ルポ 路上生活 の商品レビュー
『ルポ路上生活』 2024年6月4日読了 筆者の経験をもとに書かれた作品が好きで、定期的に読んでしまう。 今回はホームレス(路上生活者)となった数か月間の記録をもとに書かれている。 以前、坂口恭平氏の『TOKYO0円ハウス0円生活』を読んでいたこともあり、ホームレスの方々が食...
『ルポ路上生活』 2024年6月4日読了 筆者の経験をもとに書かれた作品が好きで、定期的に読んでしまう。 今回はホームレス(路上生活者)となった数か月間の記録をもとに書かれている。 以前、坂口恭平氏の『TOKYO0円ハウス0円生活』を読んでいたこともあり、ホームレスの方々が食うに困らない生活をなさっていることは知っていたが、東京における炊き出しの多さに驚いた。毎日どこかで炊き出しが行われており、1日に7食食べることだって可能なほどだ。食べるものを選り好みする余裕もある。 衣食住のうち「食」は、そこまで困らないようだし、炊き出しの際に現金をもらえる場合があるのを聞くと「衣」も何とかなりそうである。となると一番大変なのは「住」だ。屋内でさえクーラーがないと眠れない真夏に、電化製品のない屋外で暮らす厳しさは想像に難くない。また基本的に新規で家を作ることができないため、日々寝床を作り、撤去してを繰り返すのも大変そうであった。 わたしたちは自分が知らない生活スタイルのことは、とことん知らないし、予想もつきにくいのだなと改めて思った。でも知ることによって、自分とは異なる生活スタイルへの誤解が解けたり、誤った印象をもったりすることがなくなる。筆者の國友氏は自分の身をもって路上生活の現実を教えてくれた。大変興味深い一冊だった。
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「ホームレスはかわいそう」という、なんとなくのイメージしかなかったが、この本によって大きく見方が変わった。支援者が多くいるために食料には困っていない、仕方なくこの生活をしているわけではなくあえて選んでいる、暮らす場所によって様々な生活の形があるなど、学ぶことは多かった。ルポ本なので仕方ないが、著者による考察などがあると、一層よい本になったのではないかと思う。
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著者が抱いた疑問、僕も持っていた。ホームレスらしき人たち、冬の寒さなどどうやって凌いでいるのか不思議でしょうがない。疑問に答えてくれる本、読まずにはいられない #ルポ路上生活 (文庫) #國友公司 23/11/17出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい...
著者が抱いた疑問、僕も持っていた。ホームレスらしき人たち、冬の寒さなどどうやって凌いでいるのか不思議でしょうがない。疑問に答えてくれる本、読まずにはいられない #ルポ路上生活 (文庫) #國友公司 23/11/17出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3R1nw0o
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