日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか の商品レビュー
90年代半ばに社会人になったけど、 最初から現在に至るまでずっと医療業界なので、 不況の影響をあまり感じた事がなくて、 そういう意味では失われた30年もどこか他人事かもしれない。非正規で働きたいのに、正社員になってくれって勤務先から頼まれる状態だったから。 仕事って言われると、...
90年代半ばに社会人になったけど、 最初から現在に至るまでずっと医療業界なので、 不況の影響をあまり感じた事がなくて、 そういう意味では失われた30年もどこか他人事かもしれない。非正規で働きたいのに、正社員になってくれって勤務先から頼まれる状態だったから。 仕事って言われると、 自分の時間を差し出して対価として給料を頂ける、 というイメージで、 SONYやPanasonic・任天堂の黎明期の様な、 皆がやる気に満ちてエネルギッシュで、 という様な職場は思い描けない。 労働者が工場の部品の様に扱われて、困っている人を助ける余裕もないのは本当に心が痛む状況だけど、 不平を言ったら「代わりはいくらでもいるんだぞ」って言われてしまうイメージ。 かと言って、飛び出して起業して自分らしい働き方をしている成功イメージも描けない。 偶然だけど、この一週間で 「1 on 1ミーティング」 「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」 「ヒポクラテスの悲嘆」 を続け様に読了。 いつもながら手当たり次第の無節操。 本書も併せて、一人一人は皆違う、誰も他の誰かにはなれない、だから批判も批評もしたりされたりせずに語り合おう、そしてそれぞれの成長を目指そう。 でも上手く適応出来ないと二度と社会に戻れずに引きこもりになってしまいそうで怖い、という気分になってしまっている。 最後に。 賃金も大事だけど、時間に融通がきく方が大事、という価値観を持っている人もいるし、サポートに回る事にやりがいを感じる人もいると思う。賃金での比較が絶対ではないと思うし、ブータンの様に幸福を指標としている国もある。賃金比較が容易、という面もあるんだろうけど、日本独自の満足を追求するのもありかと思う。
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【人をコストと見てしまった日本経済の失敗】 (1)日本企業で「熱意あふれる社員」は6% だが、それは仕方のないこと (2)人件費削減思考が日本の社会を停滞させた (3)「無駄な仕事」を見直さないと未来はない もし、仕事にやる気がなくてもそれは自身のせいではない。やる気をなく...
【人をコストと見てしまった日本経済の失敗】 (1)日本企業で「熱意あふれる社員」は6% だが、それは仕方のないこと (2)人件費削減思考が日本の社会を停滞させた (3)「無駄な仕事」を見直さないと未来はない もし、仕事にやる気がなくてもそれは自身のせいではない。やる気をなくした原因は、歴史的背景や会社の仕組みに問題がある。それを理解した上で、これからをどう生きるか、どう仕事に取り組むかが重要であると感じた。 自身の会社の中で、「この資料作り意味ない…」「上司はちゃんと評価してくれてるのか?」など、ちょっとした違和感は大事にしたい。そして自分が上司になり、人を管理する側になった時、その違和感を払拭できるような人でありたい。
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「日本の衰退」、日本のGDPは2025年世界5位から今年は一気に下落することは間違いない。それは多くの日本企業の誤った経営(3つの削減:雇用・設備・債務)から競争力を失い、賃金の低迷化を招き、生産能力減退など経営者層は労働力減退「やる気」を抑え込み、かろうじて息継ぎしている状態に...
「日本の衰退」、日本のGDPは2025年世界5位から今年は一気に下落することは間違いない。それは多くの日本企業の誤った経営(3つの削減:雇用・設備・債務)から競争力を失い、賃金の低迷化を招き、生産能力減退など経営者層は労働力減退「やる気」を抑え込み、かろうじて息継ぎしている状態になっているからだ。欧米諸国との比較でも3〜5倍もの給与格差と社員投資においては日本は米国の60分の1ほどしかないという有り様は経営層の「経営能力不足」とでもいうべき段階にある。これは政治家においても同じで変化を嫌い現状維持を貫こうとする老害状態であり、世代交代がスムースに行われていない状態とも見るべきである。よって本書にもあるが自己のスキルアップはもちろん、企業経営の改革改善、さらに世界へ飛び出す勇気を持ったアントレプレナー的世代が出てくることを期待したい。 本書からの抜粋:2021年から2023年のおける年収の差 ・日本の小売業の平均給与:¥351万円 ・上場企業の平均給与:¥605万円 ・ファーストリテイリング平均給与:¥959万円 ・Googleジャパンの社員平均給与:¥1543万円 ・米国アルファベットの平均給与:¥3500万円
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「日本が先進国から脱落する日―“円安という麻薬”が日本を貧しくした!!」、「プア・ジャパン―気がつけば「貧困大国」、「中流危機」参照。 以下、引用 第1章「安い賃金の国」への転落 【本章のまとめ】 賃金は過去30年間で12.5%しか上がっていない! 韓国にも抜かれた日本の賃金...
「日本が先進国から脱落する日―“円安という麻薬”が日本を貧しくした!!」、「プア・ジャパン―気がつけば「貧困大国」、「中流危機」参照。 以下、引用 第1章「安い賃金の国」への転落 【本章のまとめ】 賃金は過去30年間で12.5%しか上がっていない! 韓国にも抜かれた日本の賃金はアメリカの半分強、OECD38ヵ国中25位 人件費削減が目的の偽りの成果主義がやる気を蝕んだ 「安い賃金」をもたらした低い労働生産性は日本製品が「安い」から 「安い」のは独創的な機能や魅力的なデザインを製品に盛り込めないから その元凶も会社員のやる気をくじく「安い賃金」にある 第2章「脅しの経営」の弊害 【本章のまとめ】 会社の都合で異動や転勤を命じられる日本企業の「メンバーシップ型雇用」 それでも社員がやる気を維持できたのは終身雇用神話があったから 1997年の金融危機以降、企業はリストラを推進、終身雇用は崩壊した 独自アンケートでは「私の会社は減点主義ではない」と確信できた社員は4割 仕事を無理強いし、できなければ減点する「脅しの経営」がやる気を蝕む 第3章 コストカッターの罪 【本章のまとめ】 日本企業の教育・研修費の割合はアメリカ企業の20分の1 英・独の企業と比べても10分の1、しかも年々減っている 設備投資、研究開発費も欧米企業に比べると見劣りする 人を育てず、モノにも技術にも投資しない日本企業の競争力は失われ、人への投資がさらに細る悪循環に陥ってしまった 第4章「無駄な仕事」まん延と、自主性・成長機会を奪う「マイクロマネジメント」 【本章のまとめ】 「無意味な書類提出や報告」「会議のための会議」など今も増え続ける「無駄な仕事」 背景には社員の裁量・自主性を縛る上司の過干渉、マイクロマネジメントがある 「無駄な仕事」が労働生産性を低迷させ、それがやる気を失わせる悪循環から脱却しなければ明日はない ●EH(Employee Happiness)の活用やCHO(Chief Happiness Officer)の新設などアメリカ企業の取り組みは、データを駆使して社員の思考・感情への理解を深め、科学的な知見も活用しつつ社員の労働生産性をいっそう高めようとする最新の動きだと言えるでしょう。これに対して残念ながら、多くの日本企業ではこれまで社員の幸福度などあまり考慮されてきませんでした。誰のためにもならない無駄で無意味な仕事のまん延はその帰結です。
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書評で気になって購入したものの放置していたが、たまたま著者が報道番組にゲスト出演していて、本書の内容も取り上げられていたので、取り出して読み直してみた。(途中までは読んでいたのだが、なぜか途中で挫折して読破できていなかった) 著者は少し年齢が上だが業種は違うものの同じ年に社会人に...
書評で気になって購入したものの放置していたが、たまたま著者が報道番組にゲスト出演していて、本書の内容も取り上げられていたので、取り出して読み直してみた。(途中までは読んでいたのだが、なぜか途中で挫折して読破できていなかった) 著者は少し年齢が上だが業種は違うものの同じ年に社会人になったこともあってその後の企業や社会の変化という点で共感というか同じ視点で見ていることが多く、まさに自分の社会人人生をなぞる様で妙に懐かしく感じた。そういう意味でほとんど肯定的に受け入れられたのだが、最後の提言を日本の企業が受け入れて、我々が社会人になった直後の様な世界に伍する輝きを取り戻すのは無理だろうと思う。提言の方向がずれているのか、提言自体は正しくてもそれを受け入れることが難しいのか、評価は難しい。本書に書いているある意味ミクロなことはすべて正しく、日本の企業経営者はこのことに耳を傾けるべきとは思う反面、経済や社会には著者や我々に見えていることとは別のもっと大きなマクロの力が働いていて、それに抗うことはできないのではという諦めに近いものとが同居しているという不思議な読後感である。私自身が当事者意識の欠けた一種の責任転嫁(どこへかも不明という)なのかも知れないが。
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発売当初から気になった一冊。 大きく四つの章となっている。 【安い賃金の国】 【脅しの経営】 【コストカッター】 【無駄の仕事と自主性、成長機会を奪うマイクロマネジメント】 どれも身に覚えのあるものばかり。。。。 この本を多くの人が読む事で日本が輝きを取り戻す事を期待したい。
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うちの会社だけではなかった。 やる気がなくなる理由は「給料が上がらない・低い」「忙しすぎる」「正当に評価されない」など。 それは日本が30年かけて安い賃金の国へと変えてしまったことが原因の一つ。 社員をコストとして削減する方向に走り、成果主義、安い製品作成による独創性・付加価値欠...
うちの会社だけではなかった。 やる気がなくなる理由は「給料が上がらない・低い」「忙しすぎる」「正当に評価されない」など。 それは日本が30年かけて安い賃金の国へと変えてしまったことが原因の一つ。 社員をコストとして削減する方向に走り、成果主義、安い製品作成による独創性・付加価値欠如、減点主義の脅し経営によるやる気を蝕んできた。 人を育てられず、投資できず、上司は部下を信用できずにマイクロマネジメントを行うことで無駄な仕事が蔓延する。 救うためには、「社員に報い社員に投資すること」「社員を信じ加点主義で評価すること」「起業家タイプのイノベーターに活躍の場を与えること」 124冊目読了。
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日本企業が輝きを取り戻すための3つの提言 1社員に報い社員に投資する 2社員を信じ 加点主義で評価する 3 企業家タイプのイノベーターに活躍の場を 日本の企業 会社には 元気がないと感じている それは一部の 企業人たちでははないのかと思っていた 本書を読んで どうやら...
日本企業が輝きを取り戻すための3つの提言 1社員に報い社員に投資する 2社員を信じ 加点主義で評価する 3 企業家タイプのイノベーターに活躍の場を 日本の企業 会社には 元気がないと感じている それは一部の 企業人たちでははないのかと思っていた 本書を読んで どうやら 多くの会社全体に 問題があることがわかった 給与面待遇面 やる気きが起こらない原因は一つではないようだ 日本の 企業の賃金は上がらない 脅しの経営で 社員を追い詰める コストカット 人材が育たず 競争力が損なわれる 無駄な仕事の 蔓延と 自主性 成長機会を奪う マイクロマネジメント
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米国はemployment at willであって、企業には解雇する自由がある。 雇用が流動的だからこそ、企業は有能な社員を厚遇する。基本的に転職しないと給与はあまり上がらないから、社員は自己の能力を最大限に伸ばし、転職に備えようとする。 本書は、日本の病的な法制度に対する問題提...
米国はemployment at willであって、企業には解雇する自由がある。 雇用が流動的だからこそ、企業は有能な社員を厚遇する。基本的に転職しないと給与はあまり上がらないから、社員は自己の能力を最大限に伸ばし、転職に備えようとする。 本書は、日本の病的な法制度に対する問題提起が全くない。企業経営者だけを責めるのはいささか酷であろう。 経営者は安い給料で働く社員に依存し、社員は無意味な仕事をやっていても給与を払う会社に依存している。マッカーサーは日本人の精神年齢は12歳だと言った。現在も、もたれあいを良しとする日本人の精神構造は変化していない。
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日本の経済の停滞について語る本は、今、多いよねぇ。実際、もうダメなんじゃない?という気はするし。俺が読んだ印象としては、日本の経済がダメになっているのは、企業の経営層がコストカット、賃金カットとマネジメントを勘違いし、結果として働く人がやる気を失ったという話だ。 説得力はあっ...
日本の経済の停滞について語る本は、今、多いよねぇ。実際、もうダメなんじゃない?という気はするし。俺が読んだ印象としては、日本の経済がダメになっているのは、企業の経営層がコストカット、賃金カットとマネジメントを勘違いし、結果として働く人がやる気を失ったという話だ。 説得力はあったし、実際そういう側面はあるのだろう。ただ同時に思うのは、そういう組織にしてしまっているのは経営層に含まれない会社員を含めた、日本人的なありかたなのではないか、ということだ。 上に従っていれば大丈夫、上の言う通りしていれば、悪いようにはならない。どうしても上に頼る気持ちが日本人は強いんじゃないかなあ、なんてことは思うのだ。だから、カットされる側の社員自身が、それを正統だと思い込んでしまう。その中で必死に頑張って上に行ったとしても、同じことをやるだろう。もはやそれでは通じない、という状況に、今なってしまったのだろうな。 そこで問われるのは、マネジメント層とか経営層と言われる人の言われるままに動くのではなく、自分はどうしたいのか、どうすればいいのか、そこを考えらえるようになる力だ。自分自身、どこまでそういう力があるのか、疑わしいところはあるわけでさ。だからこそ、学んだり、人の話を聞いたりして、力をつけないといけないんだよね。
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