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ブラック・ショーマンと覚醒する女たち の商品レビュー

3.9

201件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    100

  3. 3つ

    45

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2024/03/07

シリーズ第2弾 6編からなる短編集 短編だからか全体的に軽く、サラ~と読めて、物足りない。 小説というよりも、どちらかと言えば、連続ドラマのための作品って感じ。 個人的には、善と悪が表裏一体でせめぎ合うような、ヒリヒリするような東野作品が読みたい

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2024/03/06

シリーズ1作目とは異なり、短編集です。サクサク読めました。それぞれの物語には緩やかな繋がりがありましたが、1作目の長編がとてもおもしろかったので、少し物足りない感が残ってしまいました。

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2024/03/04

さすが東野圭吾さん、期待通りの面白さ、 短編集なので読みやすくて、一気読みでした。 シリーズ化されるのかな? 映画、ドラマも? だとしたら、ガリレオや加賀刑事のように、武史叔父さんはどの俳優さんなんだろうと、楽しみでワクワクします!

Posted byブクログ

2024/03/03

バーのマスターとして神尾が出てくるものの、タイトル通り「女性たち」が各ストーリーの中心。また、物語もきちんと繋がっており、飽きずに読める秀逸なエンターテイメント作品。 神尾のシャーロックホームズのような観察力はお見事。しかしながら、いくつかリアリティからはかけ離れた展開も見られ、...

バーのマスターとして神尾が出てくるものの、タイトル通り「女性たち」が各ストーリーの中心。また、物語もきちんと繋がっており、飽きずに読める秀逸なエンターテイメント作品。 神尾のシャーロックホームズのような観察力はお見事。しかしながら、いくつかリアリティからはかけ離れた展開も見られ、突っ込みどころもあり。

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2024/03/03

元世界的マジシャンでバーのマスターの叔父がヒロインの真世を振り回し、当事者の女性たちの問題を解決していく短編小説。 抱えている問題をマジックを武器に華麗に昇華させる。前作より叔父の活躍が目に見えたので非常に満足。この叔父の設定は最強すぎる。 やっぱり読み易いし構成が上手い、東野さ...

元世界的マジシャンでバーのマスターの叔父がヒロインの真世を振り回し、当事者の女性たちの問題を解決していく短編小説。 抱えている問題をマジックを武器に華麗に昇華させる。前作より叔父の活躍が目に見えたので非常に満足。この叔父の設定は最強すぎる。 やっぱり読み易いし構成が上手い、東野さんも最強。

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2024/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連作短編集。 バーのマスターが来る客の悩みを解決してしまうところは共通している。マスターは金にがめついような言いっぷりをすることもあるが、実際は損得勘定というより人情で動いていることの方が多い気がする。基本、性格の良い人間なのだろう。 毎回、最後はそうだったのか…と思うような展開になり、後味も良い。 特に好きなのは「査定の女」。バーのマスターに自分が連れてくる男性の嘘を見破ってくれと頼むとは(笑)。結婚相手の査定も重要かもしれないが、最終的にそれよりもっと大事なことに気づけて良かったと思う。また、玉の輿を捨てて夢を選択した女性が格好良かった。しかし、本人(と神尾真世)以外全員が協力者だったとは、思いもしなかった。全員役者になれるのでは。(あ、実際役者もいたか…) 「相続人を宿す女」も好きだ。題名のとおり、ある資産家の子どもを腹に宿した女性が出てくる訳だが、この女性が最後まで遺産目当てなのかそうでないのかが分からないのだ。どうもあまり遺産に執着している感じがしないため、掴めなかった。最後は切なくなった。女性の行動はなかなか誰にでもできるものではない。 マスターの観察眼と推理力には毎回感服するが、実際近くにマスターがいたら、きっと真世と同じように軽く馬鹿にされるのだろうなと思うと、ちょっと悔しい。

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2024/03/02

1話1話、女性が主人公の短編集。 東野圭吾作品だけあって短編だけどそれぞれの主人公に人間ドラマがあって良かった。 ただ続編のはずが前作がまったく思い出せずこんな軽いノリのブラック・ショーマンだったかなと思った。

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2024/03/02

ブラックショ-マンはこれで2冊目だった。今回も肩も凝らず楽しく読ませて頂いた。各短編それぞれ面白くて満足した。

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2024/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前、前作の「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を読み、主人公の真世を振り回す武史叔父さんとの掛け合いが好きだったので、こちらも購入。 今作でも、真世さんは武史おじさんにしっかりと振り回されていました(笑) 前作とは異なり、5章全ての章に題名が付けられている構成になっています。 ある章では、異なる人物にスポットが当たり、武史と真世はサブとして進行するストーリーもあり、新鮮さを感じました。 また、武史叔父さんのバーのマスターとしての新たな一面も見えました。 【読んだ人へ】 武史叔父さんのマジックのシーンを、Youtubeで「オリーブの首飾り」を流しながら読んだ人は僕だけではない筈(笑) 真世さんは前作よりも派手に武史叔父さん(やその他の登場人物)に巻き込まれてて、気の毒とは感じても、それでも何か微笑ましいものを感じましたね。 それから、前作で出た真世への謎のメールや、武史のマジシャン時代の謎の伏線(サムライ…)は回収されるのでしょうか。 次回作も楽しみですね。

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2024/03/01

面白かったです。前作は長編でそちらもとても楽しめましたが、本作は6話の短編集。1話1話気軽に読める感じになっています。ここ数日通勤電車で読んでました。電車乗ってる時間的に丁度良かったです。ひとつひとつ、ちゃんと謎解き要素(裏の要素)もあり、なるほどーっそういう事か、と楽しんで読め...

面白かったです。前作は長編でそちらもとても楽しめましたが、本作は6話の短編集。1話1話気軽に読める感じになっています。ここ数日通勤電車で読んでました。電車乗ってる時間的に丁度良かったです。ひとつひとつ、ちゃんと謎解き要素(裏の要素)もあり、なるほどーっそういう事か、と楽しんで読めました。息抜き本としては丁度いいと思います。登場キャラも確立されていてわかりやすいので、テレビドラマでやっても面白いと思います。ただ少し謎解きディナー宝生麗子と影山っぽい印象もありますかね。まーでも面白かったので次回作また楽しみにしています。

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