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酔いどれ卵とワイン の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/09/16

なんというか、美味しそうの一言に尽きる。食育とかなんとか、そういう社会的なことを抜きにして、とにかく『美味しい』から『幸せ』を感じられるエッセイが好きだ。

Posted byブクログ

2024/08/03

エッセイならではの読みやすく楽しい感じ、他人の人生を垣間見るときのへぇ、とためになる感じ。 そのどちらもありながら、「食」というほのかに共通する出来事で本としての統一感もあり、作者の人生の幹があるようであり、巻末の対談では戦争と承認まつわる会話があり。このひとの「食」はきちんと...

エッセイならではの読みやすく楽しい感じ、他人の人生を垣間見るときのへぇ、とためになる感じ。 そのどちらもありながら、「食」というほのかに共通する出来事で本としての統一感もあり、作者の人生の幹があるようであり、巻末の対談では戦争と承認まつわる会話があり。このひとの「食」はきちんと根を持っており、このエッセイの根幹がしっかりしていることに納得。ただつらつらと日常を記しただけではない話が読めたのだと謎の満足感と安心感があった。 そして、ジャムを作ったりみかん風呂にしたり…自身の暮らしを改めたいなという自戒でありながらも明るい、プラスの気持ちに。 「電気を食う」「生産と消費者のレールを外れる」という言葉は、なんだかふいに、調べても出てこない、人と話さないと得られない気づきを投げかけられたようでした。ボールをこっちにも渡されたような、はっとした気持ちになりました。

Posted byブクログ

2024/07/03

ちょっと歳上のお友だちと、喫茶店で甘いものを摘みながら楽しくお喋りしているような。 読んでいて心地良いエッセイでした。 実はエッセイは苦手でほとんど読まないのですが、素敵なタイトルにそそられて手に取りました。 平松さん、存じ上げなかったのですが、素敵なお人柄なんだろうなぁ。 他...

ちょっと歳上のお友だちと、喫茶店で甘いものを摘みながら楽しくお喋りしているような。 読んでいて心地良いエッセイでした。 実はエッセイは苦手でほとんど読まないのですが、素敵なタイトルにそそられて手に取りました。 平松さん、存じ上げなかったのですが、素敵なお人柄なんだろうなぁ。 他の著作も読んでみたくなりました。

Posted byブクログ

2024/06/02

「私のお屠蘇」に書かれていた赤ワインに屠蘇散を入れて温めるのはやってみたい、飲んでみたいと思いました。お酒はそんなに飲めないのに・・・ 平松洋子さんの本を読んでいると、自分の手で作り出すことの楽しさやおもしろさが伝わってきて私もやってみたい!という気にさせられます。 印象に残っ...

「私のお屠蘇」に書かれていた赤ワインに屠蘇散を入れて温めるのはやってみたい、飲んでみたいと思いました。お酒はそんなに飲めないのに・・・ 平松洋子さんの本を読んでいると、自分の手で作り出すことの楽しさやおもしろさが伝わってきて私もやってみたい!という気にさせられます。 印象に残っているのは巻末の藤原辰史さんとの対談。 食が戦争と繋がっていることに驚きました。日常の食べ物であるたくあんとか肉じゃが、缶詰が戦争と結びついているとは思わずに、何にも考えずに食べていたなぁと思いました。

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2024/05/12

このエッセイのシリーズは谷口ジローさん、安西水丸さんのイラストが楽しみだったけど、無くなっちゃな。残念。 コロナは収まったけど、平松さんは遠くの取材は再開してないのかな。身辺雑記として書かれている中では白和えのことが印象深かった。僕は一度挑戦して失敗したまま。水切りが不十分でぐ...

このエッセイのシリーズは谷口ジローさん、安西水丸さんのイラストが楽しみだったけど、無くなっちゃな。残念。 コロナは収まったけど、平松さんは遠くの取材は再開してないのかな。身辺雑記として書かれている中では白和えのことが印象深かった。僕は一度挑戦して失敗したまま。水切りが不十分でぐしょぐしょ。平松さんは簡単そうに記している。もう一回、やってみようかな。 最後に戦争と食にまつわる対談。成程なあと考えさせられた。

Posted byブクログ

2024/05/05

共感するとこ多し。 著者もけっこうイケる口なのね。一緒に飲んだら楽しそう。 えらいなと思うのは自分の知らないピクトグラムを(自分のすぐ前を歩く若い女性がバッグに付けいたハートとプラスのピクトグラム)”あのーすみません、リュックにつけてある赤いキーホルダーなんの意味ですか?私知らな...

共感するとこ多し。 著者もけっこうイケる口なのね。一緒に飲んだら楽しそう。 えらいなと思うのは自分の知らないピクトグラムを(自分のすぐ前を歩く若い女性がバッグに付けいたハートとプラスのピクトグラム)”あのーすみません、リュックにつけてある赤いキーホルダーなんの意味ですか?私知らなくて”って尋ねるとことか、 公園の木の日陰でお昼を食べてるとこにおじさんは日がげではなく太陽の当たるとこで休み始めて… そこで著者はこのおじさんもきっとこの木陰目指してきたのだろうと察知し、”今、どきますからどーぞ”(正確ではないけどこんな意味)と声をかけるとこ。 私にはできないなぁ。どんな人かも知らないし。 すごいコミュ力、いいおじさんでなんかお菓子かなんかくれたらしい。 益田ミリたヤン・ヨンヒの本や映画にも触れていて興味深くかつ面白く読了。

Posted byブクログ

2024/02/15

【チーズ、中華カレー、ビール!やっぱり美味しい人気エッセイ最新刊】トーストの秘策に中華カレー名店、ウクライナの絵本の食べ物…美味しい工夫と食へのアンテナはさらにパワーアップ!大人気エッセイ。

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