春のたましい の商品レビュー
怪談系のミステリを期待して読んだのでちょっと違うかな。。と。怪談っぽい雰囲気で民俗学的な話だったりしんみりしたいい話だったりおまけに敵対組織とのオカルト対決とか。バラエティに富んでるというよりはまとまりがない感じが。 そもそもホラーではなく怪談が主体だと、その雰囲気づくりが重要な...
怪談系のミステリを期待して読んだのでちょっと違うかな。。と。怪談っぽい雰囲気で民俗学的な話だったりしんみりしたいい話だったりおまけに敵対組織とのオカルト対決とか。バラエティに富んでるというよりはまとまりがない感じが。 そもそもホラーではなく怪談が主体だと、その雰囲気づくりが重要なんだな、と。なにかが起きそうで起きずに・・という独特の感じがして・・というドキドキが短編だと描写する暇もなく駆け足でストーリーが進んで終わっちゃう。
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流行病のため、神事や祭事を行わないことにより神であること忘れてしまった神様たちをおさめる祭祀保安協会に勤める九重十一さんと八多岬くんの話 私はつくづく怪異をおさめる仕事をしてる人たちの物語が好きだなぁと思った 九重さんがただ強いだけではなく、自身がしたことへの後悔が心の底にあることがわかり、人間味を感じられてとても好きになった 最後の章でクセが強そうな課長も出てきたし、 八多くんの言霊に囚われている発言も、 九重さんが去るときの鳥の描写も気になるので これからも続く物語だといいなぁ、と気長に続編を待ってようと思う
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怪談朗読の136さんが読んでらして気になった一冊。短編なのでサラッと読了。シリーズ化するなら、もう少し長い話が読みたいな。
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感染症が拡大したため祭祀が中止になり、その結果、神が暴れだす。 なるほど、そういう世界線があるのかと思った。 現代の怪談っぽいけど、怖くはなかったし、泣ける話もあって面白かった。
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「祭りをやらないと、この村はなくなりますよ!」――信じない人々をどう説得する!? 感染症の大流行や地方の過疎化が進んだせいで「祭り」が行われなくなった地域が増えた。これまで地域の祭りで鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだしたため異変が頻発する。このような事態に対処するために組...
「祭りをやらないと、この村はなくなりますよ!」――信じない人々をどう説得する!? 感染症の大流行や地方の過疎化が進んだせいで「祭り」が行われなくなった地域が増えた。これまで地域の祭りで鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだしたため異変が頻発する。このような事態に対処するために組織されていた祭祀保安協会の九重十一とアシスタントの八多岬――怪しさ満点の二人だが、異変を解決しようと神々を鎮め、処分していく。この二人、我が村を本当に救えるのか!? この村にも神がいた。今はもういない――過疎化の進む東北を舞台に「実話怪談の旗手」が描く、やがて消えゆく〝隣人〟の物語
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