細胞 生命と医療の本質を探る(上) の商品レビュー
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ビル・ゲイツがオススメしてたので購入。 おいおい、めちゃくちゃ面白いじゃんよ…! 「細胞」という深遠なテーマを、いくつかの部に分けてその歴史とシステムを紹介していく本作。医師である筆者だからこそ描けるリアリティと、深い知識に裏打ちされたエピソードは読む人をキチンと引き付ける。上下巻と分量は多かったけど、わりとスラスラ読めたかも。 特に面白かったのは「腐敗」の話。 「私達はなぜ生きながらにして腐敗しないのだろうか?」という問いは考えたこともなかったが、言われてみると確かに不思議な話だ。 (これはもちろん腐敗を行う微生物を免疫が退治しているから) まとめは下巻の方で。同じ作者の「がん‐4000年の歴史‐」も買ってみようかな。
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シッダールタ・ムカジー「細胞(上)」読了。前作“遺伝子”と“がん”では、それらの背景にある研究の変遷や人間ドラマの描写が素晴らしく感銘を受けた。そんな著者の新作に自然と期待が膨らんだ。テーマは生命の基本単位である細胞だ。副題にあるNew Humanが各章の通底にあり未来の医療を想...
シッダールタ・ムカジー「細胞(上)」読了。前作“遺伝子”と“がん”では、それらの背景にある研究の変遷や人間ドラマの描写が素晴らしく感銘を受けた。そんな著者の新作に自然と期待が膨らんだ。テーマは生命の基本単位である細胞だ。副題にあるNew Humanが各章の通底にあり未来の医療を想像させられた。
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「細胞」に関して非常に解説が懇切丁寧で分かりやすい。 知らない用語が大量にでてくるが、著者の配慮が行き届いておりスマホなどで検索掛けながら読んでゆくことで理解が進む。 急いで、下巻に取り掛かろう。
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