ぐるぐる、和菓子 の商品レビュー
結婚する前に買った小さなお菓子の本を40年以上使ってます。載っていたアーモンドパウダー入りのクッキーが美味しくて何かあると良く作ってはプレゼント用にもしています。食いしん坊でお菓子を作るのが好きで、携帯も利用して新作にもチャレンジしてます。この本の登場人物は職人になる為にそれぞれ...
結婚する前に買った小さなお菓子の本を40年以上使ってます。載っていたアーモンドパウダー入りのクッキーが美味しくて何かあると良く作ってはプレゼント用にもしています。食いしん坊でお菓子を作るのが好きで、携帯も利用して新作にもチャレンジしてます。この本の登場人物は職人になる為にそれぞれ得意な所をぐるぐる回りながら伸ばしていきます。小豆の煮方も奥が深くて私も真似してやったみます。寒くなると需要が増える大好きな餡子です。上達出来たら嬉しいです。
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理系の中の理系の涼太が、和菓子に目覚め、製菓専門学校へ通うこととなる。仲間も皆それぞれに一生懸命で、切磋琢磨して学ぶ姿が眩しい。涼太は頭は良く、人当たりも良いけど、モテるタイプではないような。とはいえ、美しい和菓子を前に、真剣にぐるぐるし、ひたむきに進む姿が良かった。
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思っていたよりも″和菓子″が少なかったんですけど、すっごく良いお話を読んだなぁと思える本でした。 年の所為か涙が(笑) 1人も悪い人が居なかった事も、その爽やかさに拍車を掛けていた気がします。 今後登場人物達が幸せだと感じる瞬間が少しでも多く訪れますように!
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これまでに他の作家さんたちの、和菓子を扱う小説をいくつか読んできたが、また違う視点で描かれているように思いおもしろかった。 登場人物たちの設定もバランスが良い感じ。涼太と伯父伯母との関係も気持ち良い。ロジカルシンキングは伯父さん似、まっすぐなのは最後に出てくる母親似か。 和...
これまでに他の作家さんたちの、和菓子を扱う小説をいくつか読んできたが、また違う視点で描かれているように思いおもしろかった。 登場人物たちの設定もバランスが良い感じ。涼太と伯父伯母との関係も気持ち良い。ロジカルシンキングは伯父さん似、まっすぐなのは最後に出てくる母親似か。 和菓子職人の弟子が日本人でないのも違和感がなくて良い。 やりたい事が見つけられない、定まらない寿莉には共感する人も多いのでは。コンテストの試作を女子メンバーに披露する場面、彼女たちの励ましや提案が素敵だった。
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ザ・理系大学生×和菓子という異色の組み合わせが面白い。主人公の涼太は、いろんなことに興味を持ち、その興味にすぐに飛びつくので、読めばかなりうんちくを知れる(ほんとどうでもいい内容が多くて頭には残らなかったけど!)。 製菓学校の仲間たちも魅力的なキャラクターで、テンポよく読める。...
ザ・理系大学生×和菓子という異色の組み合わせが面白い。主人公の涼太は、いろんなことに興味を持ち、その興味にすぐに飛びつくので、読めばかなりうんちくを知れる(ほんとどうでもいい内容が多くて頭には残らなかったけど!)。 製菓学校の仲間たちも魅力的なキャラクターで、テンポよく読める。高校を卒業してこれからどうしていくか、将来を考え始める時期にある彼らのものの考え方や受け止め方は、懐かしくも新鮮な気持ちで読めた。 タイトルのぐるぐるはあんこの炊き方に繋がっていた。あんなにあんこの炊き方がさまざまだとは。まさに迷宮。 将来、人間関係、色々なことをぐるぐる考えるのが人間なのだろうな。人生も迷宮だ。 そして作品に出てきた和菓子、めちゃくちゃ食べたい。今日のおやつはあんこの入った練り切りで決まりだね!
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主人公が変わり者であまり感情移入できない節はあるものの、真っすぐでひたむきな姿勢が読んでいて気持ちよかった。主人公に感化され周りも一生懸命コンテストに取り組むところは青春!!欲を言えば、もう少し細やかな味の描写があると、より和菓子の世界を堪能できたかもしれないな
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ガリレオみたいな理屈っぽい理系男子が 製菓学校に通う話。 学園ドラマかと思う青さ。 本人以外も説教みたいな話が多くて なんだか理詰めで疲れてしまう
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とても真面目で理屈っぽい理系大学生の涼太。 そんな涼太が出会ったのは、華房がつくる美しい和菓子。 その和菓子に魅せられた涼太は、和菓子職人になるべく和菓子学校へ。 主人公の涼太が言うことは、 とても理屈っぽいんだけど、 正直でまっすぐで嘘がないから、 私自身の心にも刺さることが...
とても真面目で理屈っぽい理系大学生の涼太。 そんな涼太が出会ったのは、華房がつくる美しい和菓子。 その和菓子に魅せられた涼太は、和菓子職人になるべく和菓子学校へ。 主人公の涼太が言うことは、 とても理屈っぽいんだけど、 正直でまっすぐで嘘がないから、 私自身の心にも刺さることがたくさんあった。 そして、思ったことをすぐに行動にできる涼太をうらやましくも感じた。 和菓子学校で出会う同じ班のメンバーたちも涼太の言葉や行動に刺激され 気持ちの変化が起きていくのも良かったし、 仲間を応援したり、励まし合ったり、 青春をたくさん感じることできた。 和菓子ってとても不思議で奥深いな〜。 餡を作るにもいろんな方法があり、 どれが正解でも間違いでもない。 人生の選択に通ずるものがあるかもしれない。 そしてその人生の選択に対し、師匠が伝えた言葉が好き。
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心がほんわか温かくなる読後感。 和菓子つくりと人生観がうまく絡められているなぁ~と、定期的に読み返したくなる作品です。 主人公が和菓子作りを追求していく中で、読者も一緒に気づくのですが… 「人生にゴールなんてない。ましてや近道なんてものもない。常に目標を定め、それに向かって計画を立て、努力し続けることでしか、人は変化し続けられないのだ。」と。 自分自身と常に向き合って、心も体力も削っていく。 この作業を日々コツコツと積み重ねて生きることに意義があるのだと気づかされました。 しんどいですね~。 でも、そういった努力を積み重ねていく主人公たちの姿を見ていると、自然とやる気がでてくるのです。 「自分も頑張ろう」 「自分もこれなら少しずつ変われる。頑張れるかも」 ごちゃごちゃ考えていたものが吹っ切れて、前向きになれるのがいいですね。 『和菓子のアン』とは違った面白さがあるので、ぜひ『和菓子のアン』シリーズのファンの人も読んでほしいです。
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理屈っぽい理系大学生があることをきっかけに、和菓子職人を目指す話。主人公の生真面目な性格が、周囲の人たちのその後の人生に良い影響を与えているのが読んでいてわかった。
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