読み出したらとまらない 世界史の裏面 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
世界史の授業で習ったあの戦争、出来事、古代の文明が残した遺物。あらゆることに対しての裏側を除く一冊です。なぜ、欧州の国々は植民地政策を始めたのか、なぜ、バルカン半島をきっかけに第一次世界大戦という大きな大戦が生まれたのか、そのような出来事の背景に迫る本です。 僕がこの本を読んで驚いたことは、エジプト文明のとき、ミイラが一般民衆の間でも一種のブームになっていたことです。現在、ミイラというとツタンカーメンで有名なクフ王があります。ミイラの棺桶も金に装飾されとても高貴な人の間のものだけだと思っていました。しかし、ミイラは当時のエジプトでは一般民衆もみんな行っていたそうです。今、現存しているミイラは腐食しないように丁寧に施されたもので、雑なミイラは全て腐っています。 世界で起こった出来事の背景を知り、世界を多角的な視点で見ようとする読者にはお勧めな本だと思います。
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