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あおのたつき(十二) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2025/08/06
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遊女の生活は大変では済まされないほど大変だろう。けど、どんな仕事でも、どんな人生でも、それぞれに地獄を持っているもの。 『苦界はひとつではない 人の数だけある そこに落ちている者にしかわからない』という猪吉の言葉に頷いた。 物語としては好きなので評価は高いままなのだけど、夕顔はどうにも好きになれない。猪吉も悪いところがあった。濃紫が頼った時、たとえ自分が振り向いてもらいたいからなどの邪な理由であったとしても(猪吉がそういうタイプの人間ではなさそうな事は別として)、協力してくれていたら、濃紫はそもそも死ななかったかもしれない。コウさんもあおさんがずっと想っている事を生きているうちに知る事が出来たかもしれない。ので、あまりふたりが好きでない。 口直しのようにおじいさんと孫の話が入り、愛らしい(怒られそうだ)怒宮司のお姿も拝見出来たのでよかった。そっちはいい話だった。

Posted byブクログ

2024/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夕顔も良くなかったが、お針子さんも浅慮だったと思う。 夕顔だけがここまで言われるのは気の毒だ。 好きでしている訳もなく、辛い仕事なのは分かるが 仕事でお金を貰っているのに職務を果たさないのはいくらなんでも良くない。 よく男は諦めず怒りもしないものだ。 自分の意思で辞められる仕事ではないから辛いけれど 逃げ回って怒らせてお金が貰えなくなったら いつまでも借金地獄だ。 それともお茶を挽きながらできるだけ 猪吉の側にいたいのだろうか。 あおさんのこと、 猪吉は自分が手助けしていればこんなことに なっていなかったかも、と思えばそれは心残りにもなる。 一度寝れば良い訳もないのに、無理矢理猪吉を説き伏せ 今後も世話をしろという遣手はどうにも酷い。 夕顔も無理強いをすることが自分が客にされて嫌なことと同じだというのに、虚しいだけだ。 自覚があるだけに余計である。 あおさんと話す事でふっきれて良かった。 おじいちゃんとお孫さんの話もシンプルに良かった。

Posted byブクログ