水滸伝 の商品レビュー
名前だけ知ってたので手に取ってみたが全然興味が出なくて読みきれなかった。 人が暴れてるだけじゃないとの解説をよくわらなかった。
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ページ数は薄いが詳しい解説が付いているのでダイジェスト的に水滸伝の粗筋が理解できる。水滸伝というと北方謙三の大水滸伝かコーエーのゲームぐらいしか思いつかないが本書を読むと原典の面白さあっての古典である事が改めて分かった。 百八の渾名とキャラの設定は当時としても最大ではあるまいか。...
ページ数は薄いが詳しい解説が付いているのでダイジェスト的に水滸伝の粗筋が理解できる。水滸伝というと北方謙三の大水滸伝かコーエーのゲームぐらいしか思いつかないが本書を読むと原典の面白さあっての古典である事が改めて分かった。 百八の渾名とキャラの設定は当時としても最大ではあるまいか。王進がいつの間にか登場しなくなったり、史進が後半は精彩を欠いたりそもそも梁山泊が政府側になったりと妙な構成なのも各地の面白い話の継ぎ合わせという事で理解できた。特に武松の話は別世界線で金瓶梅(正確なタイトルは忘れた)とかいう別作品になっているのも面白い。 林冲が張飛に容貌が似てたり関勝なる関羽みたいな奴が出てくるのも人気キャラをオールスターで登場させるというアベンジャーズ的な発想。 本書を読んで特に興味深いのは李逵と魯智深の扱いの違い。どちらも武力特化型の豪傑でユーモアも感じられるが李逵の方はターミネーター的な殺人を容易く行う危険人物で宋江が死へ道連れにするのは印象的である。魯智深の方は人間としての深みがあり僧侶としての大成するというのは本書で知った。個人的にはこの2人と大悪党高俅が作品に彩りを与えていると感じた。
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『水滸伝』のダイジェスト紹介。多くの解説やコラムによって、水滸伝以前の語り物が内容の変遷やキャラクター造形にどのような影響を与えているかがわかるようになっている。
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水滸伝のエピソードごとにあらすじ・発生時期・発生場所・内容の変遷・原文の面白いところを豊富に紹介して、作品理解をもう一段深めてくれる本。原文では張飛似の林冲が二枚目になったように好漢のイメージがどうやって確立していったか、といったコラムも充実していて一ファンとしてとても勉強になっ...
水滸伝のエピソードごとにあらすじ・発生時期・発生場所・内容の変遷・原文の面白いところを豊富に紹介して、作品理解をもう一段深めてくれる本。原文では張飛似の林冲が二枚目になったように好漢のイメージがどうやって確立していったか、といったコラムも充実していて一ファンとしてとても勉強になった。 面白いところだけでなくイマイチなところも正直に言及してくださるので信用できる。みんな読んでほしい
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水滸伝コレクションに新刊が加わった(祝)。 あの長い水滸伝を文庫本1冊で紹介するという頭が痛くなるような難業をしっかりこなしている。その上、さすが専門家と思わせるコラムの数々は読み応えがあり、良い入門書に仕上がっていると思う。 ただ、やはり水滸伝に興味を持って最初に読むのなら...
水滸伝コレクションに新刊が加わった(祝)。 あの長い水滸伝を文庫本1冊で紹介するという頭が痛くなるような難業をしっかりこなしている。その上、さすが専門家と思わせるコラムの数々は読み応えがあり、良い入門書に仕上がっていると思う。 ただ、やはり水滸伝に興味を持って最初に読むのなら小説それ自体を、それが厳しいのならせめてジュヴナイルか横山光輝の漫画を読んで欲しい、と私は思うわけで。 陳舜臣の「ものがたり水滸伝」と同じく、一度読んだ人間が復習用に手元に置いておくのがよろしいのではないかと。
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