お話について の商品レビュー
こどもたちに肉声で物語をということが今大切な事だとこの本をよんで伝わってきました。こどもたちは物語を必要としています。それは、子どもたちがこれから自分の物語をつくっていかなければいけない人たちだからです。美しい物語は、子どもたちがこれからのむずかしい世の中を生きていくとき、まちが...
こどもたちに肉声で物語をということが今大切な事だとこの本をよんで伝わってきました。こどもたちは物語を必要としています。それは、子どもたちがこれから自分の物語をつくっていかなければいけない人たちだからです。美しい物語は、子どもたちがこれからのむずかしい世の中を生きていくとき、まちがいなく自分自身の物語をつくり出していく力になるからですというのは、こころに重くはいっていきました。
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1984年の松岡享子氏の講演会を口述で書籍化。 驚くのはこの80年代にすでに現在につながる事実があるという事。 まだまだスマホも無く、子どもの生活は昭和の“良き時代”ともされる頃だと思っていたけれど、もうすでに子どもの図書館離れなんて言葉が出てくるとは… だとしたら現在はいかに⁈...
1984年の松岡享子氏の講演会を口述で書籍化。 驚くのはこの80年代にすでに現在につながる事実があるという事。 まだまだスマホも無く、子どもの生活は昭和の“良き時代”ともされる頃だと思っていたけれど、もうすでに子どもの図書館離れなんて言葉が出てくるとは… だとしたら現在はいかに⁈と怖ささえ感じてしまう。 発声による“お話”つまり物語りについて。 そもそも人間の伝達は文字以前それしか無く、文字が生まれてからの試行錯誤がとても興味深かった。 幼い子どもにとっての言語習得の順は特にこれからも誤解なく保障されていくべき。
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