つながらない覚悟 の商品レビュー
個性を消すことなく、自分にのみ関心をむけるのではなく、愛を学び共同体感覚を意識する。 「生きる」そのことだけで価値がある。繋がりは強制されるものでもするのものでもない。 愛は無条件にあるものだけど、愛するということは学び訓練が必要なようだ。
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前著の嫌われる勇気が分かりやすく面白かったので読んでみた。今回もサラッと読めるかと思ったが、さすが自分の分野外の哲学、難しい。 偽りのつながりを絶って真のつながりに変える。なかなか難しいとは思うが、残り人生を悔いなく生きるために、慌てずひとつずつ実践していこうと思う。
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最後の三行を引用しておく。 『真のつながりは、自己中心的な支配や依存関係ではなく、一人一人が自立し、しかもつながっていて、必要な人は援助し、必要な時は援助を求めることができる。そのようなつながりを築けることを知れば、どんなに苦しい時でも生きていくことができる』 インパクト狙いの...
最後の三行を引用しておく。 『真のつながりは、自己中心的な支配や依存関係ではなく、一人一人が自立し、しかもつながっていて、必要な人は援助し、必要な時は援助を求めることができる。そのようなつながりを築けることを知れば、どんなに苦しい時でも生きていくことができる』 インパクト狙いのタイトルだと思ったが、本書の著者は「嫌われる勇気」の岸見先生だった。 本書の主張は「つながるな」ではない。「偽のつながりにとらわれるな、そのようなつながりを断ち切る勇気を持て」ということだ。 真偽判定は簡単ではないかも知れないが、つながりに種類があることは意識したい。職場で「真のつながり」が必要ないという点は特に重要。
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人を叱るとか褒めるというのは、結局人をコントロールすることになること。 独立して生きていくことが大事。
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依存と支配というのは偽りのつながりであり、 真のつながりは独立した個人同士で共同体感覚を持つと言うもの。 愛は排他的ではないと言っているのが印象的でとても腑に落ちた。 アドラー心理学や哲学を研究している岸見さんらしい本だった。
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エッセイ風なテイストなので読みやすいが、心理学&哲学を踏まえつつも、ややイデオロギー的な偏りも感じられるので、その辺をどう評価するかが問題。 概ね常識的な内容でそんなに変な事が書いてあるわけではないが、「共同体」と「国家」の関係は簡単に割り切れるものでもないのかと。だから人は悩む...
エッセイ風なテイストなので読みやすいが、心理学&哲学を踏まえつつも、ややイデオロギー的な偏りも感じられるので、その辺をどう評価するかが問題。 概ね常識的な内容でそんなに変な事が書いてあるわけではないが、「共同体」と「国家」の関係は簡単に割り切れるものでもないのかと。だから人は悩むのだろうけど。
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本質的なつながりは、何だろうと考えて、読み始めた。つながりは、強制されるものでなく、自分の人生を生きることが大切であると感じた。
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人と人がつながっているのがノーマル:死の本能・自己破壊衝動 依存する人:自己に価値があると思える→勇気 親の属性付与→事実上の命令→偽りのつながり 同調圧力 支配する人:非合理的権威は批判を禁じる つながりの強制 偽りの一体感 関係を分かつ:剣を投じる→真のつながり・秩序 孤独:...
人と人がつながっているのがノーマル:死の本能・自己破壊衝動 依存する人:自己に価値があると思える→勇気 親の属性付与→事実上の命令→偽りのつながり 同調圧力 支配する人:非合理的権威は批判を禁じる つながりの強制 偽りの一体感 関係を分かつ:剣を投じる→真のつながり・秩序 孤独:受動的な受け手・反応者 孤独できず→人間の悪 愛知者 公憤 自分の人生:虚栄心 本性・仮性 無自覚に選んだもの オリジナルな幸福 親・子:いつも静かに存在している父 対等→近くに感じる 理解する:解釈投与 理想の相手を見ない 他社は理解できない 人は常に変わる 他者に共感 人間であること:修辞疑問 善きサマリア人の喩え 愛するということ:愛=私のままで与える 共依存関係 共同体感覚 本当につながりたい人とつながる:生きる=幸福に生きる 成功は家庭に関わる 共鳴・レゾナンス
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後半は少し理解が出来なかった。印象に残ったことは親と子の関係である。親はつい自分の価値観で、子を支配してしまう。しかし、子は親とは違う人である。子は自分で物事を判断し、決断しなければならない。親は子供のことを見守り、信じて、援助していくことが大事である。
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アドラー心理学の岸見さんによる人生論。支配する、支配される関係で無理に他人と付き合うのではなく、本来の自分の生き方で自分の人生を生きる。孤独を薦めているようにも聞こえるが、そうではなく、人間の共同体の一員として、真に繋がりたい人と共鳴して生きることが大切。 アドラーの指摘は厳しく...
アドラー心理学の岸見さんによる人生論。支配する、支配される関係で無理に他人と付き合うのではなく、本来の自分の生き方で自分の人生を生きる。孤独を薦めているようにも聞こえるが、そうではなく、人間の共同体の一員として、真に繋がりたい人と共鳴して生きることが大切。 アドラーの指摘は厳しく聞こえるが、とても共感できる。特に、人生後半になってくると、繋がりたくない人と無理に繋がろうと苦労をするのは、かなりの無駄だと感じる。
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