大絵画展 の商品レビュー
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話の内容が好みではなかった。 画廊や画家、アートの裏社会が題材になっている。 お金に困っている金持ちの息子、銀座で働いていたが銀座から逃げてきたスナックのオーナー。どちらも詐欺に引っ掛かり、お金が必要となった。 ある人物と知り合い、銀行の倉庫にある絵画を盗む計画を立てる。 そこにはバブル期に異常な値段で購入され、会社の担保となった絵画たちがある。 絵画の値段のあげ方、画商でのやり取り(若手つぶし)など 社会の裏の話も多く、こんなことあるんだろうか・・という目線で読んでしまった。 最後の種あかしは読んでいて楽しかった。 画商の日野が仲間だったというのが驚きだった。 表紙にもなっているゴッホの「医師ガシェの肖像」は初めて知った。 調べてみると、小説同様バブル期に最高額の125億円で日本人に落札されていたようだ。小説きっかけにこのような歴史を知るのは勉強になった。
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絵画が関係する小説は初めて読んだ。面白かった。どんでん返しもあったし、ストーリーも面白くて、初めて読んだ絵画に関係する小説がこれでよかった。今後、絵画系を「よくわからなさそうだから」という理由で避けるのはやめる。
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投資詐欺にあった者達が「医師ガシェの肖像」を盗む話。バラバラな登場人物がどんどん絡まっていきどうなってくのとハラハラするエンタメ的楽しさが大変良き。望月さんこういうのも書くんやって新鮮でめちゃくちゃワクワクした。絵画の価値とか存在意義とか奥深い。
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人を簡単に信じてはいけない、と人間不信になってしまうような詐欺の話。全然まともな人間が出てこない。唯一まともと思えるのは、騙される人たち。この人たちも問題ありで完全とは言えない。 前半は、人間は堕ちていく時はとことん堕ちてしまうんだな、と暗い気持ちになりながら読んだ。 後半に...
人を簡単に信じてはいけない、と人間不信になってしまうような詐欺の話。全然まともな人間が出てこない。唯一まともと思えるのは、騙される人たち。この人たちも問題ありで完全とは言えない。 前半は、人間は堕ちていく時はとことん堕ちてしまうんだな、と暗い気持ちになりながら読んだ。 後半になったら映画『ミッション:インポッシブル』のような場面があった。これが私の中で一番面白かった。素人がそれ出来ちゃうんだ、と笑えた。 ずっと何だろう?と気になってた新聞広告の『大絵画展』の意味や、今まで謎だったことがすべて最後で繋がり分かった時の爽快感。読了後は気持ちよかった。 物語としては面白かったけど、詐欺の話が壮大過ぎてついていけなかった。金額が大きすぎて想像がつかない。あとはバブル時代。私はバブル時代を知らないので、その時の金の流れがイマイチよく分からなかった。それは本当にあったことなの?という感じ。 目には目を、詐欺には詐欺を、という話でした。
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出だしは設定の理解に苦労しますが、絵画略奪のシーンからどんどん色々なものが繋がっていき、なるほど、こうなるのか!と伏線回収が凄まじかったです。一気に読んでしまう事をお勧め致します。
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図書館本 大絵画の大詐欺展 大掛かりだろー! ゴッホの、医師ガシェの肖像にはこんなエピソードがあったのか。
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ゴッホの「医師ガシェの肖像」をめぐる美術ミステリ。名画の口絵があったので惹かれて購入。大どんでん返しとまでは言わないかな。話が急に変わって理解するのが難しかったのと、(名画ならではの歴史やその所有権などの)説明がちょっとくどかった。それでも名画を盗むための計画はすごい。続編もある...
ゴッホの「医師ガシェの肖像」をめぐる美術ミステリ。名画の口絵があったので惹かれて購入。大どんでん返しとまでは言わないかな。話が急に変わって理解するのが難しかったのと、(名画ならではの歴史やその所有権などの)説明がちょっとくどかった。それでも名画を盗むための計画はすごい。続編もあるとの事。
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かなりの文字数頁数を使って登場人物それぞれの描写があるがなかなか入ってこないし魅力を感じない。終盤までとにかくスピード感がなくしんどかった。 そして最後はえいやっと解決したけれど爽快感はない。もっと面白くできそうな、今までも同じようなテーマでちゃんと痛快爽快な小説がいくつもあっただろうに、何か残念。美術に寄せたいのか、ミステリーにしたいのか、よくわからないまま終わってしまった。あらすじ等から想像していた話の流れであるはずが、思っているとおりのアタックがない。 著者の性格にこういう話は合っていないのでは。
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「フェルメールの憂鬱」を先に読み シリーズものだったことを知り読んでみました。面白かったですが登場人物が多く、複雑で巻頭の登場人物一覧がありがたかった。 もう一度「フェルメールの憂鬱」を読みたくなった。
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ガシェの来歴のくだりとっても興味ある。語っていた人物が物語内での聞き手に対して若干嘘を言っている、というかわざと伝えていないことがあることも含めて。 また、近代絵画の価格があがっていく過程、アメリカへ渡った印象派の評価なども、なるほどな~って。 最終的にどこに落ち着くのかってと...
ガシェの来歴のくだりとっても興味ある。語っていた人物が物語内での聞き手に対して若干嘘を言っている、というかわざと伝えていないことがあることも含めて。 また、近代絵画の価格があがっていく過程、アメリカへ渡った印象派の評価なども、なるほどな~って。 最終的にどこに落ち着くのかってところまで、美術界の考え方に基づいている。勉強になりました。 登場人物たちが魅力的に映えるのは2作目を読んでからかも。
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