密室法典 の商品レビュー
連作短編4篇 無料法律相談ゼミのメンバー,古城行成の法律解説はやはりわかりやすい.推理は戸賀頼みだけれど.今回古城の父親と母親が登場するが,どちらもいい雰囲気の裁判官と弁護士だ.
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読みやすい、連作短編集。 官僚になるための入社試験があんなに長く拘束されるなんて、事実なら、やはり官僚は体力も求められるんだなーと再認識。 終わりの方にいきなり新キャラ投入で、続編も期待できそう。
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『六法推理』続編。ロースクールに進学した古城と経済学部4年・戸賀夏倫に法学部4年・矢野綾芽が加わり3人体制になった【無法律】。模擬法廷での密室の謎解きに挑む表題作を含む4編収録。前半は古城視点だが後半の2編は語り手が変わる。コンセプトカフェを舞台にした『毒入生誕祭』は素直に読んで...
『六法推理』続編。ロースクールに進学した古城と経済学部4年・戸賀夏倫に法学部4年・矢野綾芽が加わり3人体制になった【無法律】。模擬法廷での密室の謎解きに挑む表題作を含む4編収録。前半は古城視点だが後半の2編は語り手が変わる。コンセプトカフェを舞台にした『毒入生誕祭』は素直に読んでいてトリックに気付かなかった。4作とも不意に意表を突かれる展開があって楽しめた。綾芽視点の『閉鎖官庁』気持ち悪い人物登場だったが1番面白かった。そして次作に引っ張るエピローグ。とうとう夏倫の生い立ちが明らかになるのかな。楽しみ。
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五十嵐律人さんの代名詞的シリーズに成長する可能性は大いにあると思う 大いにあると思うけど、なんか全体的に惜しい ということで大学を舞台にした「無法律シリーズ」 連作短編の仕様でいろんな法律を真ん中にして軽めのミステリーが展開します 舞台設定も軽い、ミステリーも軽い もちろん...
五十嵐律人さんの代名詞的シリーズに成長する可能性は大いにあると思う 大いにあると思うけど、なんか全体的に惜しい ということで大学を舞台にした「無法律シリーズ」 連作短編の仕様でいろんな法律を真ん中にして軽めのミステリーが展開します 舞台設定も軽い、ミステリーも軽い もちろん軽いことは悪いことじゃない だけど主要キャラ3人が全員重い 要するに陰キャなのよ いやこの設定だったらひとりとことん陽キャがいないと持たんだろって思うんだけど、たぶん五十嵐律人さん陽キャ描くの苦手っぽいw 新キャラに期待しつつ次もたぶん読むな 可能性はすごく感じるのよね
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五十嵐さんの作品で初めて?シリーズもの?無法律の第2弾ということです。 ライトな青春ミステリー短編集といった趣き。
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モラトリアム期間の法学部大学生と属する無法律でのミステリーという感じで、ライトに楽しめていた前作。その続編では女性陣の就活もはじまり、ちょっとキャラが薄くなってる?続編では卒業して無法律ではなくなったメンバーたちが活躍するのか?
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またしてもシリーズ物の2作目から読んでしまった。。。 アホなのか俺は。。。 とは言え、1作目を知らなくても楽しめたので良かったには良かったが、、、 無法律の3人がどうやって集まっていったのかは絶対に知っておきたかった。。。 悔しい。 絶対に一作目も読む。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロースクールに通う古城が運営する「無料法律相談所」に持ち込まれる数々の相談。 お気に入りは「密室法典」 出版社の三次選考の課題が、就活用のSNSのアカウントを作り、1ヶ月後のフォロワー数で通過者を決めるという物。 そこで、大学内で起きた事件の真相をツイートする為に動き出す… 調べていくうちに、美容整形の闇が浮き彫りになり、美容整形=女性と言う思い込みが驚きでした。
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著者の作品の中では、キャラ同士の掛け合いが多くライトな雰囲気で気に入っていた作品の続編。前作はミステリーでありながら、法律ネタと多重解決要素も多く、とても楽しめたが、本作はどちらの要素も薄く、少し魅力が低減してしまった印象。 続編も期待できる終わり方だったので、次回作にも期待した...
著者の作品の中では、キャラ同士の掛け合いが多くライトな雰囲気で気に入っていた作品の続編。前作はミステリーでありながら、法律ネタと多重解決要素も多く、とても楽しめたが、本作はどちらの要素も薄く、少し魅力が低減してしまった印象。 続編も期待できる終わり方だったので、次回作にも期待したい。 ※前作から登場している主要キャラの1人がトラブルメーカー過ぎて、段々擁護できなくなってきた。
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古城行成と戸賀夏倫のお馴染みのメンバーに新たに矢野綾芽も加えた『無料法律相談所(無法律)』が持ち込まれる密室やダイイングメッセージが絡んだ法律が関係する事件を解決していくストーリーで、事件を解決していく上でそれぞれが自分の将来とも向き合う構図が面白かった。
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