ニューワールド の商品レビュー
出版社ごとの担当編集者同士の座談会がおもしろかった。星を編むの二階堂さんや植木さんの話はこういう方たちへの逆取材みたいなのがあったのかな。
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雑誌対談やコラボレーションを一冊にまとめた「凪良ゆうの世界」を読んだ。 中でも「対談 山本文緒×凪良ゆう」が一番印象に残った。 憧れの作家はもうこの世にいない。 初対面の時、凪良さんは感激の涙を流したと言う。『恋愛中毒』に衝撃を受け"いい違和感"をいっぱい山...
雑誌対談やコラボレーションを一冊にまとめた「凪良ゆうの世界」を読んだ。 中でも「対談 山本文緒×凪良ゆう」が一番印象に残った。 憧れの作家はもうこの世にいない。 初対面の時、凪良さんは感激の涙を流したと言う。『恋愛中毒』に衝撃を受け"いい違和感"をいっぱい山本作品からもらった。世の中に馴染めない人たちの思いを掬ってこれからも書き続けたいと… 二人が交わす恋愛論に共感しながらも、一抹の寂しさを覚えてしまった。 「伝えたいことが正しく伝わってほしいから、読者がわかりやすいよう、読みやすいように難しい言葉は使わない。言い回しもなるべく平易にしている。」 先日読んだ『流浪の月』がすんなり頭に入ってきたのはなぜなのか、その答えを凪良さんご自身の言葉で聞けただけでも、この本を開いて良かったと思う。 5社による担当編集者座談会は、まるで女子会トークのようで楽しめた。作家愛、作品愛に溢れた濃厚な時間。 「編集者だけが知っている、凪良ゆうの魅力と素顔」 BLには約束事が多くて書くのにとても苦労されたそうだが、作家としてのこだわりや作品に対する真摯な姿勢も見えてきた。 「対談 榎田尤利×凪良ゆう」 故・山本文緒さんから手渡された恋愛小説のバトン。さっそく『汝・星のごとく』も読んでみたいと思った。
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凪良ゆうさんの、対談やインタビュー集。 その本筋とはずれるのだけれども、凪良ゆうさんを担当した各出版社の編集者さんたちの座談会が一番面白かった。特に社を横断したWeb応援団が結成されていたり、というエピソードは、書店員だった私には落涙ものでした。流通経路にいる人達のことは、触れら...
凪良ゆうさんの、対談やインタビュー集。 その本筋とはずれるのだけれども、凪良ゆうさんを担当した各出版社の編集者さんたちの座談会が一番面白かった。特に社を横断したWeb応援団が結成されていたり、というエピソードは、書店員だった私には落涙ものでした。流通経路にいる人達のことは、触れられることがあまりないので。でも作家を応援したくて=その制作と生活を守りたくて、売るために奮闘している人たちがいます。本屋大賞だって、そういうことですよね。
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「凪良ゆうを知るための必読書」 デビューから17年。全著作を振り返ったロングインタビューは読みごたえがあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
凪良さんでも売れない時期があったのかぁ… 『真夜中クロニクル』はひとつの分岐点だったというのは当時いち読者として、開花したなぁといったらおこがましいけど何かいつもと違う感じがしたのを思い出しました。 榎田先生との対談もおもしろく読んだ。しかしそうかBL小説は縮小されているのか。。かくゆう私も1割くらいしか読めてないかも(だって特殊設定が多すぎる)学園もの、アラブもの、花嫁もの、今はオメガもの…が流行りなんですかね。。同人とかアマチュアさんで好きな人いっぱいいるのに、商業デビューされないのが悩ましい…
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初めて凪良ゆうさんの著書を手にしたのは、ブックスタジオ大阪店で書店員さんのポップに惹かれたからでした。「神様のビオトープ」でした。 それから少しずつ凪良ゆうさんの作品を読んでいますが、BLに関しては読んだことがなかったので、そちらも読んでみたくなりました。 色んな方との対談、イン...
初めて凪良ゆうさんの著書を手にしたのは、ブックスタジオ大阪店で書店員さんのポップに惹かれたからでした。「神様のビオトープ」でした。 それから少しずつ凪良ゆうさんの作品を読んでいますが、BLに関しては読んだことがなかったので、そちらも読んでみたくなりました。 色んな方との対談、インタビュー、会社を超えた担当編集者座談会など、凪良さんのお人柄が伝わりました。 「滅びの前のシャングリラ」も読んでみようと思いました。
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汝、星のごとくしかまだ読んだことがないので読んでみたい本がたくさん増えました! 凪良さんのお話が聞けて面白かった!
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小説を書きたいから作家になった 元ではなく現役のBL作家 そう言い切る凪良ゆうさんが潔くて素敵だ。 対談以上に興味深かったのが、担当の編集者さん達が、会社の垣根を越えて、思い思いに凪良ゆう作品への愛を語っていること。出版の現場の様子も伝わってきて、この感じは凪良さんの作品に描かれ...
小説を書きたいから作家になった 元ではなく現役のBL作家 そう言い切る凪良ゆうさんが潔くて素敵だ。 対談以上に興味深かったのが、担当の編集者さん達が、会社の垣根を越えて、思い思いに凪良ゆう作品への愛を語っていること。出版の現場の様子も伝わってきて、この感じは凪良さんの作品に描かれていたなと思ったりもした。 こんなに編集者さんに愛され大切にされる凪良さんだからこそ描ける物語を、この先も読み続けていきたいと思う。
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作家さんたちとの対談、インタビュー、担当編集者座談会など。 「滅びの前のシャングリラ」のスピンオフ「ニューワールド」収録。 凪良ゆうさんの作品に対する思い、執筆の裏側、人となりを垣間見ることが出来ました。 デビュー17年の全著作について時系列で語られたインタビュー、編集者さんた...
作家さんたちとの対談、インタビュー、担当編集者座談会など。 「滅びの前のシャングリラ」のスピンオフ「ニューワールド」収録。 凪良ゆうさんの作品に対する思い、執筆の裏側、人となりを垣間見ることが出来ました。 デビュー17年の全著作について時系列で語られたインタビュー、編集者さんたちの話など、とても興味深い内容でした。 山本文緒さん、町田そのこさん、芦沢央さんとの対談も良かったです。 申し訳ないのですがBL作品については未読で分からず… 私は「わたしの美しい庭」が初めての凪良さん作品で、それからハマっていったので。文芸作品の原点という「神さまのビオトープ」も読んでみたくなりました。 スピンオフ作品、ラスト鳥肌が立ちました。
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凪良ゆうさんVS.橋本絵莉子さん(チャットモンチー) VS.芹沢央さん(作家「僕の神様」など) Vs.ヤマシタトモコさん(BL漫画家・一般も書く「違国日記」など) Vs. 町田そのこさん(作家。そりゃもういっぱいある) ...
凪良ゆうさんVS.橋本絵莉子さん(チャットモンチー) VS.芹沢央さん(作家「僕の神様」など) Vs.ヤマシタトモコさん(BL漫画家・一般も書く「違国日記」など) Vs. 町田そのこさん(作家。そりゃもういっぱいある) Vs.榎田尤利さん( BL作家「永遠の昨日」など) Vs.山本文緒さん(作家「恋愛中毒」など) の対談に、 凪良ゆうさんの担当編集者さんたちだけの対談、 滅びの前のシャングリラの一部分の漫画、 滅びの前のシャングリラの番外編短編 ご本人のロングインタビュー が収まった一冊。 凪良ゆう好きには彼女を深堀できるのでご一読を!って感じかな。 いろんな作家さんたちとの対談なのでこのなかで紹介された本をいくつか読んだ。 「ぼくは 青くて 透明で」もその一つ。これがめちゃくちゃ好きな一冊になったの出会わせてくれてありがとう。 芹沢央さんの「僕の神様」もこの本きっかけで読んでみた。やさしい、いいお話だった。 こういう対談ものって、読書の幅というか、今まで知り合わなかった本に出合えるのもいいですね。
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