だれも教えてくれなかったエネルギー問題と気候変動の本当のはなし の商品レビュー
母国フランスでかなり売れたという漫画。直面する重い問題を、漫画の描き手が主人公となって、学識経験者から聞き描きするという手法。ところどころ、本当かな?と疑う部分もあるが、概ね理解しやすく論理的な展開で進む。途中で登場する映画や書籍など参考文献も記されている。二度三度読み直してみた...
母国フランスでかなり売れたという漫画。直面する重い問題を、漫画の描き手が主人公となって、学識経験者から聞き描きするという手法。ところどころ、本当かな?と疑う部分もあるが、概ね理解しやすく論理的な展開で進む。途中で登場する映画や書籍など参考文献も記されている。二度三度読み直してみたい1冊。
Posted by
最近、縁が合って環境学学んだばかりなので 図書館で見つけた時にすっと手に取って借りました。 個人的な見解があるので載せませんが、 とても為になりました 中、高校生コーナーに置いてあったが、多くの人に読んでもらえたらなと思います
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
石油・天然ガス・石炭直接使用は世界GDPの3%にすぎずエネルギー購入は営業経費の数%にすぎない。GDPが第3次産業にシフトしてエネルギー消費は急激に上昇した/フランスは原発大国で原発の効率性・安全性を説いている/ときどきガイアの女神が「私の富は尽きかけている」とつぶやく。石油の可採掘埋蔵量の半分以上をもう使ってしまったらしい/それとは別に「環境保護」の問題がある。(平民の)常時肉食は数世紀の履歴しか無い。化石燃料による産業革命の延長で肉食は普及し肥育飼料に費やされる穀物などのため熱帯雨林が侵食され炭素循環が阻害され先住民の人権が抑圧されている 温暖化への人類の寄与は50%以下との試算もある。ハッキリしない理屈と遠大な目標のために快適な生活、美食≒肉食を放棄できるか?少子化とベジタリアンが対策を先取りしているのだろうか?
Posted by
フリスタ・ベスト漫画企画から。いわゆるバンドデシネ。当然っちゃ当然だけど、同企画においては、こういうのもチョイスされるんですね。さておき、本書は原発反対一辺倒!に待ったをかける内容。もちろん、本書の内容をすべて鵜吞みにする訳じゃないし、自身大国たる日本と、本書が著されたフランスで...
フリスタ・ベスト漫画企画から。いわゆるバンドデシネ。当然っちゃ当然だけど、同企画においては、こういうのもチョイスされるんですね。さておき、本書は原発反対一辺倒!に待ったをかける内容。もちろん、本書の内容をすべて鵜吞みにする訳じゃないし、自身大国たる日本と、本書が著されたフランスでは奥に事情も全然違うから、そのあたりは差し引いて考えるべき問題。にしても、一考の余地ありと思わされる論考だった。
Posted by
エネルギー、地球温暖化、原子力などの問題を、フランス人らしいエスプリのきいた小粋なやり取りでさりげなく解説していく。漫画家である「ぼく」は、気になって仕方のない地球温暖化の問題を気候変動の専門家であるジャコヴィシ氏に聞きに行くことから本書は始まる。とにかくマンガ(イラストというべ...
エネルギー、地球温暖化、原子力などの問題を、フランス人らしいエスプリのきいた小粋なやり取りでさりげなく解説していく。漫画家である「ぼく」は、気になって仕方のない地球温暖化の問題を気候変動の専門家であるジャコヴィシ氏に聞きに行くことから本書は始まる。とにかくマンガ(イラストというべきか?)が素晴らしい。
Posted by
- 1
