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さびしさについて の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2026/02/22

誰かに対して長い文章を書く機会ってないな。 どんなことがあっても生活は続いていくし、時間が経つにつれ周りの人も自分も同じように歳を重ねていく。誰かの言葉でハッとすることや、今まで経験しなかったことをして気付かされることがある。

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2026/01/25

私的な内容に満ちた往復書簡。それぞれの、子どもやパートナーとの時間や、書き物という仕事への取組み方、そして、幼少からの親との関係と傷。

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2026/01/15

書き手が2人とも優しい。大切なことがわかりやすい言葉でたくさん書かれていたが、読みやすすぎてすり抜けていくような感覚があった。あとは、子供を通じての気づきが多いので、子供ができてから読むと、また感想も変わってくるのかなと思ったり。植本一子の繊細さが少ししんどく感じる部分もあった。

Posted byブクログ

2026/02/05

・表題作 さびしさについて に対する返答である「『み』の距離」が好きだった  さびしさ というマイナスの感情に対しここまで立ち止まって・向かい合って思考できることが素敵だなと思った。どちらかというと、私は滝口さん寄りの考えをしていると気づいた。私は(内的には一人でいろいろ考えてし...

・表題作 さびしさについて に対する返答である「『み』の距離」が好きだった  さびしさ というマイナスの感情に対しここまで立ち止まって・向かい合って思考できることが素敵だなと思った。どちらかというと、私は滝口さん寄りの考えをしていると気づいた。私は(内的には一人でいろいろ考えてしまう性分だからこそ、外的には逆に)感情的であることを避ける傾向にあるから、「さびしい」ではなく「かなしさ」として一歩引いて捉えているのだと思う。  感情をその場でうまく表せない だから絶対的に事後的である文章を書く という行為を行う ・そう書いた後で、非常に感情的である「怒り」に対する耐性の無さをどう考えれば良いか という話題へ発展されていて、なんて視野が広い方なのだろうと感嘆した。(個人的には、「世界99」にて描かれた、怒りなどの「汚い感情を持つ者」とそれとは対照的な「クリーンな人」との分断について、では現実世界ではどう対応すれば良いの???となっていたため、滝口さんの文章に救いを求める気持ちになった。) →「(自身の怒りへの耐性の無さは、例えばフェミニズムなどのアクティビズムが提起する)問題の本質とは全然関係ない話で、すべきことは怒りの原因となる問題に対する態度や考えを持つこと/別に一緒に怒らなくちゃいけないというわけではないし、怒りの表現方法について違和感を持ったっていいんですが、それを理由にそこにある問題自体から遠ざかるべきではない。/考えるべきは怒りではなくそのもとにある問題で、そこについて考えずに、そんなに怒んないでよ、というのはやっぱり逃げ口上だと思う」 →以前、知り合いと慰安婦問題について話した時「なんで私たち世代が謝らなければならないのか」という意見があがった。この背景には、「誰かがなんか知らないけど怒っている・なんかこちらが悪いみたいだから誤った方が良いだろうけどなんだか不公平な気分」みたいな、感情のみにフォーカスした思考があるのではないか。それこそ、「反日感情」または「親日」も感情ベースのキーワードだと思う。感情とは一旦切り離して、そこで起きている問題自体を見る必要があるのではないか? ・85頁 家族になったって寂しい ・108頁 結婚という制度にはまれない けれの、常に自分一人で判断し続けなければいけないプレッシャー ・111頁 相手の言ったあれこれを、自分の貧相な辞書に当てはめてしまう そこには自分の知る・思う意味しか書かれていないので、当然相手の真意はわからない ・232頁 世間や正義を後ろ盾に不要に強く責めるのではなく、一対一で伝えること

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2025/04/27

2025/04/27 他の方のレビューにもありましたが、私は一子ウォッチャーで「かなわない」からの一子さんの文が大好きで、読み終わるのが惜しくて少しづつ読み進めました。子供も似たような年齢なのもあり、悩みも似ていたりで勝手に親近感を抱いています。最初のよそよそしさから手紙を交わす...

2025/04/27 他の方のレビューにもありましたが、私は一子ウォッチャーで「かなわない」からの一子さんの文が大好きで、読み終わるのが惜しくて少しづつ読み進めました。子供も似たような年齢なのもあり、悩みも似ていたりで勝手に親近感を抱いています。最初のよそよそしさから手紙を交わす三年の年月でかなり親しくなられたようで、その感じを想像しながら読み進めてみました。私も誰にも見せない日記を15年ほど書いています。私がんばれ

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2024/12/29

写真家·植本一子氏と小説家·滝口悠生氏との往復書簡。 公開を前提に始められたやりとりなので、不特定多数の目に触れることは意識されているが、自らの内面にくすぶることごとについてもかなり突っ込んで詳らかにされている。信頼関係が築けていなくては成り立たない交流である。自分を省みて考えさ...

写真家·植本一子氏と小説家·滝口悠生氏との往復書簡。 公開を前提に始められたやりとりなので、不特定多数の目に触れることは意識されているが、自らの内面にくすぶることごとについてもかなり突っ込んで詳らかにされている。信頼関係が築けていなくては成り立たない交流である。自分を省みて考えさせられることも多くあったが、滝口さんの周りに向ける視線の奥深さに心和まされることが多々あり、さらに静かに考えさせられた。

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2024/08/01

良かったんだけど、往復書簡にする意義があったのだろうか…。 植本さんの文章だけで読みたかった気がします。

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2024/06/30

ハッとさせられるところはありつつも、基本的には2人の作品をよく読まれる方向けなのかなと思った。この本が初めての人間にとっては、どこか蚊帳の外のような気分になってしまう点がいくつかあり、手放しでおもしろいとは思えなかった、、、

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2024/06/18

ひとに向けた書き物だと植本さんの書き方がなんだか違って新鮮! 滝口さんと植本さん、かなり考え方に差はありそうだが、気が合うというのが興味深い。 子どもにどこまで自分のことを話すか、どこまで子供のことを聞くか、など、考え方がまちまちで面白かった。 私は親がわけもなく機嫌悪いと感じて...

ひとに向けた書き物だと植本さんの書き方がなんだか違って新鮮! 滝口さんと植本さん、かなり考え方に差はありそうだが、気が合うというのが興味深い。 子どもにどこまで自分のことを話すか、どこまで子供のことを聞くか、など、考え方がまちまちで面白かった。 私は親がわけもなく機嫌悪いと感じて嫌だった記憶があるため、「仕事で疲れすぎて、今日は話聞けないかもごめん」など伝えたい派だなあと。 ただ、子供の個性によってもどっちがいいかって違うし難しいなと改めて思う。 また、女の子を育てる親だからこその悩みとして夜道を歩かせることが怖いと例に挙げられていたと思うが、男の子なら逆に加害しないように教える必要もあるし、 親としてどちらが心配かというと、どちらも心配だなあと。男女どちらも育て始めた自分としては思う。

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2024/05/19

「一子ウォッチャー」としてこの本を手に取ったのだけれど、滝口さんのこともかなり好きになってしまった。「文章という方法は絶対に事後的なものでしかない」とか、「"誰かがなにかを思い出すこと"が小説の動源」とか、目から鱗が落ちることがたくさん。 子どもを通して生まれ...

「一子ウォッチャー」としてこの本を手に取ったのだけれど、滝口さんのこともかなり好きになってしまった。「文章という方法は絶対に事後的なものでしかない」とか、「"誰かがなにかを思い出すこと"が小説の動源」とか、目から鱗が落ちることがたくさん。 子どもを通して生まれる発見や葛藤、「書く」こと、誰かといること、ひとりでいること。適切な表現じゃないかもしれないが、これが人間としての「真っ当」さだと思った。こんなにたくさんのことを感じて、考えて、人間は大変だ。でもだから人間にはまだ希望があると思う。

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