磯田道史と日本史を語ろう の商品レビュー
本書は成田空港の改造社書店で購入した。 国際線の機内で読もうと思ったからだ。 しかし、機内で読むのは少々無理がある。 時差対応の為に照明を落としたり、食事や飲み物が来たりで本を読むには落ち着かない。 で帰国後本書を取り出して読み始めた。 NHKの アカデミアに出演していた著...
本書は成田空港の改造社書店で購入した。 国際線の機内で読もうと思ったからだ。 しかし、機内で読むのは少々無理がある。 時差対応の為に照明を落としたり、食事や飲み物が来たりで本を読むには落ち着かない。 で帰国後本書を取り出して読み始めた。 NHKの アカデミアに出演していた著者の話は 楽しく興味深かった。 本書も読んでいて楽しそう。
Posted by
磯田がホストとなり、相当に多方面の「歴史の達人」を迎えた座談きじのオムニバス。だいぶ前のやつもあるし、ん、この人は?と思うゲストもある。それでも磯田は、あくまでにこやかに、相手の顔もつぶさずに、うまく話を回し、誘導しているというのが面白い。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
良い。 著名な知識人の方々とのコラボ。磯田道史さんの知識、見解の確かさは誰とでも対等に渡り合える。 今までの常識を打ち破りリーダーとして歴史を変えた、織田信長、源頼朝など。現代に生かせる手がかりがありそう。
Posted by
題名のとおり、歴史家磯田道史の対談集。 著者が「武士の家計簿」で世に出た直後のものから最近のものまでが載っている。 初期の対談は先達の高説を拝聴する雰囲気で、昨今の切れ味はさほど感じられない。 謳い文句のとおり、日本史の奥深さ、歴史を掘り下げる楽しさは十分に伝わってくるが、...
題名のとおり、歴史家磯田道史の対談集。 著者が「武士の家計簿」で世に出た直後のものから最近のものまでが載っている。 初期の対談は先達の高説を拝聴する雰囲気で、昨今の切れ味はさほど感じられない。 謳い文句のとおり、日本史の奥深さ、歴史を掘り下げる楽しさは十分に伝わってくるが、巻頭と巻末の相手が半籐一利ではなく司馬遼
Posted by
幅広い見識者との対談。 読んでると「日本の歴史は面白い、だからもっと知りたい」気分になっきた。歴史は、暗記だと学生時代は理解していたが、その時々の背景を垣間見ると興味が湧いてくる。 磯田さんは、心底この背景を知り、意見を交わしたいんだろなぁ、、と感じさせてくれた一冊でした。 も...
幅広い見識者との対談。 読んでると「日本の歴史は面白い、だからもっと知りたい」気分になっきた。歴史は、暗記だと学生時代は理解していたが、その時々の背景を垣間見ると興味が湧いてくる。 磯田さんは、心底この背景を知り、意見を交わしたいんだろなぁ、、と感じさせてくれた一冊でした。 もちろん私も、この対談での登場人物で一番興味いだいた「源頼朝」の歴史本を数冊購入いたしました(笑)
Posted by
磯田さんが様々な分野の人と対話し、多岐に渡る話を展開されている。半藤一利さんとのリーダー論、篠田謙一さん・斎藤成也さんとの日本人のルーツ、酒井シヅさんとの戦国武将の養成訓など、鋭い視点、思わぬ方向性の話、また色々な人に触れ、対話本の面白さを知った。
Posted by
歴史学者の磯田道史さんと各界著名人の対談集。12の対談がおさめられているが、雑誌掲載の古いものは2008年。最新のものは2023年。堺屋太一や半藤一利といった故人となった人との対談は、今となっては貴重。 2013年掲載の『日本人の起源』についての遺伝学者たちとの対談は、その後の技...
歴史学者の磯田道史さんと各界著名人の対談集。12の対談がおさめられているが、雑誌掲載の古いものは2008年。最新のものは2023年。堺屋太一や半藤一利といった故人となった人との対談は、今となっては貴重。 2013年掲載の『日本人の起源』についての遺伝学者たちとの対談は、その後の技術革新のスピードがとてつもなく速く、脚注で最新情報が付されているのがありがたい。 掲載雑誌の持つカラーや対談相手の選定、対談テーマの設定なども様々なので、内容は玉石混交。相手の立場•立ち位置もあるだろうし。 どれも面白かったが、半藤一利はやはり別格。双方の言説が本当に深い。女優の杏はこの時24歳。歴史好き•読書好きらしくて対談自体が楽しそう。そんな中、出口治明というビジネス畑出身の人だけはちょっと毛色が違う…というより人選ミスでは?の感が否めなかった。歴史関係の著作もたくさん出しているらしいけど。え?それ聞くの?という対話場面が何箇所かあって…知らんけど。 久しぶりに読んだ歴史エッセイ。"ながら読書"に最適です。
Posted by
私一人ではわからない日本史のその奥へ 堺屋太一:信長は銭で集めた流れ者の集団をひきいて、信行陣営に戦いを仕掛けていくのです 浅田次郎:結局新選組と言うのは、コンプレックスの塊なんですよ 養老孟司:都会の人間は、全員、田舎に参勤交代しろと主張しています
Posted by
とても面白かった。冒頭から磯田道史氏の魅力に惹かれ、歴史に興味を持ち始めた良いきっかけとなった一冊。
Posted by
阿川佐和子、半藤一利、堺屋太一、杏など学者や俳優と磯田道史さんとの対談 戦国武将たちの健康状態、地域性から見た日本のリーダー像、新選組、竜馬暗殺の謎、戦中の日本の話など楽しく会談を読ませてもらいました。 歴史は事実の積み重ねかもしれませんが、資料や本を通じて、それを解釈するのは後...
阿川佐和子、半藤一利、堺屋太一、杏など学者や俳優と磯田道史さんとの対談 戦国武将たちの健康状態、地域性から見た日本のリーダー像、新選組、竜馬暗殺の謎、戦中の日本の話など楽しく会談を読ませてもらいました。 歴史は事実の積み重ねかもしれませんが、資料や本を通じて、それを解釈するのは後の時代の人たち。歴史の解釈は時代に合わせて変わるのが面白い。 また西と東でリーダー像が異なるという話は面白かったです。 堺屋太一さんなど既に亡くなられた方もいますが、考えてみるとなかなか、豪華な対談
Posted by
- 1
- 2