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満月珈琲店の星詠み ~秋の夜長と月夜のお茶会~ の商品レビュー

4.1

56件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

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2024/11/01

シリーズ5作目。いきなりこの本から読むことも可能ですが、できれば順番どおりのほうが楽しめます。 今回も巻頭の桜田さんのイラストに心いやされ、星の遣いたちの言葉に心救われ。 一章では、母を看取り、45歳になった女性。自分の人生を振り返り、母や島に縛られてきたと感じる。言わなければい...

シリーズ5作目。いきなりこの本から読むことも可能ですが、できれば順番どおりのほうが楽しめます。 今回も巻頭の桜田さんのイラストに心いやされ、星の遣いたちの言葉に心救われ。 一章では、母を看取り、45歳になった女性。自分の人生を振り返り、母や島に縛られてきたと感じる。言わなければいけないことを言えなかったのは自分なのに。自分の人生、自分で選んできたんじゃないの?と少しイライラ…。 二章の総悟の両親の話は、もっとイライラ。妻に自分の親の介護をしてもらっておいて、亡くなったら、一人になりたい、と急に離婚を言い出したのに、結局は不倫だった。なんだかなー。そうやって略奪しておいて、悲劇のヒロインのようなのも、いただけないし、子どもに罪はないのに、「罪の子」って…。 百花、総悟、果歩、沙耶には、未来への希望があって、とてもよかった。

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2024/10/24

他のシリーズの本と関連もありながら描かれていたため、1冊目から読んでいた私には充実感を持って読めた。今回も考えさせられるストーリーだった。 例えば恋愛が成就した側と振られた側など、2面から見れて、少し胸が痛いような温かい気持ちになるような色々考えられる展開。 だけど、それを知るこ...

他のシリーズの本と関連もありながら描かれていたため、1冊目から読んでいた私には充実感を持って読めた。今回も考えさせられるストーリーだった。 例えば恋愛が成就した側と振られた側など、2面から見れて、少し胸が痛いような温かい気持ちになるような色々考えられる展開。 だけど、それを知ること以上に大切なのは自分自身の感情に後悔なく向き合うことというのを思い出させてもらった。 もちろん現実は上手くいかない面も多々あるが、この本たちのおかげで少し生きやすくなった気がする。料理も全て美味しそうだし、自分の中に響くものを毎回くれる満月珈琲店シリーズが大好きです。

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2024/10/15

総悟の両親、妻妹の言う通り。何より君が大事、て不倫男が何言ってんだよ。自分の親の介護とか面倒ごとは全部妻に押し付けて自分は若い女にのぼせ上がって子供まで作って親が死んで面倒が無くなったら妻子捨てて女と再婚。悲劇のヒロインになって酔ってる母親、その妻ばかり気遣って前の妻子にも今の子...

総悟の両親、妻妹の言う通り。何より君が大事、て不倫男が何言ってんだよ。自分の親の介護とか面倒ごとは全部妻に押し付けて自分は若い女にのぼせ上がって子供まで作って親が死んで面倒が無くなったら妻子捨てて女と再婚。悲劇のヒロインになって酔ってる母親、その妻ばかり気遣って前の妻子にも今の子供にも責任感が無い父親、不倫を「お前が選んだなら」と言う倫理観に欠けた医者の祖父と祖母。子に罪はないとはいえ異母弟と仲良くして仕事を依頼する百花は人間できすぎ。

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2024/10/02

満月珈琲店というだけで星が多くなるわたし・・ 某大学のXに教えてもらい、秋の夜長、月夜にかけて中秋の名月の日に読む(読み終わらず、長月のうちに何とか読み終える)。 母子家庭で育った彼女の母の死、そこからの再生物語。北海道の彼が、彼女とあんなふうに繋がっていたとは。そして、妹にコ...

満月珈琲店というだけで星が多くなるわたし・・ 某大学のXに教えてもらい、秋の夜長、月夜にかけて中秋の名月の日に読む(読み終わらず、長月のうちに何とか読み終える)。 母子家庭で育った彼女の母の死、そこからの再生物語。北海道の彼が、彼女とあんなふうに繋がっていたとは。そして、妹にコンプレックスを抱く姉の話。望月先生の別の物語でもこんな設定があったな。(そちらも読んだばかり。)

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2024/10/01

シリーズ5作目。 相変わらずめちゃくちゃ読みやすい&ほのぼのハッピーエンドの安心感。 サブタイトルが「秋の夜長と月夜のお茶会」ということで、少しずつ秋めいてきた今の季節に読むのにもぴったりでした。 また、読書好きの登場人物がたくさん出てきた巻でもあり、彼らの語る読書の楽しさに...

シリーズ5作目。 相変わらずめちゃくちゃ読みやすい&ほのぼのハッピーエンドの安心感。 サブタイトルが「秋の夜長と月夜のお茶会」ということで、少しずつ秋めいてきた今の季節に読むのにもぴったりでした。 また、読書好きの登場人物がたくさん出てきた巻でもあり、彼らの語る読書の楽しさにはとても共感できたし、自分の知っている作品名が作中あちこちで登場するのも嬉しかったです。 物語の舞台となっている淡路島、岩手、宮島の風景も魅力的に描かれていて、行ってみたくなりました(^^)

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2024/08/30

今までのシリーズで1番勉強になりました。 (勉強目的で読んでる訳では無いですがw) 図書館で借りた本ですが 買ってまた読もうと思います。 第3章の姉妹の話、 泣きながら読みました( ߹꒳߹ ) 年齢域の過ごし方表を見て 私は子供の頃から感性や コミュニケーションを学べない環境...

今までのシリーズで1番勉強になりました。 (勉強目的で読んでる訳では無いですがw) 図書館で借りた本ですが 買ってまた読もうと思います。 第3章の姉妹の話、 泣きながら読みました( ߹꒳߹ ) 年齢域の過ごし方表を見て 私は子供の頃から感性や コミュニケーションを学べない環境で 育ったので、今、心の病気を通して 『補習』をしている 状態なんだと気付かされました。

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2024/08/27

5冊目。真中家と親戚の姉妹の話がメインで、 『惑星年齢域』ともう一つのテーマ『読書』。 個人的には『母親の存在』なのかなぁと。 どの登場人物も心の底にしまってある、 本当の思いを告げられない中過ごしているのだけども、 母親って子どものことを本当に心配する(自分で産んだ責任もある...

5冊目。真中家と親戚の姉妹の話がメインで、 『惑星年齢域』ともう一つのテーマ『読書』。 個人的には『母親の存在』なのかなぁと。 どの登場人物も心の底にしまってある、 本当の思いを告げられない中過ごしているのだけども、 母親って子どものことを本当に心配する(自分で産んだ責任もあるけども)。 その心配が逆に子どもを縛り付けるようなり、壁を超えられなくなってしまうのは、 自分もそういうふうに育てられたので理解できてしまう。。。 彼らが母親の看病や親離れしてみて改めて、 これからの自分の道を作り上げていくか…本当の思いを掘り下げていき、 新たな一歩へ踏み出す気持ちを自分も受け止められたと思います。 読んでいくうちに彼らの気持ちと重なり「ほっ」とした場面もありました。 全巻読み終わって改めて思うことは、自分の檻に閉じこもっていないで、 踏み出す勇気やパワーを持って人生を作っていきたいなと。 自分のルーツを知る意味ではネイタルチャートは参考になったと思いました。 次巻も出るなら待ってたい…。その間に再読したいです。

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2024/08/15

◆きっかけ  職場の緑化委員長の本なの ◆感想  あれ? シリーズの、これは・・・  第5弾なんだ、最後じゃんwww  でも違和感なく楽しめたよ  桜田さんのイラストがとっても美味しそう  月夜のガトーショコラ食べたい  惑星年齢域の考え方 興味深い  自分の今の年齢域は・・...

◆きっかけ  職場の緑化委員長の本なの ◆感想  あれ? シリーズの、これは・・・  第5弾なんだ、最後じゃんwww  でも違和感なく楽しめたよ  桜田さんのイラストがとっても美味しそう  月夜のガトーショコラ食べたい  惑星年齢域の考え方 興味深い  自分の今の年齢域は・・・って考える  岩手県遠野市 めがね橋 行ってみたい  作中に既読の本や  お気に入り作家が出てきて嬉しい  ・夜のピクニック  ・東野さん ・伊坂幸太郎さん ◆読みたくなった本 気になる本  銀河鉄道の夜 宮沢賢治  流星ワゴン 重松清  百鬼夜行シリーズ 京極夏彦  機会があれば  シリーズ1〜4も いいかも

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2024/08/12

1話目の母と娘の話、百花の変化が嬉しい。くーちゃんも可愛いねー。 妹の彼氏に、という話、切ないよね。 でも、あれはどうなんだろう。 そして、あの一族ばっかり満月珈琲店に行っててずるいぞw

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2024/08/03

今回の満月珈琲は、淡路島、盛岡、広島が舞台でした。 親子関係、兄弟関係って難しいですね。 些細な一言が、30年以上たっても抜けていなかったり、家族だから聞くことができなかったり… そんなことを思ってしまった小説でした。 今回は星占いの要素が少なくて、ちょっぴり残念でした。

Posted byブクログ