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追憶の烏 の商品レビュー

4.4

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/09/15

まさかこんな展開になるとは…!! またしても全く予想しない物語に気持ちが追いつかない。 ここでまた1巻に引き戻されるなんて思わなかった。 外伝で千早と明留の話を読んでいただけに、もう胸が苦しくなってしまった。 最初はほんわかムードでスタートしたんで、読み進めるのにちょっと時間がか...

まさかこんな展開になるとは…!! またしても全く予想しない物語に気持ちが追いつかない。 ここでまた1巻に引き戻されるなんて思わなかった。 外伝で千早と明留の話を読んでいただけに、もう胸が苦しくなってしまった。 最初はほんわかムードでスタートしたんで、読み進めるのにちょっと時間がかかったんだけど、物語中盤からは気持ちは乱気流に揉まれてあれよあれよと言う間に押し出されて読了!ってなった。気持ちが揺さぶられすぎてどっと疲れた…って感じ。 でもこれで終われるはずない!むしろ早く続きが読みたいってなった。

Posted byブクログ

2024/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

しばらく藤波とあせびが登場しないなと思っていたらこんな形で登場…! 明留…! 若宮もどうしてあの言葉しか残さなかったの… 結果的にそれが山内の為と思ったのか? すみへの愛情しかなかったのか?結果的には外界に逃げるのが紫苑の宮の生きる道だよね、紫苑の宮が生きてて金烏になる、近習に澄生となって歴史は繰り返すのか?繰り返して山内は存続されるのかな? 真の金烏が生まれないなら危機ではないのか? ますほも澄尾も結婚は嬉しいが登場しないし三子は無事に誕生したのかな?路近も出て来ないし何を考えてる? 雪哉の同期は千早だけになったし、今作で雪哉の気持ち考えるといたたまれないよ…救いは紫苑の宮か。 千早も戻って来て欲しい! 続きが気になります。

Posted byブクログ

2024/06/24

Amazonオーディブルで聴いた。 あ〜 雪哉… 今までこのシリーズにいまいち乗れてなかったけど、「追憶の烏」まで来てやっと心を掴まれた感じ。 あ〜 雪哉…(何度も書いてしまう) 今まで雪哉にもあまり…て感じだったけど、今回の奈月彦の遺言は痛かった。 そりゃ雪哉も闇堕ちする...

Amazonオーディブルで聴いた。 あ〜 雪哉… 今までこのシリーズにいまいち乗れてなかったけど、「追憶の烏」まで来てやっと心を掴まれた感じ。 あ〜 雪哉…(何度も書いてしまう) 今まで雪哉にもあまり…て感じだったけど、今回の奈月彦の遺言は痛かった。 そりゃ雪哉も闇堕ちするわ。 お気持ちお察しいたします…。 なんか、みんな、ひどいなぁ〜と思ってしまう。 奈月彦もだし、浜木綿はもってのほか、紫苑の宮も雪哉を選ばなかったね。 雪哉…。 雪哉が奈月彦個人を見てはいなかった、奈月彦個人に対して忠誠を誓っていなかったのが悪かった、とされていたけど、人間関係は一方通行じゃないからねぇ。 もう治真だけだよ…頼むよ…(あれはあれで狂信でダメなんだけどさ〜)。 奈月彦、なに、簡単に殺されてるんだよ…と理不尽にムカついてしまった。 金烏も大したことないなぁぁ。 テメーの理想論や性急な統治(ありがち)で四家に鬱屈を溜めさせて、足もとすくわれて大変な状況に雪哉を置き去りにしておいて、「皇后の思う通りに」なんて遺言残してさぁ。ひどいじゃん。 こうやってムカつかされるのは、物語に入れ込んでる証だろうけどさぁ。 この先、奈月彦の真意が明らかにされるのか? 浜木綿にイラァッとしたし、このシリーズの女性キャラはイラつく人が多いな?? 雪哉は「愛する者に倒されるのを待つ悪役」というパターンだろうね。 たくさんの人を利用し、傷つけて、死なせてるから、雪哉が単純に救われて幸せになるエンドはないだろう。 悲しみ…有能ゆえの悲しみ…。 それでも、何とか、雪哉に救済や安寧が訪れてほしいと祈るよ。 だってさー、頑張ってるじゃん…山内のためだけに無私で頑張ってるじゃん…犠牲にされた側からはふざけんな、と思うのも分かるんだけど…。 本人はとっくに覚悟がキマッてるから、安寧なんか望んでいないし、ほしくもないだろうけどね。 明留の死も悲しかったよ。

Posted byブクログ

2024/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

気力の持っていかれた今作だった。 奈月彦さんと明留がいなくなるのは、前作を読んで何となく予想していた。そう予感はしてても、衝撃は免れなかったが。ただ、その背景が悲しむ間を与えてくれなかった。金烏の死はメインではなく、目的遂行の過程でしかなくて。 如何せん崩御以降の展開が、相変わらず怒涛過ぎた。終盤になるにつれ“2人で夜桜見に行ってた頃で時を止めてくれ”と何度思ったか。雪哉が心を殺す瞬間を目にする度に、もういい止めてくれ、容赦がなかった。 近習時代に放った“自分の知らないところで勝手に死んで下さい”の通り、奈月彦さんは死んでしまった。 更に、浜木綿さんの“アンタは選ばなかった”も。2巻の『烏は主を選ばない』をこんな形で再回収してくれなくても。 ああ、垂氷の雪哉に、無性に会いたい。

Posted byブクログ

2024/06/05

なぜこんなことになってしまったのか 眺める角度が違うと、こんなにも想いは変わるのでしょうか シリーズ最初の本を開いたときには、あまり面白いとは思えなかったのが、2巻目からページをめくる手が止まりません 山内と人間界と猿の世界と、皆関わりあっての話の流れに、目が離せなくなりました ...

なぜこんなことになってしまったのか 眺める角度が違うと、こんなにも想いは変わるのでしょうか シリーズ最初の本を開いたときには、あまり面白いとは思えなかったのが、2巻目からページをめくる手が止まりません 山内と人間界と猿の世界と、皆関わりあっての話の流れに、目が離せなくなりました この、世界観は面白い 次が待ち遠しいです

Posted byブクログ

2024/06/05
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金烏がこんなに簡単に亡くなるとは(ー ー;) 彼の理想と願いが山内を狂わせたと思うのは、穿ち過ぎかもしれませんが、政を行うには狭量だったのかもな。 不穏ばかりが並んでますが、とりあえず、続きを待ちたいと思います。

Posted byブクログ

2024/05/27
  • ネタバレ

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まさか最初の外界遊学者が千早だったとは。 八咫烏からしたら今のところ大天狗しか頼れなくて、でも大天狗からしたら八咫烏は取引先ではあっても絶対必要な訳ではなく。 明留の勇姿。最後まで守ろうとした人。 千早の太刀を取り上げられたのは当然と言えば当然で、でも必ずしもそうする必要があったのかと言われたらそうでもなく。 金烏を守れなかった自分がそこに留まるのを自分自身が許せなかったんだろうか。 藤波の宮が自分の手で兄を刺したのは驚いたけどそこまで。やっぱりって思った。 奈月彦がもっと早くに何かしていれば違ったんだろうな。罪を許さなくても繋がりがあれば違ったんだろうな。今更言うても遅いけども。 でも変に情を持ってはいけなかった。 奈月彦の遺言、「全て、皇后の思うように」は山内を思うならあまりにも無責任ではないか。 こんな時に死ぬと思ってなかったとしてもあんまりではないか。 雪哉が貴方を見なかったのがそんなに駄目でしたか。 同じ方を見ていたのではないか。同じく山内の安寧を願っていたのではないのか。 横に並ぶとすればこれ以上ない人材ではないですか。 してやられた。負けた。 けど、遅かれ早かれ負けたんだろうな。 奈月彦はきっかけではあるけどいようがいまいが負けたんだろうな。 雪哉はもう垂氷の雪哉には戻れないかな。最後は博陸候雪斎として死ぬんですかね。 紫苑の宮が帰ってきた。 はじめさんを山内に案内したのはあなたですか。

Posted byブクログ

2024/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あまりに呆気なく奈月彦が死んでしまってえ?となった。明留も酷い死に方で、、茂さんが死んだ時もあまりに一瞬で悲しみに浸るというより驚きが勝っていたが、それでも奈月彦までこんなにあっさり死んでしまうなんて。そして絶対的な信頼関係で結ばれてたと思っていた雪哉と奈月彦がそうではなかったことも相当に辛かった。奈月彦の遺言で雪哉は彼からの信頼を得られていなかった事に気付いてしまった。 空棺の烏の頃が1番楽しかった。

Posted byブクログ

2024/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

えぇー!!!と思わず言ってしまい、ほぼ一気読み。こんな感じで、前巻「楽園の烏」の、雪哉のたぬきジジイっぷりにつながるのか…作者さんの頭の中どうなってるんだろう。 今ちょうどアニメもやってるので、雪哉の成長というか、こうなる過程がつらい。つらすぎる。若宮と絆を深めてきてたはずなのに…。 個人的には明瑠がとてもつらい。あせびの君は、本当わからん人だ…。 最後は雪哉も報われてほしい。きっと雪哉なら最終的に浜木綿も紫苑の宮も守れると、奈月彦は思って託したと思いたい。 文庫版で読んだけど、読み終わったあとに表紙見ると泣けてくる。『あーあ、だから、駄目だと言ったのに』

Posted byブクログ

2024/05/17

序章/花祭り/その夜/消えた女/散華/顎/遺言/答え ああ そんな あるかもしれないけど あってほしくないことが

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