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三体 Ⅱ(下) の商品レビュー

4.7

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

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2024/05/26

こんなに面白いエンターテイメント小説を読んでしまったら、今後何読んでも物足りなさを感じてしまいそうだ。 冬眠により時間が一気に進み時代は近未来へ。 ルオジーとダーシーの名コンビをずっと見ていたい…。 ワンミャオは、死んだのか…

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2024/05/15

ぶっちぎり面白かった。上巻はダルく、三体世界に対抗する面壁者もちょっと子供向けアニメの趣向というか、キャラが分かりやすいのも相まってあまり入り込めなかった。 が、下巻、冬眠から目覚めて三体世界の先鋒である水滴と対決するところから俄然面白くなりそこからは衝撃の展開とオチで一気に読み...

ぶっちぎり面白かった。上巻はダルく、三体世界に対抗する面壁者もちょっと子供向けアニメの趣向というか、キャラが分かりやすいのも相まってあまり入り込めなかった。 が、下巻、冬眠から目覚めて三体世界の先鋒である水滴と対決するところから俄然面白くなりそこからは衝撃の展開とオチで一気に読み切ってしまった。最後の最後があっけないような気もしたが、この絶望の展開が逆転できるとは爽快すぎる。まだ話は続いていくようなので次も楽しみに待ちたい。

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2024/05/14

面白かった。1巻目の「三体」は正直、さほど面白いとは思わなかったのですが(少し期待が過ぎたのもあって)。しかし、IIは引き込まれました。この分量ながら、久しぶりに「ページをめくる行為を意識しない/覚えていない」モードで読み進めてしまいました。

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2024/05/13

面壁者登場!知能戦や宇宙戦争やらで、SF小説としてとても充実していた内容。 評判通りの面白さだった。

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2024/05/13

本巻で三体人が表に出てくるも,地球人と同様,人間賛歌というか他者との関わりの中で個体の存在意義がある,という思想が通底しているというラストは,三体人が地球人の時間的空間的延長線上の存在であることを強く印象づけ,三体人対応のための地球内での争いと地球人と三体人との争いがフラクタル構...

本巻で三体人が表に出てくるも,地球人と同様,人間賛歌というか他者との関わりの中で個体の存在意義がある,という思想が通底しているというラストは,三体人が地球人の時間的空間的延長線上の存在であることを強く印象づけ,三体人対応のための地球内での争いと地球人と三体人との争いがフラクタル構造のように印象づけられる.生命体の究極の精神的発達は物質的発達には追いつかない思想は,クラークの頃から変わらない考え方なのかも知れない.

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2024/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻では人類に絶望した葉文潔が宇宙に向けて発信したメッセージが三体世界に到達した。折しも、新天地を求めていた三体世界は地球へと侵略艦隊を送り出した。さらに、三体世界は地球侵略を確実にするために智子というスーパーコンピューターも送り込み、人類の科学の発展などを阻害することにした。 それを迎え撃つために、世界は智子の監視の及ばない思想の世界で対抗するため面壁計画を策定し実行することに。その一人には、葉文潔から宇宙社会学の概念を打ち明けられた羅輯も含まれていた。一方で、三体世界側も面壁計画を破るべく破壁人を指定して、面壁人に対抗していき、次々と破れていく。 最後の一人になった羅輯が理論をもとに三体世界からの侵攻を食い止めるところが格好良かった。 文潔から受け継いだ宇宙社会学に基づき、二つの公理と猜疑連鎖と技術爆発の概念が地球を救うことになったのだが、文潔が受け継いだのは何故なのだろうか。侵攻を招いたことを自身の罪として悔いていたのだろうか。文革の暗い世界を経験していたら、そうなっても致し方ないと思って終わってもいいものと思ってしまった。 また、宇宙社会学の身近な例として、脱走した宇宙艦隊たちが使われたのが衝撃的だった。もう少し、活躍してくれそうな気がしていたので。 最後に、水滴が地球の宇宙艦隊を破っていくシーンは、臨場感にあふれ映像が思い浮かべられるくらい語られており、読み応えがあって良かった。

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2024/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三体世界に寸前まで追い込まれるが、諦めずに立ち向かう人類たち。 多くの人が絶望するなか、1人で三体人に立ち向かったルオ•ジーの勇敢な姿に感動した。 こんなに興奮させてくれた作者に本当に感謝しています。 続編も楽しみにしてます!

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2024/05/07

読み易さに誘われるまま、この大長編三部作も、ついに二部目まで読み切ってしまった。宇宙も物理もとんと疎いから、どの程度まで現実の研究とシンクロしてるかとか、まるで分からんけど、それでも楽しめることには違いない。あとがきによるともっとスケールアップしているという、三部作完結編も楽しみ...

読み易さに誘われるまま、この大長編三部作も、ついに二部目まで読み切ってしまった。宇宙も物理もとんと疎いから、どの程度まで現実の研究とシンクロしてるかとか、まるで分からんけど、それでも楽しめることには違いない。あとがきによるともっとスケールアップしているという、三部作完結編も楽しみ!

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2024/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やはり面白かった!三体文明に滅ぼされる!ってところから、三体文明も地球文明と同じ暗黒宇宙にただよう孤独な文明ということがわかった。お互いを破滅させる技術と知恵によって戦争は一時休戦?文化交流も始まってようやく平和が訪れたのか?という終わり。 なんだか三体文明と平和な交流が始まってこれで完結だったかな?と思いかけた。 次は暗黒宇宙で開花した新人類や、別の文明が絡んでくるのかな? まだまだ三体文明も地球侵略諦めてなかったり? 宇宙で孤立する文明の存在を、広大な暗黒森林に潜む存在に例えているのはわかりやすかった。お互いに存在や居場所を教えるのは命に関わるから、ひっそりと存在がバレないように孤独であろうとするんだと。フェルミのパラドックスへの1つの解。

Posted byブクログ

2024/05/05

面白すぎる! プロットも神だし、作中の伏線や逆転が最高 SFとしてすごく満足だった 上下巻合わせて1週間かかったので大きな旅に出かけたようですごくいい体験でした

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