磯田道史と日本史を語ろう の商品レビュー
養老孟司さんとの対話が印象に残った。 日本という小さな島国の環境で、均質化されてきた日本人。歴史上の外圧への反応も、生物学的な見地から捉えてくれると面白い。 都会人はみんな田舎に参勤交代すべしとの言説、支持したい。人工物ではない自然なものをきちんと見て、触れて、たしかめる機会がな...
養老孟司さんとの対話が印象に残った。 日本という小さな島国の環境で、均質化されてきた日本人。歴史上の外圧への反応も、生物学的な見地から捉えてくれると面白い。 都会人はみんな田舎に参勤交代すべしとの言説、支持したい。人工物ではない自然なものをきちんと見て、触れて、たしかめる機会がないと、人間はすぐに忘れてしまう。一方で、自然の偉大さも恐ろしさも、えてして忘れがちなもの。 関東大震災が人々にもたらしたPTSD、それから戦争へ続いていく流れも、なるほどなと。 子供はこれから田舎や野山に連れて行こうっと。
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各界と言っても歴史なり日本の文化なり現状なりに一家言を持つ人たちとの対談。 歴史家や歴史小説家との対談はどこかでぶつかり合うのではないかという緊迫感を感じるが、養老さんのような異分野の方との対談にはためになる話が多い。異質なものと触れ合うことで、気づかなかったことが鮮明になるとい...
各界と言っても歴史なり日本の文化なり現状なりに一家言を持つ人たちとの対談。 歴史家や歴史小説家との対談はどこかでぶつかり合うのではないかという緊迫感を感じるが、養老さんのような異分野の方との対談にはためになる話が多い。異質なものと触れ合うことで、気づかなかったことが鮮明になるというのはどこにも共通するようだ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルどおり磯田さんがホストとなって著名人・専門家のみなさんと歴史を語り合うという、私好みの一冊でとても楽しく読ませていただきました。 とくに印象に残ったのは、養老孟司さんとの対談の中で、自然史と人間の歴史を結びつけるとさらに面白いという話。 昆虫の話から始まり、日本人が均質的に見えるのは客観的な事実かも…と結論づけるあたりは、なるほどなぁと頷きながら読みました。 とくに「思わぬ自然変化が歴史に影響する」という説が面白かったです。 大災害が一度に起こると、その後、被害に対して感覚が鈍くなる。太平洋戦争のような乱暴な戦争をしたのはそのせいではないか、そうでなければ、モダンな大正時代からなぜ軍国主義が突然発生するのかわからない…というもの。 そう考えると、いま日本は、幾度も大きな震災を経験し、気象は様変わりし、夏がくるたびにどこがで豪雨や土砂崩れの災害に見舞われています。 養老孟司さんの言われる「無意識の影響」がどんな風に表れてくるのか、少し怖い気がしています。
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少年の頃から古文書を読むことが趣味だったという変わり者の著者だが、NHKの歴史ドキュメンタリー番組ではゲストの話をちゃんと聞きながら、自分の意見もしっかり伝える如才ない司会っぷりに感心していた。 この対談本も、期待通りの内容。 しかし養老孟司は、この傑物たちの中でも抜けてる感...
少年の頃から古文書を読むことが趣味だったという変わり者の著者だが、NHKの歴史ドキュメンタリー番組ではゲストの話をちゃんと聞きながら、自分の意見もしっかり伝える如才ない司会っぷりに感心していた。 この対談本も、期待通りの内容。 しかし養老孟司は、この傑物たちの中でも抜けてる感があるなあ。
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いろいろな方の歴史感がわかるから、面白い。 特に、現在の徳川家の当主の家広さん。 すごく親しみやすい方ですね。
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日本史のリーダー史を考える。 →今のところ、歴史という結果から主観的に想像した、ただの歴史好きたちの感想文にしか見えない。 室町、戦国期の農民がなぜ刀を持ち、武装しなければいけなかったのか、その根本原因を見ていないように思える。 オタク同士が憶測に憶測を重ねるだけの無意味...
日本史のリーダー史を考える。 →今のところ、歴史という結果から主観的に想像した、ただの歴史好きたちの感想文にしか見えない。 室町、戦国期の農民がなぜ刀を持ち、武装しなければいけなかったのか、その根本原因を見ていないように思える。 オタク同士が憶測に憶測を重ねるだけの無意味なもの。本は居酒屋の会話を載せてはいけない。実にくだらない一冊。(今のところ。) 養老孟司さんの部分だけはとても面白かった。 あとは特になし。
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信長と龍馬の話が多いですね。 信長の異質性ってのはいろんな分野の人が思うんですね。 また、大局で捉えると日本の歴史は東と西のシステムの交代なんですね。東の上位下達システムと、西の合議で自由なシステム。頼朝と家康の東のスタイルか。東京に住む自分は東のシステムで生きているのだろうか。...
信長と龍馬の話が多いですね。 信長の異質性ってのはいろんな分野の人が思うんですね。 また、大局で捉えると日本の歴史は東と西のシステムの交代なんですね。東の上位下達システムと、西の合議で自由なシステム。頼朝と家康の東のスタイルか。東京に住む自分は東のシステムで生きているのだろうか。少し行っただけでこんなにも文化圏が違うというのは奥深いし、現代も地続き。面白すぎる。 また、戦後の人がモノに執着した理由、関東大震災の影響などが面白い
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恥ずかしながら磯田さんの事をまったく存じあげなかったのだけど、友人に勧められて読んでみた。各界の知識人のひととの対談の形式をとっていてとても読みやすい。縄文人と弥生人の対比、東と西の対比、信長の革新性の話、家康が作った江戸社会の特徴、鎖国と開国の対比、幕末から昭和の戦争へのマイン...
恥ずかしながら磯田さんの事をまったく存じあげなかったのだけど、友人に勧められて読んでみた。各界の知識人のひととの対談の形式をとっていてとても読みやすい。縄文人と弥生人の対比、東と西の対比、信長の革新性の話、家康が作った江戸社会の特徴、鎖国と開国の対比、幕末から昭和の戦争へのマインドセットは決まっていた話などなど。 ---- ソウルの新世界デパートで家族達が買い物している間に読了。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歴女で最初に知ったのは「杏」さんだったな 幕末史という飛びつきやすいトコロだな、と 生温かい目で見ていたが、自分の考えも有り 様々な書籍を読んでいるのが分かり、失礼な 自分だったな・・・と反省
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自分一人ではどうしてもわからない日本史の謎があるとき、その道の専門家と対談すると思ってもみない方向から光が当てられ謎を解決する一助になるかもしれない。日本史上の謎とは例えば…日本列島人はどこから来たのか?古代以前にどのように混血したのか?戦国武将の身長、体重、血圧などは現在の定説...
自分一人ではどうしてもわからない日本史の謎があるとき、その道の専門家と対談すると思ってもみない方向から光が当てられ謎を解決する一助になるかもしれない。日本史上の謎とは例えば…日本列島人はどこから来たのか?古代以前にどのように混血したのか?戦国武将の身長、体重、血圧などは現在の定説で本当に正しいのか?江戸幕府が長く続いた理由は家康の長寿にも遠因があるといわれるが、家康個人の健康の秘訣(家康は自ら薬を調合するほど医療に詳しい)は現在の医学に照らしあわせてどのように論評できるか? 坂本龍馬を暗殺したのは結局誰だったのか?などなど。著者は「『対話本は中身が薄い』は嘘である」とはっきり書いている。なぜなら専門家が一人で自著を書くと答えたくない問いや答えにくい裏話を避けることができるが、対話本ではそれができないからだという。聞かれたら答えざるを得ないのである。またその人本来の地が出てしまうのも特徴である。まぁそういった穿った見方をしないでも本書は日本史に興味がある子供から日本史マニアの大人までが楽しめる面白エピソードに満ちているので気負うことなく、肩の力を抜いて読むことができる。また半藤一利氏や堺屋太一氏といったもうこの世にはいない超絶した記憶力と論理力のレジェンドの、今となっては聞けない貴重な語りが収録されている。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou26603.html
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