名探偵じゃなくても の商品レビュー
前作『名探偵のままでいて』から本作では『名探偵じゃなくても』に、祖父の様子の変遷に伴う主人公の気持ちの動きかたについてもタイトル通りに表現されています。 ミステリーの謎解きについても、所謂本格派の方々からすると、どのように感じられるかは解りませんが、解決における物語の紡ぎ方は本...
前作『名探偵のままでいて』から本作では『名探偵じゃなくても』に、祖父の様子の変遷に伴う主人公の気持ちの動きかたについてもタイトル通りに表現されています。 ミステリーの謎解きについても、所謂本格派の方々からすると、どのように感じられるかは解りませんが、解決における物語の紡ぎ方は本作も実に感慨深く、表現は大好きです。 さて、煙草の紫煙の向こうにはどのような物語が見えるのか…皆様もお楽しみください!
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ミステリとSF作品がたくさん出てくる。読んでみたいのたくさんあるな。 登場人物たちはみんな素敵だと思うけどそうはならないでしょ…と思う話が多かった気がする。 岩田先生幸せになって……。
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「名探偵のままでいて」を読んだ時、確か…???だったような気がする。多分、その時の印象がそのまま残るような、今回の作品だったかな。 作者のミステリー好き、ミステリー作家好きをただ語りたかっただけの気もする。四季くんに、それを語らせているように思う。。。 次々と出てくる「ミステリ...
「名探偵のままでいて」を読んだ時、確か…???だったような気がする。多分、その時の印象がそのまま残るような、今回の作品だったかな。 作者のミステリー好き、ミステリー作家好きをただ語りたかっただけの気もする。四季くんに、それを語らせているように思う。。。 次々と出てくる「ミステリー界の偉人、作品」に対するオマージュ? それと、一番気になる… というか、気に触る…点。 ちょっと辛辣で悪いけれど、この作者は本当の認知症患者を見たことがあるのかな?介護したことがあるのかな??? 実母も義母も認知症で(アルツハイマー型だけどね)、発症から要介護5になり5月に亡くなるまで見た経験と、、、義母も同じ病で要介護4で入院している経験と、、、合わせてみても、申し訳ないとは思うけれど、どうも実感がわかないんだよね。 あまりに、美化されすぎてる。 レビー小体型認知症の場合がどうなのか、、、体験したことはないけれど、ケアマネさんや施設などの方々からの現場の言葉を聞くに…そんなに簡単ではないよ。。。最愛の孫ではあるかもしれないけれど…ここまで会話が成り立つ?しかも、レビーが進行している状態で?推理?犯人探し?それも、現役の刑事が内部事情を他人に明かす?相談する。 アリエナイ。。。 この「このみすてりーがすごい!」大賞って、ものすごく宣伝上手いけれど…これまでも、?なことが多かった気がする。 やっぱり、初対面の印象は当たる…っていうけれど、2作目だからとて、それほど変わらなかったな。 自分としては認知症をエンタメの要素にしているところが、、、とても、、、なんていうか、違和感というか、、、腹立たしかった。当事者を診てきたものとして、、、そんな夢物語じゃないよ、って。
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おじいちゃんが名探偵すぎて嘘くさいなー。 前回もそう感じたんだけど、今回もやっぱり同じ感想を持ってしまった。 それならなんで続編を図書館予約してたんだっけ?と思ったら、登場人物たちのその後が気になったからだった。 幻視と上手く付き合っている患者さんもいるんだなぁ。病気を前向きに捉...
おじいちゃんが名探偵すぎて嘘くさいなー。 前回もそう感じたんだけど、今回もやっぱり同じ感想を持ってしまった。 それならなんで続編を図書館予約してたんだっけ?と思ったら、登場人物たちのその後が気になったからだった。 幻視と上手く付き合っている患者さんもいるんだなぁ。病気を前向きに捉えるのは難しいけど、考え方次第で同じ病状でも気持ちが楽になるんだな。
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『名探偵のままでいて』がとっても好みだったので、超期待して読みました。そして、やっぱり好きだった。 今回はヒッチコック映画の話がたくさん出てきて、タイトルやジャケットは知っていたけど、ほとんど観たことがなかった… なんか話についていけていないようで悔しい。笑 『見知らぬ乗客』は...
『名探偵のままでいて』がとっても好みだったので、超期待して読みました。そして、やっぱり好きだった。 今回はヒッチコック映画の話がたくさん出てきて、タイトルやジャケットは知っていたけど、ほとんど観たことがなかった… なんか話についていけていないようで悔しい。笑 『見知らぬ乗客』はとりあえず観てみようかな。 おじいちゃんの病状は少しずつ悪化しているようだけど、推理力は前作以上に冴え渡っていて圧巻だった。 どの話も良かったけど、第三章『泣いていた男』が1番好きかな〜 あと、新キャラの我妻さんが、教えてくれたおじいちゃんの口癖がいいなと思ったのでメモ。 『人生はいつもままらない。それでも前を向き、ハッピーエンドを目指すべきだ。いや、目指さなければならないんだ』
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ヒッチコックの映画観てみたくなった 四季くんの楓への献身ぶりが健気すぎる… 岩田先生もかっこいいし 読みやすくて優しい登場人物の多いシリーズだけど、碑文谷さんの病状は確実に進んでいて…、今後も読みたいけど、ちょっと心配です
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前作品から少し間が空いてしまったので忘れてしまっている部分もあった。警察では対応してもらうことが難しいストーカーに自分の命をかけて守ろうとする四季がかっこよかった。
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前作の続きの話が出てくるので、ぜひ「名探偵のままでいて」から読んでください。 ミステリもさることながら楓の今後が気になります。 ヒッチコックもここに書かれたような観点で観てなかったなと思いました。 続きが読みたいので、次作も期待しています。
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ミステリを全然知らないので、知ってたらもっと楽しいんだろうな〜と。中盤から先が気になってソワソワだった
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名探偵のままでいて、の続編。 サンタクロースを見た男の章では涙を抑えられませんでした。『あのね、サンタの国ではね…』、懐かしい。ニューヨーク・サンのお手紙といい、優しい優しい物語。 楓先生のおじいさん、各所から人としての温かさを見て取れて、本当に素敵な人。私もこういう心配りがい...
名探偵のままでいて、の続編。 サンタクロースを見た男の章では涙を抑えられませんでした。『あのね、サンタの国ではね…』、懐かしい。ニューヨーク・サンのお手紙といい、優しい優しい物語。 楓先生のおじいさん、各所から人としての温かさを見て取れて、本当に素敵な人。私もこういう心配りがいつまでもできる人でありたいなと改めて思わされます。 消えた男、現れた男では ジェット機の音と人混み、その中で1人こちらを見つめてくる人物。まるで光景や音が浮かぶようで、つられてゾッとしました。 そんなの不可能だと思う場面や、家族でもない相手にプレゼントに生き物選ぶ人なんている?とか色々思うところはあったけれど… 『DLBはあらゆる病気の中で唯一、時間旅行が可能な病気』こんな風に前向きに病気を捉えてくれる医師がかかりつけ医なら、どれだけ心強いことと思います。でも、全快の兆しが見えてきたと思っていた病気もただ調子が良かったにすぎず、イギリス旅行に行くことも叶わない、たった1人の大好きな祖父に亡くなった母と間違われる悲痛な思いはどれほどだろう。 このまま終わってしまうのか、続く物語で弱っていく姿が綴られてしまうのか…続きが気になる終わり方でした。
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