評伝クリスチャン・ラッセン の商品レビュー
自分の生きてきた時代がラッセンというプリズムを通して照らされることで歴史となり現れた感じで、心揺さぶられた。ラッセンにとって日本はビジネスの場でしかなく、彼をプロジェクトとして当てさせた人々にとっても代替可能な存在でしかなかったのにな
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ハッピーなようで何か暗さを感じると個人的に思っていたので、人類のいなくなった後の世界、又は人類のいないことによるハッピーな世界を描写しているとの考察は、なるほどと思えた。 ヤンキー文化との親和性など納得できる。 けど日本以外では全くの無名で、やはり日本が仕掛けてが作ったアーティス...
ハッピーなようで何か暗さを感じると個人的に思っていたので、人類のいなくなった後の世界、又は人類のいないことによるハッピーな世界を描写しているとの考察は、なるほどと思えた。 ヤンキー文化との親和性など納得できる。 けど日本以外では全くの無名で、やはり日本が仕掛けてが作ったアーティストなんだと思う。 ヒロヤマガタみたいにそこに不満を持って抗わず、アート業界の批判を気にせず、ビジネスと割り切って、それこそ永野のネタにも付き合うなど、とことんまでやるのは、好き嫌いはともかくある意味凄い。 でも現在もそういう仕掛けてるなと感じるアーティストはいるし、ドメスティックな視点では成功事例と言えるのでは。
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90年代以降、一貫して日本に愛されてきた画家、クリスチャン・リース・ラッセン。その絵に秘められたものの正体を探る決定的評伝。
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