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現代民俗学入門 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/09/03

目次を見るととても興味深い題材ばかりなのだが、 見開きで1項目、その大部分が写真と絵なので、内容説明がびっくりするほど薄かった。 ほぼ常識レベルというか、初級レベルですら無く本当に「入門」といった感じ。これって誰でも知ってることじゃ?? 本当に全く何も知らない人向け。外国人向けに...

目次を見るととても興味深い題材ばかりなのだが、 見開きで1項目、その大部分が写真と絵なので、内容説明がびっくりするほど薄かった。 ほぼ常識レベルというか、初級レベルですら無く本当に「入門」といった感じ。これって誰でも知ってることじゃ?? 本当に全く何も知らない人向け。外国人向けに日本の慣習をサラッと紹介するには適しているかも。そのくらい内容薄いです。 とはいえ、つまらないかといったらそうでもなく、 意外と図や写真の注釈の方に重要なことがサラッと書かれているものもあったりする。 編者が島村恭則さん、関西学院大学の社会学部部長であり教授。 これでちょっと思ったのだけど、それぞれの項目の執筆者が結構な人数がおられるので、ひょっとしてゼミ生or卒業生に協力してもらった本??と感じてしまうほど。 でも卒論でもこのレベルじゃ不可でしょ…という内容の薄さ。 1項目あたり見開き分しかない、というのが主たる原因かと思うが、個々の題材が面白いだけに文章の少なさが非常にもったいない。 でもよくよく考えたら「入門」なので、ここで何か興味を持てる項目に出会えたら、次はそれに関する詳しい本を読めばいいのかも。 そう思うと、民俗学のカタログとしては優秀かと。 うん、カタログだわコレ。 カタログとか、民俗学ってこういうことやる分野だよーって周知させるにはちょうどいいかも。 小学高学年〜高校生くらいには結構オススメ

Posted byブクログ

2024/06/09

表題からは、学問としての民俗学の振る舞いを初学者に導くといったものを想像していたが 中身としては小中学生時代に手にしてみたくなるような図鑑形式のものに近いか。意外性は少ないが、退屈ではない。

Posted byブクログ

2024/05/31

図書館新刊コーナーより。 昔ながらの風習から最近のネットミームまで、幅広く取り扱っている。 楽しい話題がたくさんあるのに、タイトルで損しているな、と思った。 最終章の都市伝説の考察が、一番楽しく読めた。 理解できないもの・知らないものへの恐れや不安から、都市伝説が生まれるとい...

図書館新刊コーナーより。 昔ながらの風習から最近のネットミームまで、幅広く取り扱っている。 楽しい話題がたくさんあるのに、タイトルで損しているな、と思った。 最終章の都市伝説の考察が、一番楽しく読めた。 理解できないもの・知らないものへの恐れや不安から、都市伝説が生まれるというもの。 ネットでよくみられる、パターンの決まった美談(「日本すげぇ」系)も、知らない国の人たちへ感じる不安から生まれるというのは、面白い。

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2024/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書案内として。今でもネットのおかげでいろいろと昭和の御代の口承が集められているのはちょっとびっくり、うれしくなった。

Posted byブクログ

2024/05/07

「〇〇が××なのはなぜ?」の「〇〇が××」であることをそもそも知らない、のようなケースが多かった。 長く続いているものごとには理由があるんだな。

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2024/04/30

民俗学と聞くと「妖怪のこと?」というイメージがあるかもしれない。この本はそんなイメージを持った人にこそ読んで欲しい。日常の様々な慣習に民俗学のスタート地点がある。イラスト付きでとても分かりやすくブックガイドとしても秀逸です。特に『会社じんるい学』は気になる。

Posted byブクログ

2024/04/20

「民俗学」とは人々(=民)について〈俗〉の視点で研究する学問 で、〈俗〉とは①支配的権力になじまないもの②近代的な合理主義では必ずしも割り切れないもの③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまないもの④公式的な制度からは距離があるもの、などを指すそう なるほど、土瓶さんは...

「民俗学」とは人々(=民)について〈俗〉の視点で研究する学問 で、〈俗〉とは①支配的権力になじまないもの②近代的な合理主義では必ずしも割り切れないもの③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまないもの④公式的な制度からは距離があるもの、などを指すそう なるほど、土瓶さんは〈俗〉に分類されるわけやな はい「身近な風習の秘密を解き明かす」本書、入門と題するだけあってかなーりサラッとしてます サラサラすぎて物足りない 民俗学者としての(いつから?)わいのステージはもちょっと上だったようです 中でも気になったのは、60歳のお祝いを還暦、70歳のお祝いを古希って言いますよね 喜寿、米寿と続くんですが、250歳のお祝いは天寿って言うそうです いや250歳て!

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2024/04/19

イラスト多めで分かりやすく、トピックごとに関連書籍が紹介されてるのもありがたい 東日本と西日本で骨壷のサイズが違うのは知らなかった

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