部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める の商品レビュー
ポリヴェーガル理論を職場でどのように現場で活用していくか、具体例が紹介されていて、イメージしやすかったです。 赤(交感神経)、青(背側迷走神経複合体)、緑(腹側迷走神経複合体)の3色で色分けし、説明されているのがおもしろく、受け取りやすく感じました。 今の自分と相手の神経の状...
ポリヴェーガル理論を職場でどのように現場で活用していくか、具体例が紹介されていて、イメージしやすかったです。 赤(交感神経)、青(背側迷走神経複合体)、緑(腹側迷走神経複合体)の3色で色分けし、説明されているのがおもしろく、受け取りやすく感じました。 今の自分と相手の神経の状態に気づくこと。 その上でできること、役に立つ行動を選ぶこと。 この3色の知識を持つことで、対立から協働への道筋も立てやすくなるように思いました。 巻末のマインドフルネスに関する部分も参考になりました。
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人の心身の状態を「赤のモード(闘う/逃げる)」「緑のモード(安心する/つながる)」「青のモード(固まる/動けなくなる)」の3種類に分類し、相手や自分が現在どのモードにあるのかを「観察」によって把握することで、マネージャーがチーム内の関係性を良好に保ち部下の育成にも役立てられる、と...
人の心身の状態を「赤のモード(闘う/逃げる)」「緑のモード(安心する/つながる)」「青のモード(固まる/動けなくなる)」の3種類に分類し、相手や自分が現在どのモードにあるのかを「観察」によって把握することで、マネージャーがチーム内の関係性を良好に保ち部下の育成にも役立てられる、という内容です。 他人の反応は、その人の人格によるものではなく、現在置かれているモードとそのモード特有の身体の反応によるものである、という説が新鮮でした。呼吸や心拍数など身体の状態に意識を向けてみるのも面白いかもしれません。 相手が反発したりネガティブな発言をしてきたとき、その人は何かを守りたかったりただ安心したいだけなんだ、と考えることによって自分自身も冷静さを取り戻し、建設的な対話に持っていけるのではないでしょうか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・失敗の予兆が見えた時点で気軽な声掛けや助け合いが起こる ・反発、抑圧、受容 ・困っている:助けてほしい、守りたい->闘う・逃げる ・同じ写真を見ても、人それぞれに受け取るイメージに違いがあるのは、過去の経験の影響をお受けているからです。 ・予測のつきにくい現代の仕事では、悲観的にならずに進めることはとても重要なことです。 ・今まで頑張った分だけ、休息や内省が必要になります。 ・成果が出ていても観察をしてあげてください。周囲から孤立する前に対話を持ち、本人が自分の状態を客観的に観られるようにサポートしてください。 ・ディビッド・コルブの経験学習サイクル ・何を守ろうとしたのか?何に困っていたのか?何に対して安心したかったのか? ・「自己観察ができている」ということは、私は「過剰さがわかる」ということだと思います。
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