ひとひらの夢 の商品レビュー
なんの気なしに読み始めて12巻一気読み。小萩ちゃんの初恋の行方が気になって、ついに最後まで読んでしまったよ。どうってことない時代もののようでいて、実は現代社会の諸問題を映し出してたりするから侮れないよ。和菓子の描写がもうちょっと丁寧だとさらによかったかも。 作家のこと知らないと思...
なんの気なしに読み始めて12巻一気読み。小萩ちゃんの初恋の行方が気になって、ついに最後まで読んでしまったよ。どうってことない時代もののようでいて、実は現代社会の諸問題を映し出してたりするから侮れないよ。和菓子の描写がもうちょっと丁寧だとさらによかったかも。 作家のこと知らないと思っていたけど、ふと新聞見たらいつも和菓子コラムの連載している方でした!フードライターなのね。
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鹿の子の思い/黒茶、花茶に合う菓子は?/ とびきりかたい、かりんとう/吉原芸者の紅羊羹 心を伝える菓子を注文する。さて 上手く伝わるのかどうか。言葉で、心で、菓子で、きっと伝えたい思いは伝わると信じたいな
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日本橋牡丹堂シリーズ第十二弾。 初春を迎え、麗らかな日々の中での菓子作り。 小萩庵に入る注文は、小萩に人としての試練を与え、成長を促す。 鹿の子の思い・・・おとっつあんになってほしい。10歳の茜の 真摯な願いのため、贈る菓子を作ったが、岩蔵は姿を 消してしまう。母子の、岩...
日本橋牡丹堂シリーズ第十二弾。 初春を迎え、麗らかな日々の中での菓子作り。 小萩庵に入る注文は、小萩に人としての試練を与え、成長を促す。 鹿の子の思い・・・おとっつあんになってほしい。10歳の茜の 真摯な願いのため、贈る菓子を作ったが、岩蔵は姿を 消してしまう。母子の、岩蔵の亡き親方への思いが揺れる。 黒茶、花茶に合う菓子は?・・・札差・白笛の清国茶の茶会、 山野辺藩の新留守居役との顔合わせ、更に葬式饅頭百個の注文。 まさに天手古舞な一日に。だが、須美の機転が救いとなる。 とびきりかたい、かりんとう・・・国学者の父が煙草を控えるための 母子からの菓子の注文。百人一首の謎かけを添えて。 小萩は、人の内と外での姿と心の違い、言葉と言の葉を学ぶ。 吉原芸者の紅羊羹・・・自前芸者のお披露目の、菓子の注文。 その吉原芸者の千代菊を訪ねてきた妹の話から、彼女の 過去と真の姿を知る。苦労を経て得た芸の道と家族への想いを。 伊佐と夫婦になっても、まだまだ娘っぽい感じの、小萩。 見かけで人を判断してはいけないことや、 客の気持ちを察したり、機微を知るには、経験を積まねば。 でも、須美やお福、お景などの人生の先輩たちがいるからね。 今回は江戸の文化の一端を知るのが出来て良かったです。 また、家族というかけがえのない存在の話も、良かった。 ふと気になったのは、外国船が日本沿岸に現れる時代であること。 幕末という時代の変遷の波は、小萩たちにも押し寄せるのか?
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大名家へ… 今でいうなら、政治家御用達とか?大手と契約とか?良いことも多いだろうけど、大変な事も更に多いんだろうなぁ… それにしても須美さんかっこいいな。 今回は特になにも進展がなかったけど… 次回は須美さん達の話かな?
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