ジョニ黒 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
海水浴から行方不明になってしまった父と、 その日から母をやめて男を連れて帰ってくるようになったマチ子。 最近居着くようになったマチ子の男、日出男。 同級生のモリシゲと彼の愛犬のシェパードのヤマト。 クリスチャンの祖母と、かつての父。 河川敷にいる浮浪者のクロ。 なんだろうねえ。小学生の大変な感情と冒険。
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あんまりよくわからなかったけど、野生味を感じた。今の自分にはわからない、知らない世界を見た。昔の空気感を味わうのも楽しみ方のひとつなのかな?
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『ミシンと金魚』の永井みみさんの新作。実は手にすべきか悩んでいたのです。 56歳のデビュー作である『ミシンと金魚』は素晴らしかった。しかし、その少し前に出版された若竹千佐子(63歳)の『おらおらでひとりいぐも』とともに、「この人はこの一冊だけなのかもしれないな。でもこの一冊が描け...
『ミシンと金魚』の永井みみさんの新作。実は手にすべきか悩んでいたのです。 56歳のデビュー作である『ミシンと金魚』は素晴らしかった。しかし、その少し前に出版された若竹千佐子(63歳)の『おらおらでひとりいぐも』とともに、「この人はこの一冊だけなのかもしれないな。でもこの一冊が描けて幸せだったろうな。」と思った作家さんだったからです。 そんな印象を持って読み始めたのがマズかった。 物語に入っていけません。読み辛い文体に飛びまわるストーリー。なんか力が入り過ぎ、凝り過ぎな感じです。介護老人が主人公だった前作から一転して、今回は少年のひと夏の体験を描いた作品なのですが、そもそも主人公の年齢が判らない。やってる事は小学生だけど、思考から最初は高校生くらいかと思いました。読み進めるうちに小学校の高学年?最終的に9歳と判明。いや、男の子はもっと「バカ」ですよ。 上手く乗り切れないまま流すように読了 でも、最後は綺麗にまとまっていて、ほっとしました。
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1975年横浜、9歳の少年の夏。子供もいろいろあるよね。前作ほどのインパクトはなかった。もっとノスタルジーを感じさせて欲しかった。
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「親とはこうあるべき」みたいな理想像を作ろうとして戸惑いながら暮らすのもいいかもしれないが、子供の隣で自分の人生を精一杯楽しむだけでも、主体的な思考と感性を育てる良い教育になるのではと思わされた。 子供が持つような瑞々しい感想を意識して言葉を使っていて、類似の少ない形の小説だと感...
「親とはこうあるべき」みたいな理想像を作ろうとして戸惑いながら暮らすのもいいかもしれないが、子供の隣で自分の人生を精一杯楽しむだけでも、主体的な思考と感性を育てる良い教育になるのではと思わされた。 子供が持つような瑞々しい感想を意識して言葉を使っていて、類似の少ない形の小説だと感じた。
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大雑把で子供のような日出男と行方不明の父の面影を忘れられないアキラ。懐かしい昭和を背景にして、横浜の人々との温かな交流を活写。笑える筈の彼らの言動も、どこか切なくて哀しい。リズミカルな展開もいい。
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『ミシンと金魚』でデビューした永井みみさんの新作だ。小学4年生のアキラが綴る、パワフルで下品でシッチャカメッチャカな夏休みの記録である。 想像力豊かな小学生の世界は広いようで狭い。そして、書かれていることのどこまでが本当に起きたことなのか疑問に思う箇所もちらほら。そうした一見無関...
『ミシンと金魚』でデビューした永井みみさんの新作だ。小学4年生のアキラが綴る、パワフルで下品でシッチャカメッチャカな夏休みの記録である。 想像力豊かな小学生の世界は広いようで狭い。そして、書かれていることのどこまでが本当に起きたことなのか疑問に思う箇所もちらほら。そうした一見無関係に思えるエピソードが、後になって繋がってくる。乱雑に書き散らしているようで、実はしたたかに計算しているように思える。 認知症のお年寄り→小学生の男の子と来て、次作はどんな作品を届けてくれるのか。とても楽しみだ。
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タイムラインのお薦め本として流れてきたので読んでみました。2024年、小説はじめ。子供の一人称だけれど、幼い感じはなく、いろいろ抱えている子供ならではの感情が描写されていました。永井みみさん、少し追いかけてみようかな。
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「ミシンと金魚」がすごく私好みだったので、この作品が図書館に入って早々に予約して手にしました。読んでみて、あれ?何か…違う…なぁ~と…。 物語の舞台は1975年の横浜…。主人公は9歳のアキラで、父は4年前から行方不明、母のマチ子と祖母と暮らしています。マチ子は恋人である日出...
「ミシンと金魚」がすごく私好みだったので、この作品が図書館に入って早々に予約して手にしました。読んでみて、あれ?何か…違う…なぁ~と…。 物語の舞台は1975年の横浜…。主人公は9歳のアキラで、父は4年前から行方不明、母のマチ子と祖母と暮らしています。マチ子は恋人である日出夫を家に連れこみ、日出夫は仕事をしていないこともあってアキラと行動を共にすることが多く、徐々にアキラと日出夫は打ち解けていくのだが、ある日日出夫がいなくなってしまい…。 すっごい、懐かしい描写があったりして、よく昔喫茶店にとかにあった占いのガチャみたいなもの…!あ、若い人にはわからないかも(汗)。それはよかったけれど、ストーリーに入り込めずに読了してしまいしました。はい、こんなこともあります…。でも、読み手によっては違う感想を持つと思います。私にはあわなかっただけで…永井みみさんの次回作に期待して、他の作品読むことにします。
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読み始めからよく分からないのは小生だけかな?言葉の表現も現代ではセクハラとか差別用語などと批判されかねない。もうひとつ全体的に物語性に乏しいかなと思ってしまった!著者には申し訳ない。
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