世界の一流ブランド誕生に隠された真実 の商品レビュー
ナチスとの関係に半分以上の章が割かれていて、なるほどなあと思いつつ、話題が偏り過ぎではないかと感じた。
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友人に勧められて今、待っている本のひとつに「テクノ・リバタリアン」という新書があります。イーロン・マスク、ピーター・ティールなどのシリコンバレーのIT創業者たちがどんな共通点を持って、どんな世界を目指しているのか?めちゃ面白いらしい…です。まだ未読なのに、なんとなく本書に登場する...
友人に勧められて今、待っている本のひとつに「テクノ・リバタリアン」という新書があります。イーロン・マスク、ピーター・ティールなどのシリコンバレーのIT創業者たちがどんな共通点を持って、どんな世界を目指しているのか?めちゃ面白いらしい…です。まだ未読なのに、なんとなく本書に登場するブランドの創業者たちもその時代の「リバタリアン」だったのではないか、と未読の感想を持ってしまいました。強欲で狂信的で攻撃的で自分の世界を堅牢なものとするためにすごいエネルギーを放出する…強者に加担し、弱者を痛めつける…前者が戦争であり、ナチズムであり、後者がユダヤ人差別なのでした。ブランドが19世紀後半から20世紀にかけて成立した大量消費社会のシンボルだとしたら、その時代のクレイジーとシンクロするのは必然なのかもしれません。そんな過去をロンダリングしながら消費者に支持され続けられること自体が恐ろしいのかもしれません。負の「Think Different」列伝、意外に面白かったです。
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