プロヴァンス邸の殺人 の商品レビュー
ひょんなことから疎遠だった祖父の訃報が届き、莫大な財産を相続することと引き換えに『探偵業』を継ぐことを条件とする遺言を残し探偵になった主人公が初仕事を引き受けた後に殺人事件が起きてしまう…というストーリーで、主人公が探偵になる経緯や男女間のトラブルから醸し出される結婚前の不穏な...
ひょんなことから疎遠だった祖父の訃報が届き、莫大な財産を相続することと引き換えに『探偵業』を継ぐことを条件とする遺言を残し探偵になった主人公が初仕事を引き受けた後に殺人事件が起きてしまう…というストーリーで、主人公が探偵になる経緯や男女間のトラブルから醸し出される結婚前の不穏な空気などが話を引き立てていて面白かった。
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亡き父の借金を返済してスイスの寄宿学校で音楽とフランス語の教師として働いている若きイギリス人女性アタランテ。そこに祖父が亡くなったという手紙がきた。たくさんの遺産と祖父の「家業」である「探偵業」も継いで欲しいというのだ。亡き祖父のパリの家に行くと家僕がいて、すでに依頼人が来ており...
亡き父の借金を返済してスイスの寄宿学校で音楽とフランス語の教師として働いている若きイギリス人女性アタランテ。そこに祖父が亡くなったという手紙がきた。たくさんの遺産と祖父の「家業」である「探偵業」も継いで欲しいというのだ。亡き祖父のパリの家に行くと家僕がいて、すでに依頼人が来ております。かくしてアタランテは結婚を控えしかし相手を疑っている花嫁と、嫁ぎ先の伯爵の家に向かう。 なにせ時代は1930年、爵位が残っているフランスという設定。その中でアタランテは経済的に自立した、それゆえ生き方も自立した溌剌とした女性として描かれている。伯爵の館での殺人事件の解決はうまくゆきすぎかもしれないが、クリスティのトミーとタペンスのタペンス、PDジェイムズの「女には向かない職業」のコーデリアみたいなアタランテを感じた。読んでて応援したくなる。どうなる、どうなると一気に読んでしまった。 2022発表 2024.1.20第1刷 図書館
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1930年代、まだ伯爵や大富豪が存在する時代に自立する主人公の元に祖父の死の知らせが届く所から始まる。寄宿学校で亡父の負債を返却するべく質素な生活を余儀なくされているアタランテが祖父の遺言に従い探偵になり依頼者を助けるべく見知らぬ邸宅で依頼者の窮地を救うたみに犯人探しをする。話し...
1930年代、まだ伯爵や大富豪が存在する時代に自立する主人公の元に祖父の死の知らせが届く所から始まる。寄宿学校で亡父の負債を返却するべく質素な生活を余儀なくされているアタランテが祖父の遺言に従い探偵になり依頼者を助けるべく見知らぬ邸宅で依頼者の窮地を救うたみに犯人探しをする。話しも構成も面白いが、長いのが欠点。謎の男性とのロマンスが多すぎる。もっとミステリに特化すべきでは?
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