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たまに取り出せる褒め の商品レビュー

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2024/06/30

めちゃくちゃ元気でる めちゃくちゃほっこりする 素敵な感性だ 漫画終わりの著者の一言ページのとこも良すぎる もっと読みたい

Posted byブクログ

2024/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 一つ一つのエピソードが感動的で、素晴らしい本だった。  果たして自分には取り出せる褒めなどあるだろうかと思い出そうとするが、全く思い出せない。スピリッツの編集さんにはめちゃくちゃ褒めてもらって麻薬のように気持ちがよかった。しかしたまに取り出して自分を励ましたり自信を持つことができるかと言えばそうではない。嬉しかった記憶として残っているだけだ。自分を肯定できる記憶は、最初にヤンマガの担当さんが連絡をくれた時と月間賞の奨励賞の連絡の電話の記憶だ。二人の子どもと最初に会った時の記憶も嬉しい記憶として鮮明だ。褒められるのは嬉しいことではあるが、ちょっと居心地の悪さもなくはない。  漫画教室をしていた時は生徒さん全部の作品を褒めることにしていて、それが取り出してももらえるものか不明なのだけど、結果的に何人もの漫画家を輩出することができている。  今は子どもを褒めに褒めまくっている。しかし心とは裏腹に口先だけで褒めるケースも多々ある。人の行動には極力ケチをつけない方針だ。  などと書いているうちに思い出した。大学のゼミの合宿で沖縄に行った時のことだ。当時、ワールドミュージックが流行っていてその一環で沖縄民謡に関心があって、ゼミの数人と民謡バーに行った。そこで泡盛を飲んで民謡のライブを見てすっかりご機嫌になった。民謡ライブの合間にはカラオケタイムがあって、ご機嫌のオレはアリスの『チャンピオン』を臆面もなくがなり立てて思い切り歌った。すると民謡のお姉さんたちが手をたたいて喝采してくれたのだ。自分のパフォーマンスが受けるなど夢にも思っていなかったのですごく驚いた。しかも本物の民謡ミュージシャンがほめてくださった。それが後々にバンド活動をするきっかけとなった。そしてそのまま才能があるなどと勘違いして10数年活動が続くのだけど、途中であれ?もしかして音痴な上にリズム感もないのでは、と疑念が生じ、確信に至り恥ずかしくなってやめた。本当のことを言うと確信に至った後もしばらく続けていた。

Posted byブクログ