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仕事のためには生きてない の商品レビュー

3.9

31件のお客様レビュー

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2024/06/01

文章が秀麗なわけではない、けれど胸に迫るものがある。上司から「仕事ってなぁに?の答えを自分の中に持て」と宿題でもらっている今の私には、うってつけの一冊だった。

Posted byブクログ

2024/05/28

ロックな生き方を望みながら、社長が思いつきで言ったスマイルコンプライアンスなる言葉を考える部署のリーダーになった勇吉。バベルの塔のような取締役会。自分にとって働くことは何かを部下と共に突き詰めていく。 ロック仲間の病気。フェス参加。ロックな生き方が何なのか、仕事をするとは。非常に...

ロックな生き方を望みながら、社長が思いつきで言ったスマイルコンプライアンスなる言葉を考える部署のリーダーになった勇吉。バベルの塔のような取締役会。自分にとって働くことは何かを部下と共に突き詰めていく。 ロック仲間の病気。フェス参加。ロックな生き方が何なのか、仕事をするとは。非常にわかりやすい12箇条にまとめあげた。涙が出てしまうし、最後にはそーうだよね。働いて生きて行かなくちゃね。と思わせられる。ある意味ハッピーエンド。

Posted byブクログ

2024/05/23

こんなにも笑わされるとは。 こんなにも泣かされるとは。 こんなにも「はっとさせられる」とは。 自分が変われば、周りも少しずつ変わっていく。 そのチャンスが転がる「今この瞬間」に、感謝が止まらなくなる!

Posted byブクログ

2024/05/21

冷凍食品の社長の炎上発言により「スマイルコンプライアンス」などという意味不明の指針を作らされることになった中堅リーマンが上司や他部署に揉みくちゃにされながらも前に進んでいこうと努力していく、安藤祐介節がたっぷり詰まった作品。 主要人物が辛い過去を持ちつついい味を出しており、クソみ...

冷凍食品の社長の炎上発言により「スマイルコンプライアンス」などという意味不明の指針を作らされることになった中堅リーマンが上司や他部署に揉みくちゃにされながらも前に進んでいこうと努力していく、安藤祐介節がたっぷり詰まった作品。 主要人物が辛い過去を持ちつついい味を出しており、クソみたいな業務内容なのに読んでいても辛くならないのがいい。

Posted byブクログ

2024/05/17

「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」 ほんとそう思う。 仕事は生きていくためのお金を稼ぐための手段、と割り切るにはあまりにも多くの時間をそれに費やしている。だからこそ楽しくないと続かない。 仕事とは、働くとは、生きるとはということをテーマに描いた物語。終盤はスカッと...

「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」 ほんとそう思う。 仕事は生きていくためのお金を稼ぐための手段、と割り切るにはあまりにも多くの時間をそれに費やしている。だからこそ楽しくないと続かない。 仕事とは、働くとは、生きるとはということをテーマに描いた物語。終盤はスカッとするものの、うまく行きすぎな感じでリアリティに欠けるかな〜。 スマイルコンプライアンス12箇条はいいと思うけど、このプリンシプルを掲げられる会社なら元々うまく行っているんじゃないかと思うなぁ。

Posted byブクログ

2024/05/13

お仕事小説。最初から結構キツイ。何も役に立っていない無意味な作業って確かにある。どんどんキツくなるが、希望もあるラスト。実はそれが気にくわない。

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2024/05/06

勤め人小説 平凡なサラリーマンだが 子どものころからロックンロールに 夢中で 学生からの仲間とバンドを やっている勇吉 社長案件のために新設部署で 不毛な仕事に携わる 何回もダメ出しする上司 適当にやってギリギリでオッケーが 出るからと教えてくれる上司 何のための仕事かと悩み ...

勤め人小説 平凡なサラリーマンだが 子どものころからロックンロールに 夢中で 学生からの仲間とバンドを やっている勇吉 社長案件のために新設部署で 不毛な仕事に携わる 何回もダメ出しする上司 適当にやってギリギリでオッケーが 出るからと教えてくれる上司 何のための仕事かと悩み 心療内科に駆け込む バンド仲間も同様に悩みながら でも だからこそバンドを楽しむ 仲間の一人が胃がんの宣告を受ける 残り時間に制限のある彼が 満員電車に揺られ仕事がしたいと言う 分かるなこの気持ち 人生最高の暇つぶしは仕事 寝て起きて働いて飯を食う

Posted byブクログ

2024/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『ミカゲ食品は「スマイルコンプライアンス」の精神で、信頼回復に努めてまいります』 異物混入騒動への社長の発言が炎上した翌日、35歳の多治見勇吉は、〈スマイルコンプライアンス準備室〉に異動となる。 実体不明の社長の言葉を形にしろというのだ。 社長に忖度する役員の無茶ブリ、会議のための会議、終わらぬ資料作り。 趣味のバンド活動が最優先だった勇吉も、仕事漬けの毎日に。 そんな中、バンド仲間が余命宣告を受ける。 「自分はどうして、こんなに働いているのだろう」 よりよく働ける職場を目指し、勇吉の奮闘が始まる。 (アマゾンより引用)

Posted byブクログ

2024/04/16

稟議のための会議、会議のための根回し、根回しのための根回し。 そして不毛なスタンプラリー。 会社員ならうんざりするほど見てきた景色が広がる序盤から、ロックで爽快な後半の展開が見事。

Posted byブクログ

2024/04/14

安藤さんぽい作品。コンプライアンスを題材にしてて、コンプライアンスを考えるいい機会になった。ルールが出来すぎて締め付けられることによる組織力の低下はよくわかる考え方。

Posted byブクログ