっかりと読ませてくれま...
佐方貞人シリーズのスピンオフ「ヒーロー」を含め、献身的に母の介護をする娘の本当の気持ちに愕然とする「チョウセンアサガオの咲く夏」、奉公人の八彦と瞽女との交流を描いた「泣き虫の鈴」など11編の柚月裕子のオムニバス短編集です。9編は10ページ足らずの作品ですがしっかりと読ませてくれます。 2024年7月15日読了。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全部で11話の短編集。何故かおそ松さんの話や、シリアスな話、精神疾患の人の話や整形の話、近親相姦まで多種多様な話が盛り沢山だった。それぞれ関連のある話もあれば、そうでないのもあり、あまり読む手は進まなかった。(一応最後まで読んだが)最初のタイトルの話と、お薬増やしておきますねという話が印象に残っている。
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