夜明けを待つ の商品レビュー
図書館で予約して一年以上待って読みました。 ドラマのエンジェルフライトが良かったので、 どんな文章を書くのか楽しみにしていたけど、 自分が思っていた内容と違ったかも…。 前半がエッセイ、後半がルポルタージュ。 エッセイを読んでいて、思っていたより変わった感覚をもった人だったんだ...
図書館で予約して一年以上待って読みました。 ドラマのエンジェルフライトが良かったので、 どんな文章を書くのか楽しみにしていたけど、 自分が思っていた内容と違ったかも…。 前半がエッセイ、後半がルポルタージュ。 エッセイを読んでいて、思っていたより変わった感覚をもった人だったんだなと思った。 (ルポを書くからには、もう少し厳格な人かと思っていた) 正直、価値観が違いあまり共感は出来なかった。生まれた時代と周りの人に恵まれてたんだろうな。
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ノンフィクション作家が書いたエッセイ。佐々さんの飾らない、自己陶酔しない文章がとても心地よく、ずっと読んでいたかった。息子だって意志の力で生まれてきたわけじゃない、死ぬ時もたぶん死に方は身体が知っている。そんなふうに書いていて、きっとこの人は怖がらずに逝っただろうと思った。佐々さん、あなたの本を、もっともっと読みたかった。
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『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』を読んだときの衝撃から何年も経ち、 表紙に導かれ、手にした作者さまのエッセイとルポルタージュ 衝撃を受けた作品であればあるほど作者さまに興味を抱くんです、ワタシ 今回も佐々涼子という人にふれられて良かった 自分自身で考えつづけ、しっかりと...
『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』を読んだときの衝撃から何年も経ち、 表紙に導かれ、手にした作者さまのエッセイとルポルタージュ 衝撃を受けた作品であればあるほど作者さまに興味を抱くんです、ワタシ 今回も佐々涼子という人にふれられて良かった 自分自身で考えつづけ、しっかりと自分自身で体験し、目を背けない だからこそ文章に力がある 佐々木涼子さんのお父さまとお母さまも素敵な方で…。 『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』はドラマ化もされましたが、書籍でぜひ読んでほしいです!!
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エッセイは佐々涼子さんの歴史 依存症 回復には後光がある。ある日閃く 取材であった人に震災の話を「家族に言ったことのない話」を聞いた。話すことは背負わせること。家族友人でもない、仕事でもない人だけに話せること。
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佐々木さんの本は2冊目です。 まさか不治の病にかかられて 亡くなっていたとは知りません でした。 家族、病、看取り、移民、宗教 小さな声に寄り添う事で大きな ものが見えてくる。 エッセイ、ルポルタージュを 読みながら文章にする事に きっと自身の中にも心理的葛藤 があり、関わった...
佐々木さんの本は2冊目です。 まさか不治の病にかかられて 亡くなっていたとは知りません でした。 家族、病、看取り、移民、宗教 小さな声に寄り添う事で大きな ものが見えてくる。 エッセイ、ルポルタージュを 読みながら文章にする事に きっと自身の中にも心理的葛藤 があり、関わった事への軋轢も あったのだろうと思いました。 56歳という若さでこの世を去る 命を削って作品を書き続けた人 寿命の長い短い、そこに至る病気 も様々だが、神様には人間にわかる はずもない順番があるのだろう。 亡くなられた事がとても残念です 合掌)
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「エンド•オブ•ライフ」に次いで2冊目の佐々作品。作家として当然ながら確たる核を持ちながらも、変に自分を飾らず取り繕わず正直な姿勢がとても好ましくファンになってしまう。昨年お亡くなりになってしまったのは「エンド•オブ•ライフ」を書き上げた作者にとっては本当に何という皮肉か、大変残...
「エンド•オブ•ライフ」に次いで2冊目の佐々作品。作家として当然ながら確たる核を持ちながらも、変に自分を飾らず取り繕わず正直な姿勢がとても好ましくファンになってしまう。昨年お亡くなりになってしまったのは「エンド•オブ•ライフ」を書き上げた作者にとっては本当に何という皮肉か、大変残念。 遡って他の著作も読みたい。 以下心に残る、残したい表現の数々。 p.20 私は死に方を知らないが、きっと体は知っている。 p.27 行けない旅はどうしてこうも美しいのだろう。 p.39 亡くなりゆく人は、怒り、否認、取引、抑うつを経験しながら、やがて諦念のあとに死の受容に至る。 p.56 (筋トレ後の)新しい体は居心地が良かった。ほかの人はこんなにすがすがしく毎日を生きていたのか、と感動した p.75 自分の痛みすら思い出せないのに他人の痛みや苦しみをわかるはずがないではないか。 p.93 いくら自分の外側を探しても答えは見つからない。自分の内側に戻って自分なりの生き方を見つけよう。そう思えた時、世界を旅して、僧侶たちに言われた言葉の意味がようやく腑に落ちた。「今を生きなさい。自分の内側に戻りなさい」 p.142 少子高齢化により働き手としての外国人に頼らざるを得ない日本人が、いよいよ個人としての鎖国を解かなければならない日がやって来ることを、私たちは知っておく必要があるだろう。 p.204 社会は生産性のないものを「愚」と呼ぶが、仏教ではそれを「聖」と呼ぶ逆さまの世界だ。 p.255 「佐々さんは、絶対にこちらに戻ってきますよ」と、私をよく知っている担当編集者が言っていた。(略)私は世俗にまみれて生きるのが性に合っている。
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「エンド・オブ・ライフ」を書かれた佐々さんの最後の本。ずっと終末医療について書かれていたと思っていたが、その前におこなっていた仕事のルポルタージュ(現地報告。 社会問題などを綿密に取材して事実を客観的に叙述する)だった。 佐々さんは、日本語教師をされていた。幼いころは母がたくさん絵本を読んでくれた。そういう過去から、「エンド・オブ・ライフ」にもつながったのだなと思う。 やはり流石の文章力で、宗教を学ぶための世界放浪では、宗教の意味について深い考察と表現があった。 「いくら自分の外側を探しても答えは見つからない。自分の内側に戻って自分なりの生き方を見つけよう。そう思えた時、世界を旅して、僧侶たちに言われた言葉の意味がようやく腑に落ちた。 「今を生きなさい。自分の内側に戻りなさい」」 最後は自身の病について少しだけ触れられている。希少がんの「希」に希望を見る。「私たちは、その瞬間を生き、輝き、全力で愉しむのだ。そして満足をして帰っていく」。「ああ、楽しかった」と。
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人を魅了するノンフィクション作品の難しさ(話を盛ったりすることは、既にノンフィクションではない)について、考えさせられました。 また、一つ一つが短いエッセイであるため、隙間時間に少しずつ読んでいくことができました。 著者は、仏教にも関心があり、実践や体験を通じて、僧侶との交流もあ...
人を魅了するノンフィクション作品の難しさ(話を盛ったりすることは、既にノンフィクションではない)について、考えさせられました。 また、一つ一つが短いエッセイであるため、隙間時間に少しずつ読んでいくことができました。 著者は、仏教にも関心があり、実践や体験を通じて、僧侶との交流もあったようですが、いわゆる高名な僧侶についても、ありのままの視点で、痛烈な皮肉と感じる表現をされている部分があります。とても親近感が湧きました。 また、日本語学校の教師というキャリアからも、その体験や思いをつらつらと著されていますが、その現実や今後の展望についても解りやすく示されていました。 ご興味が少しでもある方は、是非読んでいただきたいです。
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ノンフィクション作家、佐々涼子のエッセイ集。あとがきの翌年、2024年に亡くなった。既に病魔と闘い、死を覚悟していた時期の出版であり、読んでいて胸が痛む。人と真摯に向き合い、公私も交えてとことん取材し、命を削るように作品を仕上げていく様子が伝わる。佐々さんの作品は、読む人の心に響...
ノンフィクション作家、佐々涼子のエッセイ集。あとがきの翌年、2024年に亡くなった。既に病魔と闘い、死を覚悟していた時期の出版であり、読んでいて胸が痛む。人と真摯に向き合い、公私も交えてとことん取材し、命を削るように作品を仕上げていく様子が伝わる。佐々さんの作品は、読む人の心に響き、立ち止まらせ、深く思索させるものばかりだ。
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当たり前に食べている食材に、当たり前に過ごす毎日に気づかされる本。 あとがきまで読み終えて、そうか自分は生きているんだなと改めて思う。
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