言語学的ラップの世界 の商品レビュー
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日本語ラップのライムを、言語学・音声学から分析した音韻論がとても良い一冊。 語り口が平易で読みやすい。(一部、過去の小論をそのまま使った章もあるが、そこまでお堅い話ではない) 知り合いのラッパーにお勧めしておいた。 ルールを知ったうえで技量を磨いたライムが世にでてくる日が楽しみである。
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制約は想像の母である ルールがあってこそ表現が広がるということが、言語芸術であることがよくわかった。 何を評価する、批判するにしても歴史を学ぶことが必要ということも知れた。(ピカソの歴史を知ってると知ってないとで、鑑賞の楽しさや感じるもののおおさかが違うということも) 自分にとっ...
制約は想像の母である ルールがあってこそ表現が広がるということが、言語芸術であることがよくわかった。 何を評価する、批判するにしても歴史を学ぶことが必要ということも知れた。(ピカソの歴史を知ってると知ってないとで、鑑賞の楽しさや感じるもののおおさかが違うということも) 自分にとって言語は特別な教養であり、心酔できるよりどころであるが、 その正体は芸術に近いものとしれて納得できた 歌、言語 人間にしか追求できないこの二つの奥にあるのが、 絵画だったりするのかなとも思いました。
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韻を踏むことが母音だけじゃないということに驚いた。私は第3世代からなので、それ以前を聞いてみたい。 今回この本の中では音楽性が出て来ず、私の好きなヒップホップポイントが挙がらなくて少し残念に思った。言語学にフォーカスしているからしょうがないが、歌い方やバックサウンドもヒップホップ...
韻を踏むことが母音だけじゃないということに驚いた。私は第3世代からなので、それ以前を聞いてみたい。 今回この本の中では音楽性が出て来ず、私の好きなヒップホップポイントが挙がらなくて少し残念に思った。言語学にフォーカスしているからしょうがないが、歌い方やバックサウンドもヒップホップには非常に重要だと思う。
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日本語ラップの世界を言語学的に分析する本かと思って読んだら、言語学者がラップ愛を語る本であった。いや、これはこれで面白いけれど(笑)。
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ヒップホップ・ラップについて無知でしたが、おもしろかったです。出てきた曲をYouTubeで聴きながら読んだ。読んでいるうちにやりたくなって考えてみたけれど、全然言葉が出てこない。ラップを身近に感じられるようになるいい本でした。 あと、共著しあさんの曲も聴いてみて、ラップ色は薄いと思いますが「幸せですね」という曲にも出会えました。
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学生の頃に出会いたかったなぁ! 学問そのものへの興味だけでも学びは面白いけれど、他の興味と結びついた瞬間物凄い勢いで面白さが加速していくと思う。この本は正にそれだった!
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ゆる言語学ラジオから。 言語学の観点から見たラップ、というのが3分の1くらい。ここは学術的な面白さ。 3分の1はラッパーとの対談でここは言語学者がインタビューをしているけど中身は結構シンプルにインタビュー。ラッパー好きにはたまらん話なのかも。 あとの3分の1は川原先生本人のヒスト...
ゆる言語学ラジオから。 言語学の観点から見たラップ、というのが3分の1くらい。ここは学術的な面白さ。 3分の1はラッパーとの対談でここは言語学者がインタビューをしているけど中身は結構シンプルにインタビュー。ラッパー好きにはたまらん話なのかも。 あとの3分の1は川原先生本人のヒストリーとかラップに対する思い入れ、という感じかな。
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Dさんの対談を読めただけでも価値あるかも。元々ヒップホップが好き。違う角度から日本語ラップを紐解くのは興味深い。
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ラップを言語学、とくに音声学から分析した本……と言いたいところだが、言語学をラップから見た本とも言える。そのうえ、名だたるラッパーの想いや裏話も聞けるし、ラップの歴史もまとめられている。一石二鳥、いや一冊三帖な本。川原先生には学生時代に出会ってみたかった。
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第106回アワヒニビブリオバトル テーマ「音楽」で紹介された本です。ハイブリッド開催。チャンプ本。@水野ゼミの本屋 2023.12.5
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