黄金の刻 小説 服部金太郎 の商品レビュー
服部セイコーの創業者である服部金太郎の立志伝。実際はもっとたくさんの苦労もあっただろうが小説の中では気持ち良いくらいに成功し続ける。爽快感のある仕上がりだ。 周りの人にも恵まれ、成功をおさめる人というのは才能や努力だけではなく運も良いのだろうと思う。 銀座のあの建物を見るたびに金...
服部セイコーの創業者である服部金太郎の立志伝。実際はもっとたくさんの苦労もあっただろうが小説の中では気持ち良いくらいに成功し続ける。爽快感のある仕上がりだ。 周りの人にも恵まれ、成功をおさめる人というのは才能や努力だけではなく運も良いのだろうと思う。 銀座のあの建物を見るたびに金太郎の物語を思い出すことになった。
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一代でSEIKOを創業、成功に導いた服部金太郎のほぼノンフィクション作品。 この時代の成功者は、誰しもが国家天下のためと言うことを信念に持ち、目先の美味しい話に飛びつかず、将来のことを見据えた事業展開をしているなぁと思えた。 住友財閥や三菱財閥の話も読んだが、事業で得られた利...
一代でSEIKOを創業、成功に導いた服部金太郎のほぼノンフィクション作品。 この時代の成功者は、誰しもが国家天下のためと言うことを信念に持ち、目先の美味しい話に飛びつかず、将来のことを見据えた事業展開をしているなぁと思えた。 住友財閥や三菱財閥の話も読んだが、事業で得られた利益を社会に還元し、顧客の信頼を得るというのが共通した考え、振る舞いだったのを知ると、今も昔も行き着くところは人との関わり合いなんだろうなと感じた。 一番印象にのこった台詞は、322ページ。 「入りたての職工はもちろん、学校出の技術書だって、精工舎に入ってはじめて時計の製造に携わる。人間にたとえれば赤子なんですよね。まっさらな状態で生まれてきた赤子は、親から言葉を、礼儀、作法を教わりながら一人前になっていく。それと同じように職工も技術者、我々先達の仕事を見、教えを受けながら成長していく。そうして考えると、果たして私は、そうした覚悟を持って後進に接してきたのか、親としての職分を果たしてきたのだろうか。」
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4.4 セイコーの創業者、服部金太郎の話。 金太郎の人となり、事業の広げていく様子が読みやすく描かれており面白い。 金太郎、時計の歴史小説。 楡さんのこのシリーズ(砂の王宮)は面白いし勉強にもなり素晴らしい。
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とある百貨店の人に「うちは富裕層ターゲットなんで庶民は相手にしていません。きちんとした格好じゃない人に来られるとブランド価値が下がります。」と言われたことがある。自分に対する評価ではなかったがもう二度と行くまいと決めた。信用は瞬間に消え失せる。 その真逆に信用第一で企業を育て上...
とある百貨店の人に「うちは富裕層ターゲットなんで庶民は相手にしていません。きちんとした格好じゃない人に来られるとブランド価値が下がります。」と言われたことがある。自分に対する評価ではなかったがもう二度と行くまいと決めた。信用は瞬間に消え失せる。 その真逆に信用第一で企業を育て上げたのがSEIKOの創始者服部金太郎だ。この小説は彼の一代記だ。信用以外にも、知と技術、そして盟友を大切にする姿に心を打たれる。資源のない日本が近代化し経済成長を遂げられたのは学問と技術を大切にしたからだろう。福沢諭吉に蒙を啓かれ、SEIKOに夜学をつくる様はそれを物語る。辻や渋沢栄一からの薫陶、鶴彦との二人三脚は大事は一人でなし得ないことを教えてくれる。 信用、教養、技術、仲間。文字にすると当たり前のような気がするが、本当にこれらを大事に出来ている人は少ないように思う。金太郎のように仕事に向き合いたい。
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小説ベースで読みやすく、知っていたブランドだったのでとっつきやすかった 成功者の秘訣や行動指針、大事にしているものなど勉強になった
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SEIKOの創業者、服部金太郎氏に関する小説。あくまでもフィクションですが、全くそのような感がないくらい読むことができました。 個人的に服部金太郎氏は、分析能力に長けた方だったのだろうと思いました。 人の縁を改めて大事にしていこうと思った次第です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
SEIKOの創業者、服部金太郎の話。丁稚をしていた少年の頃から時計に興味を持ち、鉄道が各地を繋ぐようになれば時計は必須で、その時計で商いをすればという大きな志を持っていた。周りを、人々を観察する力が備わっていたのが素晴らしい。丁稚期間が終わり、時計店に修行に行くもその時計店がお金を返せず潰れたり、やっと自分の店を持てたのに大火で失ったり、その後出会った職人たちと精工舎を創業し大きくなったのに関東大震災で本店と工場を失ったりと苦労だらけだったのに驚いた。そしてそこから立ち上がり大きくなっていく力強さに感動した。 この本を読むと、時計を作る職人たちの誇りや懐中時計から腕時計を開発しようとする向上心がグッときて、今、デジタル時計やスマホの時計、スマートウォッチが目立ち、いわゆる長針と短針がリアルで動く時計が減ってきているのがもったいなく感じる。 今はどんなものにもあるアフターケアサービスを最初に始めたのが金太郎だったのには驚いた。
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セイコー創業者の一代記。 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり 独立自尊 貧すれば鈍する 他山の石を以って玉を攻めむべし 天は自らを助く者を助く 禍福はあざなえる縄のごとし 人生一寸先は闇 禍を転じて福と為す 情けは人の為ならず 出る杭は打たれる…
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とても引き込まれる物語として感銘を受けた。 あえて言えば、金太郎が清廉潔白な人物すぎて、成功者のお手本のような印象が強かった。人としての弱さの一面も垣間見たかった。 後半は、セイコー関係者が喜びそうなエピソードがたくさん詰め込まれているといった印象も。それでも、この時代の逞しさに...
とても引き込まれる物語として感銘を受けた。 あえて言えば、金太郎が清廉潔白な人物すぎて、成功者のお手本のような印象が強かった。人としての弱さの一面も垣間見たかった。 後半は、セイコー関係者が喜びそうなエピソードがたくさん詰め込まれているといった印象も。それでも、この時代の逞しさに憧れを抱きながら読了できたのがよかった。
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SEIKO創業者、服部金太郎の生涯を綴った小説。 服部の人柄の良さ、そして世間を見抜く慧眼っぷりが随所に描かれており、ビジネスを学ぶ視点でも歴史を学ぶ視点でも楽しめる。 服部の周囲の人間もキャラが上手く表現されており、飽きが無い。 こんな経営者の元で仕事をしてみたいと思える一冊。
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