ジョニ黒 の商品レビュー
子供の頃の自分が本当の自分。 子供が生きる世界、大人になってから生きる世界、世界の顔ってひとつじゃないだろうけど、子供の時の世界って、狭いのだけど、とてつもなく広大で未知で残酷だけど 果てない希望があった。 ジョニ黒、主人公の9歳の少年アキラ、日出男。永遠の夏は確かにあった。 素...
子供の頃の自分が本当の自分。 子供が生きる世界、大人になってから生きる世界、世界の顔ってひとつじゃないだろうけど、子供の時の世界って、狭いのだけど、とてつもなく広大で未知で残酷だけど 果てない希望があった。 ジョニ黒、主人公の9歳の少年アキラ、日出男。永遠の夏は確かにあった。 素敵な物語でした。
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小さい頃南区に住んでいたことが有る。昭和中頃の南区の雰囲気がよく出ていると感じた。 それにしてもケロヨン・タンマ・コンコルド・YS-11、知らない人が殆どでは?著者のプロフィールを見て納得したが。 今では横浜中探しても汚いドブ川などどこにも流れていない。 主人公の少年はシェパード...
小さい頃南区に住んでいたことが有る。昭和中頃の南区の雰囲気がよく出ていると感じた。 それにしてもケロヨン・タンマ・コンコルド・YS-11、知らない人が殆どでは?著者のプロフィールを見て納得したが。 今では横浜中探しても汚いドブ川などどこにも流れていない。 主人公の少年はシェパードのヤマトと話すことが出来る。しかし犬も最近は小さな犬ばかり歩いている。大きいのは可愛くて人気の秋田犬や、足の悪いレトリバーばかり。シェパードを飼っている家は絶滅したようだ。 ジョニ黒も今では2千円で買える。あれが高級酒だったのはもう何十年も前の話だ。 教習所から坂を上った先の根岸米軍住宅。バスで何度も前を通った米軍の検問所も懐かしい。 そんなノスタルジックな記憶の中の少年と父親の話。
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「ミシンと金魚」が好きだったので、こちらも読んだ。 9歳の男の子「アキラ」が主人公。 少年の視点で少年の気持ちが描かれているところがすごいと思った。その点は面白かったけれど、正直、「ミシンと金魚」の方が好きだった。 状況説明みたいなのが少なくて、アキラの思ってることがメインで書...
「ミシンと金魚」が好きだったので、こちらも読んだ。 9歳の男の子「アキラ」が主人公。 少年の視点で少年の気持ちが描かれているところがすごいと思った。その点は面白かったけれど、正直、「ミシンと金魚」の方が好きだった。 状況説明みたいなのが少なくて、アキラの思ってることがメインで書かれているので、読みながら理解していくのが少し難しかった。
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「1975年、横浜」帯のその一言だけで初めての作家の本を購入。 舞台は南区から中区あたり、主人公は9歳。主人公がほとんど大人の口調で話すのが奇異だが面白い。もっと横浜を前に出して欲しかったが、ストーリーは横浜でなければならないものがあるのは確かだ。
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すばるで読んだ。 永井みみさんの読みたいなぁ〜〜〜〜 新刊出ないかなー シャルたん@読書さんの感想・レビュー『す ば る 2023年6月号』 #ブクログ https://booklog.jp/users/zomurai/archives/1/B0C2ZWTZ6B
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