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空と風と時と 小田和正の世界 の商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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2024/08/13

オフコースの中期のファンだったので電子で購入。長い本だったので読み終えるまで三か月ぐらいかかった。後半についてはテレビ番組の裏話が読めてよかったと思う。好きだったアルバム「Song is love」「Junction」についてはさらっと書かれていて、そんなに重要ではなかったのかな...

オフコースの中期のファンだったので電子で購入。長い本だったので読み終えるまで三か月ぐらいかかった。後半についてはテレビ番組の裏話が読めてよかったと思う。好きだったアルバム「Song is love」「Junction」についてはさらっと書かれていて、そんなに重要ではなかったのかなあと思いました。いつまでもお元気でいてください。

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2024/06/07

ファン歴40年ですが4人時代否定主義者ではありません。すべての時代のオフコース&小田和正を肯定する立場での感想。 今まで読んだオフコース&小田和正関連本の中で群を抜いて濃厚で満足度の高い本だった。著者が客観性を重視しながらも愛情を持って丁寧にまとめあげたことが伝わ...

ファン歴40年ですが4人時代否定主義者ではありません。すべての時代のオフコース&小田和正を肯定する立場での感想。 今まで読んだオフコース&小田和正関連本の中で群を抜いて濃厚で満足度の高い本だった。著者が客観性を重視しながらも愛情を持って丁寧にまとめあげたことが伝わってくる。資料としてもバイブルとしても圧倒的な価値のある小田本だと思う。 家族や親戚や旧友の証言を取りまとめて、出生〜3人のオフコース時代を非常に詳しく書いてあるのも素晴らしく、戦後のフォーク史も並行してわかるように丁寧に説明されている。 2人から5人になった時の話はだいたいこれまでも聞いたことのある話だったが丁寧にまとめられて超好印象。 5人から4人になった時の話は「give up」とはまた違う角度からの証言やエピソードもあって新しい発見があった(もちろん悲しい話であることには変わりないが)。 そして4人〜解散前後の話は今までまったく聞いたことのない話がたくさん出てきて衝撃を受けた。もちろん解散の理由は複合的なものだろうし真実はひとつではないが、ここまで思い切って深く切り込んた話を伝えてくれて感謝しかない。 例えるならば「学生時代の彼女に突然別れを切り出された理由がわからないまま生きてきたが、老後に偶然再会した時に彼女なりの理由を聞くことができた」みたいな感情。悲しいことには変わりないけれど、変えられない過去についての気持ちの整理がついた、みたいな感じ。 2000年代以降の話は、小田本人のエッセイも含めてこれまでも情報が多角的に出ていたので驚きは少ないが、丁寧で粘り強い取材と小田ファミリーへの愛情がにじみ出ていて、著者には感謝しかない。

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2024/03/26

長え!!!! 要らない小ちゃいエピソードとか筆者の意見とか、全く要らねえ!! 段々、私の取材力凄いでしょ? こんな事まで知ってるのよ、こんなコメント取ったのよ、という筆者の自己満をひしひしと感じて嫌悪感すら抱いた。 半分の量だったら★5だったかもしれんけど、本当に気持ち悪い。

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2024/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生の時からの筋金入りのファンである。5人時代の最後のコンサートにも行けたし、4人になってからのオフコースも大好きだった。だが、ソロになってからの小田さんには違和感を覚えていた。「クリスマスの約束」を見て、その神歌声に感嘆しつつも、なぜか昔ほど心が震えなかった。あれほどこだわっていた“オフコース”を簡単に捨て去ったように思えた。 この本ほど、小田和正の人生を掘り下げているものはなく、これ以上のものはまたとは出ないだろう。長年のファンなので、知っているエピソードも多かったが、家系も含めここまで生い立ちを綴らせるとは。 だが、私がこの本を購入した理由はただ一つ。 4人時代のオフコースが解散した原因を知りたかった。 小田さんは稀有なアーティストであるが、天才肌の人ではない。また性格もそれにありがちな「俺が俺が」では決してない。かと言って、圧倒的なエネルギーで周囲の人をまとめ上げるほどタフなチームリーダーでもない。むしろ気を遣い過ぎて疲弊する。 (とは言っても、小田さんは大の“仲間”好きでもある。それが後の“クリスマスの約束”でのアーティストたちとのつながりに発展するのである。しかしそれは部活的な仲間意識であり、利害関係を伴わないことが前提ではなかろうか)きっと仲間たちは、彼がどんなことを考えているのか、思いを巡らせながら、その魅力に付き従うのだろう。小田和正は、ひたすらに考え続け、歩き続ける職人型の人なのだ。不思議なことだが、“天賦の才”の持ち主なのに、彼は自分が“必要とされているか?”いつも懐疑的で、自信がない。なのに努力しても及ばない人の屈折した気持ちが分からない。これが『実質上の解散』となるヤスさん脱退につながる。 ただ彼の名曲が、自分を決して過大評価しない、繊細な感受性の賜物であるのも事実。 この本のタイトルどおり、風のような人である。 さて4人オフコースの解散の理由であるが、よく云えば音楽性の違い、平たく云えばコミュニケーション不足。後者の表現を採用するなら、原因は小田さんの自信のなさだと思う。皆、「俺についてこい!」と言ってほしかったのではなかろうか。 この本は、登場人物の誰にも肩入れすることなく、元メンバーはもちろん、あらゆる人たちの証言を織り込み、客観的にまとめ上げている。 寂しいが、手に取るように納得することが出来た。

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2024/02/17

小田和正さんの生い立ちから高校生時代、オフコースの結成、鈴木康博さんとの2人オフコース、5人オフコース、鈴木康博さんの脱退、オフコース解散、ソロ活動、そして2023年のツアーまで、小田和正さんとオフコースについて関わった人たちにインタビューした内容を中心にまとめられた小田和正ファ...

小田和正さんの生い立ちから高校生時代、オフコースの結成、鈴木康博さんとの2人オフコース、5人オフコース、鈴木康博さんの脱退、オフコース解散、ソロ活動、そして2023年のツアーまで、小田和正さんとオフコースについて関わった人たちにインタビューした内容を中心にまとめられた小田和正ファン、オフコースファンにはたまらない一冊。600ページにわたる大作。作家の川上弘美さんがオフコースの初期のことを書いているのも面白い。鈴木康博さんが脱退した理由もわかるような気がする。

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2024/02/12

オフコースのいや、小田和正の集大成の書。 何年もの月日をかけてあらゆる人のインタビューも紹介されていて小田さんファンには嬉しい一冊。 中でも、大間ジロー、清水仁、松尾一彦のインタヴューとヤッサンも今も現役で活動していると知って嬉しかったし、初期のメンバーの地主氏も建築家として事務...

オフコースのいや、小田和正の集大成の書。 何年もの月日をかけてあらゆる人のインタビューも紹介されていて小田さんファンには嬉しい一冊。 中でも、大間ジロー、清水仁、松尾一彦のインタヴューとヤッサンも今も現役で活動していると知って嬉しかったし、初期のメンバーの地主氏も建築家として事務所を構えてるとか(共に75歳!) 解散に至った経緯とかやっさんの気持ちもなんとなく理解できた。けど、やっさんとも3人とも解散後、一回も会ってないってのがすこし淋しいね。決して円満な解散ではなかった。音楽性の違い。当時の社長が変わってシステムががらりと変わり小田さんはあまり事務所に来なくなり(当時の社長に自分がいたらやりにくいだろうと気を使って)圧倒的にコミュニケーションが足りてなかった。と。 今になればわかることだけど、仕方ないよね。 5人になってヒット飛ばした功績は武藤敏史氏の手腕が大きかったみたい。 小田さんはお母さん似だね。(写真が幼稚園の頃の、めっちゃ可愛い) お母さんがよく働くし人格者だったよう。 この本よんだら無性にまた小田さんの歌が聴きたくなった。 ”クリスマスの約束”もまた見返したい。(特に初期の) 小田さんのライブにも行きたい。(抽選がなかなか当たらないんだよね) とくかく元気でいて欲しい。

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2024/02/06

小田和正のファンではないが、吉田拓郎の盟友なので読んでみたが私の音楽シーンが蘇って大変面白かった。 昔はやはり女々しい感じがあって少し距離を置いていたが、今は好んで聴くようにもなった。 オフコース解散の真相と小田和正の辿ってきた道が理解できた。 吉田拓郎同様に引退が近いかもしれな...

小田和正のファンではないが、吉田拓郎の盟友なので読んでみたが私の音楽シーンが蘇って大変面白かった。 昔はやはり女々しい感じがあって少し距離を置いていたが、今は好んで聴くようにもなった。 オフコース解散の真相と小田和正の辿ってきた道が理解できた。 吉田拓郎同様に引退が近いかもしれないが、もう少し頑張ってもらいましょう。

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2024/02/04

小田和正の76年の音楽人生を振り返る伝記。生い立ちから高校時代、オフコース結成、ヒット曲、やっさん脱退、解散、それ以後。 小田和正やオフコースについて多くの人にインタビューした力作。600頁超えだが、作曲法とか楽器のマスター法のような方法論に全く触れてないのが殘念。プラスプライ...

小田和正の76年の音楽人生を振り返る伝記。生い立ちから高校時代、オフコース結成、ヒット曲、やっさん脱退、解散、それ以後。 小田和正やオフコースについて多くの人にインタビューした力作。600頁超えだが、作曲法とか楽器のマスター法のような方法論に全く触れてないのが殘念。プラスプライベートにも触れてくれたら完璧

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2023/12/11

鈴木康博と袂を分って以後、二人で会ったことはない、という事実にビックリ。また、小田さんによる名曲のいくつかが彼と過ごした時間や二人の関係性をモチーフにしたものであろうことも新鮮でした。これまで単に美しい旋律に添えられていた”女々しい”歌詞としてしか認識していなかったものが、当時の...

鈴木康博と袂を分って以後、二人で会ったことはない、という事実にビックリ。また、小田さんによる名曲のいくつかが彼と過ごした時間や二人の関係性をモチーフにしたものであろうことも新鮮でした。これまで単に美しい旋律に添えられていた”女々しい”歌詞としてしか認識していなかったものが、当時の出来事や背景を知ることで、そういうことだったのか、、と。 小田さんが歳を重ねて、変っていったことと変わらないこと。50代、還暦を超えてもなお、人々に求められる作品を作り続けるパワーに圧倒されます。

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2023/12/03

大作だ。600ページを超える。人一人の歴史はやはりこれくらいは必要なのだ。 初めて知ったことがいくつか。鈴木とともに栄光を落ちていた。そうなのか。親近感。。 しかしオフコースからの鈴木の脱退からもう40年。再結成して欲しかった。

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