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数学者の朝 の商品レビュー

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2024/01/06

文学ラジオ第136回紹介本https://open.spotify.com/episode/7uz3SapBasYvO26ZloQeSx?si=3fa86844657841f8 「一文字の辞典」のときはユーモアがあったが、今回は詩がもつ世界に旅立っていくような印象があった。 鋭...

文学ラジオ第136回紹介本https://open.spotify.com/episode/7uz3SapBasYvO26ZloQeSx?si=3fa86844657841f8 「一文字の辞典」のときはユーモアがあったが、今回は詩がもつ世界に旅立っていくような印象があった。 鋭い言葉が多く、1文だけで世界が反転したり、深い部分に入っていくような詩もあった。 詩集全体としてのまとまりはまだ見えてこないが、五部構成で、それぞれの部に良さがある作品 キム・ソヨンさんの旅を後追いしている感覚で読めて楽しかった。 すごい良かった。 最初、第一部の詩が難しいと思っていたけど、姜信子さんのあとがきを読んだら、キム・ソヨンさんに親近感を持てて、そこから詩の世界に入っていけた。 ただ、はっとするような詩があれば、入っていけなかった詩もあった。 「一文字の辞典」は読んですぐ楽しめたけど、この詩集はわからない詩もあったから、読む度に発見して長く楽しめそう。

Posted byブクログ