革命の血 の商品レビュー
30年にわたる国家的謀略とゲバルトの物語。右左、海外の傀儡と、普段お目にかかれないストーリー満載で少々食傷しますな。人を裏切るということは結局自分の人生を裏切りっていうことなんだろう。
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1989年、公安のスパイだった大学生・沢木は神奈川県警の公安刑事吾妻の命を受けて、自身が通う大学の、ある組織を監視していた。接近したのが組織の幹部の娘とされる文目(あやめ)。2人は県警と警視庁と合同で立てられたプロジェクトに深入りしていくが、その計画は頓挫した。 30年後、そのか...
1989年、公安のスパイだった大学生・沢木は神奈川県警の公安刑事吾妻の命を受けて、自身が通う大学の、ある組織を監視していた。接近したのが組織の幹部の娘とされる文目(あやめ)。2人は県警と警視庁と合同で立てられたプロジェクトに深入りしていくが、その計画は頓挫した。 30年後、そのかつての計画に、公安刑事となっていた沢木が分け入ると官邸、警察、過激派、それぞれの思惑が絡まった国家の陰謀が見えてきた。(帯より抜粋) エンタメとして楽しく読みました 平成元年から末期・改元前夜までの30年を行き来しながら話が進みます ハードボイルドには苦手意識があったのですが、見方を変えてくれた一冊です
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家族のお勧めと言う事で。乾いた文体が好きなのを知ってくれてるのは嬉しい。 公安と警察、左翼、の関係を時を隔てて描いているが、私にはそこに興味なくて盛り上がらなかった。後日談がもっとあれば良かったのかも。
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公安VS極左がテーマということで重めのストーリーかと思いきや、会話や展開が軽妙なので読みやすい。読了感も意外と清々しい。
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どうにも世間知らずなので、ここで題材とされている「公安VSセクト」に現実感がない。いまでも公安はこんなふうに暗躍してるのかな。 ストーリーは、30年前と現在とが交錯しながら展開する。よくある構成だけど、公安ものらしく身分が変わったり偽名がてんこ盛りで、けっこう混乱する。それが楽し...
どうにも世間知らずなので、ここで題材とされている「公安VSセクト」に現実感がない。いまでも公安はこんなふうに暗躍してるのかな。 ストーリーは、30年前と現在とが交錯しながら展開する。よくある構成だけど、公安ものらしく身分が変わったり偽名がてんこ盛りで、けっこう混乱する。それが楽しいのだけどね。
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