数学嫌いな人のための数学 新装版 の商品レビュー
『#数学嫌いな人のための数学(新装版)』 ほぼ日書評 Day766 20年くらい前の本の新装版らしい。正直、難解…というか、ロジックについていく体力がない。 一例。 対偶(Contraposition)という概念を持ち出して、何を言うかと思ったら、アンチ古典派(新古典派を含...
『#数学嫌いな人のための数学(新装版)』 ほぼ日書評 Day766 20年くらい前の本の新装版らしい。正直、難解…というか、ロジックについていく体力がない。 一例。 対偶(Contraposition)という概念を持ち出して、何を言うかと思ったら、アンチ古典派(新古典派を含む)の論理展開。 「自由主義経済は全て良し」(命題)に対して、「良からぬことが起きるのは市場に自由でない部分があるからだ」(対偶)を置く。この"自由でない"部分を徹頭徹尾排することが"古典派"のドグマであり、そうした主義者は執拗に規制撤廃を解く。彼らが目の敵にした"規制(自由でないもの)"が、経済恐慌期の労働組合であり、1980年代アメリカの預金保険制度であった。 要は、数学とか究極の論理であり、ユダヤ教以下の一神教においては、神の存在を証明する(人が神に対峙する)ためのツールであった。それは法の世界においても同様だが、対極にあるら我が国では、むしろ判決を出さない(和解する)方が好まれるのは、そうした文化を背景に持たないがゆえ…ということだそうだ。 https://amzn.to/49ZozEM
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