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落雷はすべてキス の商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2024/05/22

死に際に、最後に、一番愛していた人が、 人生で最も愛した人かわからない。 愛の美しさではなく、星として、あなたたちはきれい。 夏はどんな瞳も全部溶けはじめの氷みたい 知らない誰かが呼んでくれる秋。 優しくいるということは、 傷ついてもいいと契約すること。 さみしさは殺意、 ...

死に際に、最後に、一番愛していた人が、 人生で最も愛した人かわからない。 愛の美しさではなく、星として、あなたたちはきれい。 夏はどんな瞳も全部溶けはじめの氷みたい 知らない誰かが呼んでくれる秋。 優しくいるということは、 傷ついてもいいと契約すること。 さみしさは殺意、 恋愛はそれをぶつける相手を見つけるための言い訳。 優しい人たちが孤独でいるとほっとする。 この全ての本が、 ぼくのために書かれたわけではないことが、 ぼくの一番きれいな孤独。 ちょっとだけ、にぶく、ずうんとする。 ぼくはきみが好きだよ。

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2024/05/11

最果タヒさんの作品に限らず、詩集はどれかひとつでも好きな詩に出会えたらなと思っていて、今回もいくつか好きな詩に出会えたのでよかったなあと思う。 詩は理解しやすいようにきれいに言語化される前の言葉だと思っていて、だからよく分からないけど共鳴できるかも、という瞬間を見つけるのが好きな...

最果タヒさんの作品に限らず、詩集はどれかひとつでも好きな詩に出会えたらなと思っていて、今回もいくつか好きな詩に出会えたのでよかったなあと思う。 詩は理解しやすいようにきれいに言語化される前の言葉だと思っていて、だからよく分からないけど共鳴できるかも、という瞬間を見つけるのが好きなので、あとがきの言葉もすごく好きでした。 今回好きだと思ったものは以下の通り。 川底の詩 衛星の詩 日没の詩 線香花火の詩 金色の詩 本棚の詩 The Kiss あとがき

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2024/05/08

図書館の本⑮ 最果タヒさん二冊目。 前回はエッセイだったけれど、今回は詩集。 今回も読解できず、何回読み返しても理解できなかった。 難解な詩集だったが、その中で好きなものを発見したときの喜びや感動を味わうために読むような本。 好きな詩 「夕焼けの詩」「波音の詩」「陽」

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2024/04/19

#落雷はすべてキス #最果タヒ 24/1/31出版 https://amzn.to/4aVEc0c ●なぜ気になったか 図書館の新着リストで発見 ●読了感想 今の僕自身の年齢と相性が合わないのだろう、まったく響いてくるものがなくつまらない。「愛」などにドキドキは感じないし、「...

#落雷はすべてキス #最果タヒ 24/1/31出版 https://amzn.to/4aVEc0c ●なぜ気になったか 図書館の新着リストで発見 ●読了感想 今の僕自身の年齢と相性が合わないのだろう、まったく響いてくるものがなくつまらない。「愛」などにドキドキは感じないし、「死」を考えるのは気持ちが沈む。この2ワード頻出文章読む気がしない #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き

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2024/04/11

死の世界が自分よりもずっと近くにあって、見える自然をとても敏感に感じとっているのだろうな。 相変わらず、読んでもすべて理解はできず、その中のひとフレーズや数行にとても深く感じいってしまう。又は一つの詩の雰囲気をとても好きになってしまう。そんな感じ… 又、違う日に読んだら全然感じ方...

死の世界が自分よりもずっと近くにあって、見える自然をとても敏感に感じとっているのだろうな。 相変わらず、読んでもすべて理解はできず、その中のひとフレーズや数行にとても深く感じいってしまう。又は一つの詩の雰囲気をとても好きになってしまう。そんな感じ… 又、違う日に読んだら全然感じ方が、違うのかもしれないと思った。 「金色の糸」 「銀木犀の詩」 「夕焼けの詩」、 あとは あとがきも好き。

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2024/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつも本の装丁と厚さとサイズ感がすごくいいと感じさせてくれますが本書も色使いが絶妙と思います。 作品全体としてはこれまでと同様に、透明感があり、ヒリヒリとした感じがあり。でもヒリヒリも数年前とはちょっと質が変わって若者にありがちな鋭い壊れ物のような感じからちょっと鋭さが取れ、けれど丸くなったという訳でもない諦めに似たようなといいますか、引いた感じの老成感を感じます。 個人的な感覚なのでうまく表現できないのですが(伝わるかなぁ。本書を読まれた人の何人かにはこの感覚同意を得られる気がしますが) 好きな人ははっきり好きだし苦手な人ははっきり苦手なんじゃないかなと思われる一冊。 「氷柱」「光の注文」「波音の詩」「線香花火の詩」「金色の詩」「本棚の詩」「麻酔」が自分は良かった。

Posted byブクログ

2024/04/02

星4つつけてはいますが、、、難しい、、、。 本当に声を出して読まないと、なかなか理解できない感じ、、、。 いや、それでもなかなか理解困難な世界。 五七五七七の短歌ぐらいがちょうどいい気もしますが、 もう少しじっくり楽しんでいきたいと思います。

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2024/04/02

愛と海と星たちの共演、物語性のある詩が好きです。 お気に入りは、上弦の月、運命、宝石、朝日、です。

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2024/03/20

タヒさんワールド全開! キラキラしたことばが紡ぐ愛のカタチ。 共感できる詩をみつけたときに、ことばにできない気持ちをかたちにしてくれることが嬉しくなりました。 いまのお気に入りは、 朝日、金色の詩、波音の詩、銀木犀の詩、日没の詩、こいぬ座の詩、涙の詩、夕焼けの詩、上弦の月の詩 ...

タヒさんワールド全開! キラキラしたことばが紡ぐ愛のカタチ。 共感できる詩をみつけたときに、ことばにできない気持ちをかたちにしてくれることが嬉しくなりました。 いまのお気に入りは、 朝日、金色の詩、波音の詩、銀木犀の詩、日没の詩、こいぬ座の詩、涙の詩、夕焼けの詩、上弦の月の詩 図書館の新刊コーナーにて。 装丁の色使いに惹かれた。 最果タヒさん、初読み。

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2024/03/01

今回の詩集もとても良かった わからなくても、どこか心に響く、不思議な詩たち また改めて読んでみても響く詩は変わらずにあるんだろうなと思います 心がなんだか落ち着かない、そんな時に読むと 自分だけじゃないとほっと落ち着く、そんな本

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