白い牛をおいかけて 新装改訂版 の商品レビュー
表紙の牛の顔がなんとも言えず可愛いくて、手に取りました 繊細な絵のタッチと、繰り返し同じ会話が登場しながら話が進んでいく、リズム感が心地よいと感じました 原文だと、もっとリズムやおかしみが伝わってくるんだろうなと思います ストーリーとしては、全然捕まらない白い牛に、大人の...
表紙の牛の顔がなんとも言えず可愛いくて、手に取りました 繊細な絵のタッチと、繰り返し同じ会話が登場しながら話が進んでいく、リズム感が心地よいと感じました 原文だと、もっとリズムやおかしみが伝わってくるんだろうなと思います ストーリーとしては、全然捕まらない白い牛に、大人の男たちが振り回されっぱなしのドタバタ話で、まるで落語のようです 一体何があったの?どれだけ賢い牛なの? と想像を掻き立てられます というのも、牛を捕まえるシーンが描かかれておらず、会話のみで表現されているからです 会話の中でも、具体的な方法や作業の様子は出てきません そこがこの絵本の面白味なんでしょうね 最後に、白い牛をみつけたのは「わたし」でした ずっと大人たちと一緒に捕まえに行きたかった「わたし」は、自分なら絶対上手く捕まえられると思っていたに違いありません しかし、百聞は一見にしかず…… 白い牛の方が一枚上手でした 実際の生活でも、聞くとやるとは大違い!ということが沢山ありますよね 最近は、ネット検索して知った気になっていることや、 テレビやYouTubeなどを見てやった気になっていることも増えました 自分が実際に体験したことに勝る経験は無いということを、よく感じます 頭でっかちになるのではなく 五感を使ってなるべく多くの体験をして行きたいものですね
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※このレビューにはネタバレを含みます
ケンタッキーのどこかに白い牛がいる うちの牧場から逃げちゃったの!父さんやビルおじさん、ボブおじさん、マシューさんにおじいちゃん、みんなで追いかけてるんだけど捕まらないの でもある日、私は白い牛にロープをかけることに成功! ○のどかな田舎の風景、のどかな人びと! ○ユニークな物語。想像が広がる
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