進化思考 増補改訂版 の商品レビュー
オーディブルにて 創造性を拡張するために、生物変異から着想を経て体系化した本 かなりのボリュームだがアイデアを考える際のパターンとして教科書となりうる本だと思える
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生物の進化を起点に創造力を論ずる「進化思考」というアイデアはユニークで面白かった。 しかし、「果たしてこれは本当に生物学をベースとしなければ生まれなかったのか?主張の基盤に据える必要があるのか?」という問いが残った。 時空間マップという、解剖↔生態、歴史↔予測という観察の4象...
生物の進化を起点に創造力を論ずる「進化思考」というアイデアはユニークで面白かった。 しかし、「果たしてこれは本当に生物学をベースとしなければ生まれなかったのか?主張の基盤に据える必要があるのか?」という問いが残った。 時空間マップという、解剖↔生態、歴史↔予測という観察の4象限で整理することを提案しており、これの元を解剖学、発生学、系統学などの生物学的に由来するように説明している。 しかし結局のところは、このマップは内部↔外部、過去↔未来という普遍的な軸の選び方なので、生物学がなくても作って説明できそうに感じた。 「コロンブスの卵的な価値」のある主張なのかもしれないが、生物の進化を起点とするならば、生物学以外では論拠が立てられない、"ならでは"の思考法、メソッドを期待してしまった。 創造のメソッドとして見ると、時空間マップは抽象度が高すぎて使いづらく感じてしまったので、個人的には『創造力を民主化する―たった1つのフレームワークと3つの思考法』(永井翔吾著)のほうが好みだった。
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2025.12.23 読了。 読了には至らない。あまりに膨大すぎるので、つまみ食い程度に読んだ。 筆者は、生物学者とかでは無く、デザインストラテジストという、デザインを仕事にする人。 創造性の本質を、生物の適応進化から学ぶ「進化思考」を提唱する。 筆者は人に備わる創造力の本質...
2025.12.23 読了。 読了には至らない。あまりに膨大すぎるので、つまみ食い程度に読んだ。 筆者は、生物学者とかでは無く、デザインストラテジストという、デザインを仕事にする人。 創造性の本質を、生物の適応進化から学ぶ「進化思考」を提唱する。 筆者は人に備わる創造力の本質的な構造を理解したいと願い、誰もが創造力を学べる方法を探し続けて来た。 そこで行き着いたのが、生物の進化から創造性の構造を学ぶ、「進化思考」だ。 創造性を探るにあたっての当面の問題。 1.美とは何か、何を持って美しいと感じるのか、なぜ美という感覚が必要なのか? 2.どんなアイデアが強いアイデアなのか? 3.関係性。複雑に広がる繋がりはどうすれば理解できるか? 4.真に作るべきものは何か、こんなにモノが多い時代に創造に意味が傘あるのか? 5.なぜ自然は創造が上手いのか? 6.ヒトが創造出来るのはなぜか? 一体、創造とは何なのか? 敬意を持って前例を学ぶ姿勢と、前例に疑問を投げかける姿勢の両方が役にたつ。敬意と疑問の繰り返しによって前例を超えた時、その創造は歴史に刻まれる。 創造とはモノを適応的に進化させる能力である。 創造性とは、変異と選択の往復による進化現象である。 創造性とは、変異的思考と選択的思考残り二項対立の間に自然発生する現象である。 創造性の五原則 1.変異ー明確で非常識な挑戦を繰り返したか、 2.解剖➖シンプルで無駄が無く揺るぎないか、 3.歴史➖過去からの願いを引き受けているか、 4.生態➖人や自然の間に関係を築けるか、 5.予測➖現在を触発し未来に希望を与えるか、
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10293264
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コンセプトの語源はconception 受精 選択と変異の両方が必要で、 そこには相手への尊敬や歴史への敬意、愛がないと生まれない。
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賛美両論ありすぎて批判書まで出た後に、専門学術家のフォロー付きで出された書。 正直、本屋で見つけたときは当たりに久しぶりに出会ったとまで思った。内容的には進化を体系化(ここが専門分野からは浅い、間違っているなどで批判)し、方法論として昇華するという60年代の建築家の方法論が流行っ...
賛美両論ありすぎて批判書まで出た後に、専門学術家のフォロー付きで出された書。 正直、本屋で見つけたときは当たりに久しぶりに出会ったとまで思った。内容的には進化を体系化(ここが専門分野からは浅い、間違っているなどで批判)し、方法論として昇華するという60年代の建築家の方法論が流行った時期と似たようなスタンス。メタファーやアナロジーというよくわかるようなわからないような言葉で語るスタンスは、本質なのかただの考えすぎなのかは人それぞれだが、言ってる方は気持ちいいと思う。 その時のスタンスで、かつ本としてのデザイン的にも内容的にも「デザインの方法論として」こういうものを書きたかったんだろうな、というのが筆者の意欲であり、ここまで批判されるものになるのはSNSの発達した現代であるからこそかなとも思う。 批判と反批判の応酬はあまりわかっていないが、デザインをやっていて浅い理論や思想書に飽きている人には新しい見方だろうし面白いと思う。
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