トヨトミの世襲 の商品レビュー
一作目、二作目の方がリアリティがあったように感じた。他の読者の方々もご指摘の通り、後半部分が小説っぽくて自分はやや残念。
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日本を代表する大手企業なのに、社長の私怨?で社員を左遷したり、社長を辞めるか愛人と別れるで、社長を辞めるほうを選択するのってありえるのかな、、、あくまでフィクションとしていながら、事実をもとにしている内容なので、ほんとうなのかな、どうなのかな、、、とドキドキしながら読んでいたが、最後のほうがちょっと突拍子もない感じだった。 織田電子とトヨトミ自動車がもっと絡んだらおもしろかったのにとも思った。 全体的にはおもしろかったが、1,2のほうが本当かな、どうかな、、、というドキドキ感があって面白かった。
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めちゃくちゃおもしろかった。 シリーズの中でこれが一番スキャンダラスなおもしろさです。 今作においてはトヨトミより織田電子の経営が気になりました。星さんがCEOを続けてくれる世界が現実にあったら…と思ってしまう。
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相変わらず切れ味鋭い。梶山三郎(著者)とは何者なんだろうか?経済に詳しく、ストーリーも生み出せる。覆面作家は過去にもあった。もしかすると二人か?岡島二人のように。 しかしこのリアルな内容はどうなのだろう?自分は頭の中で実際の企業、ト◯タ、とか日本◯産と読み変えながら読んでしまった...
相変わらず切れ味鋭い。梶山三郎(著者)とは何者なんだろうか?経済に詳しく、ストーリーも生み出せる。覆面作家は過去にもあった。もしかすると二人か?岡島二人のように。 しかしこのリアルな内容はどうなのだろう?自分は頭の中で実際の企業、ト◯タ、とか日本◯産と読み変えながら読んでしまった。なんたって顔を思い浮かべることができるから。 EVシフトに世襲と独裁経営者の課題をうまく掛け合わせながら展開するシナリオに目が離せない。自分はモーターの会社の株を持っていて、これが全然反転しないのでイラついているが、それもこういう問題なのかなぁ、とリアルに感心してしまった。まさに経済小説の最高峰だと思える。
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3部作の3部目。 マツコデラックスやカルロスゴーンなど、馴染みの人物が出てくるのも面白い。世襲というタイトルだけあって、これまでの権力争いと違い、愛人や親子問題が絡む人情的目線からの世襲も深みがあり面白い。ニデックの世襲も絡んでいる。 覆面作家の著者に迫る最後も興味深い。
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あいかわらず息もつかせぬ展開でどんどん読み進めていってしまうが、今回は少しタイトルと中身に乖離があるような気がした。 勝手にこのシリーズは3部作なのだと思っていたが、もしかしたら続きを出すのだろうか?と感じさせるような、少し消化不良な読後感。今回は感情移入したり応援したくなるような登場人物がいなかったせいかもしれない。
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「逆襲」の最終章だった2022年までに起きた某自動車会社で起きた事件と、同社が手懸けるスマートシティ事業、同時期に話題になった(良くも悪くも)創業者が絶対的なカリスマ性も持っていた某モーター会社の後継者探しにフィーチャーした本作。 ある事件をきっかけにトヨトミ創業家の血筋に迫って...
「逆襲」の最終章だった2022年までに起きた某自動車会社で起きた事件と、同社が手懸けるスマートシティ事業、同時期に話題になった(良くも悪くも)創業者が絶対的なカリスマ性も持っていた某モーター会社の後継者探しにフィーチャーした本作。 ある事件をきっかけにトヨトミ創業家の血筋に迫っていく内容なのだが、過去作と比べるとフィクション味が強い。(事実は小説より奇なりということわざもあるが。。。) ある種俗世的で過去作の方が個人的には読み応えがあった。
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3部作目。 トヨタと日本電産を軸に展開。 前半は実際の出来事を含めて読み応えありだが、 後半は少し飛躍したためあまり内容が入ってこず。 一旦終了かと思うので 違う企業でも見てみたい。
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トヨタ、日本電産、日産の実話をベースとしたフィクション。世襲に関する問題を提起しており面白かった。にしても過去作品含めこの内容、いくらフィクションでも関係会社からクレームが出そうな内容に思えるのだが、ちゃんと合意得られているのかかなり心配だったりする。
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3部作最後は豊臣統一が息子とのゴタゴタを絡めながらトヨトミを退く話。 きれいに小説っぽくまとめるためか、急にフィクション色が強くなる。 加えて、トヨタと関係ない日本電産の創業者と外部ceoの対立話がかなり多めだった。 関潤さんに内部情報を細かに取材できたから、書きたかったのだろ...
3部作最後は豊臣統一が息子とのゴタゴタを絡めながらトヨトミを退く話。 きれいに小説っぽくまとめるためか、急にフィクション色が強くなる。 加えて、トヨタと関係ない日本電産の創業者と外部ceoの対立話がかなり多めだった。 関潤さんに内部情報を細かに取材できたから、書きたかったのだろうか? たしかに創業者の話はどうかと思う部分も多かったが、独裁企業って大なり小なりそんなもんではないか。 個人的には第1部が一番面白かった。
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